-いろはの音楽の部屋- 自分のためだけの音楽コーナーですが、よろしかったらご覧ください。春が来たというのに、体調がすぐれず、こんな時に思うのがこの音楽。病気のたびに思い浮かべる「感謝のうた」。ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第15番 イ短調特に、その第3楽章は、「病より癒えたる者の神への感謝のうた」という標題で知られています。心洗われる、荘重で美しいコラール。アンダンテでは、「新しき力を感じつつ」とあり、新鮮で清らかな音楽となります。そして、「最も深い情緒をもって」感謝の歌が変奏拡大され、崇高な情感をたたえて静かに終わります。第4楽章から第5楽章では、生き生きと清新溌剌な音楽が展開されます。第5…