櫻井孝宏、婚姻関係は「そのまま」! 宮野真守が離婚【2023年声優界5大ニュース】(2024/01/01 12:00)|サイゾーウーマン
2023年もいろいろありました……

櫻井孝宏、婚姻関係は「そのまま」! 宮野真守が離婚【2023年声優界5大ニュース】

2024/01/01 12:00
勅使河原みなみ(ライター)
写真ACより

 本業はもちろん、ドラマや映画、バラエティ番組にも顔出し出演するなど、アニメファンのみならず、一般層にも名前が知られるようになってきた声優たち。かつては“裏方稼業”とされていたものの、最近はいちタレントとして、週刊誌の一面を飾る機会も多くなり、2023年もさまざまな声優たちが話題を振りまいた。

 この記事では、声優業界関係者の間で注目された5大ニュースを振り返っていく。

目次

(1)櫻井孝宏に“文春砲”の追撃! 妻との婚姻関係は「そのまま」
(2)鈴木達央、アイムエンタープライズから独立! オファー減が原因か
(3)池田純矢の逮捕で『あんスタ』天満光役が小林大紀に変更
(4)離婚公表の宮野真守、独身でも「ヘタな遊び方はしない」
(5)40代男性声優、複数名が“健康面の不調”を訴える

櫻井孝宏に“文春砲”の追撃! 妻との婚姻関係は「そのまま」

 22年9月、ニュースサイト「文春オンライン」のスクープで既婚者であることが明らかになった櫻井孝宏は、翌10月にインターネットラジオ番組『P.S.元気です。孝宏』(文化放送超!A&G+)を担当していた放送作家・A子さんとの10年不倫が発覚。23年1月には、“文春砲”の追撃を食らい、新たにアニメ業界で働くB子さんとの15年不倫も明るみになった。

 なお「文春」は、櫻井がB子さんに送った“卑猥メール”のスクリーンショットも複数枚公開。ネット上では絵文字や顔文字の使い方に注目が集まり、“おじさん構文”だとネタにされてしまった。


「そんな櫻井は、3月31日をもって所属事務所・インテンションを退所し、フリーで活動していますが、現状、仕事量はあまり減ってはいないそうです。そもそも彼は、出演作品の派生イベントなどにはあまり出演していなかった。アフレコ仕事はそつなくこなしているだろうし、降板をまぬがれた7~12月放送のアニメ『呪術廻戦』第2期(TBS系)の夏油役も、引き続き評価は高い。これまで通り第一線で活躍を続けるのではないでしょうか」(制作会社関係者)

 なお、前出の関係者によると、元声優の妻との婚姻関係も「そのまま」だという。


鈴木達央、アイムエンタープライズから独立! オファー減が原因か

 21年7月、櫻井と同じく「文春」に、20代の女性ファンとの不倫を報じられた鈴木達央は、アニメ『東京リベンジャーズ』(テレビ東京系)の龍宮寺堅役をはじめ、複数のレギュラーを降板。また、体調不良により活動を休止し、12月に一部活動を再開し、翌年3月に本格的に復帰した。

 それから約1年半後の23年10月に、20年以上所属したアイムエンタープライズからの独立を発表。その際公開した声明文では「自身の今後を考え話し合いを経て双方納得の上で退所・独立という新たな挑戦へと踏み出す決断に至りました」と、経緯を説明していたが……。


「あくまで推測ですが、不倫騒動の余波で、仕事のオファーが減ったことも、独立の要因ではないでしょうか。また、鈴木はもともと気難しいところがあり、素行も悪く、扱いづらい声優の1人だった。事務所サイドとしては、今回の一件は、彼を手放すことができる絶好のタイミングでもありました。しかし、不倫発覚時にすぐ鈴木を切らず、きちんと事後対応を行ったところは、素晴らしいと思います」(同)

池田純矢の逮捕で『あんスタ』天満光役が小林大紀に変更

 10月30日、スマートフォン向けの男性アイドル育成ゲーム『あんさんぶるスターズ!!』(以下、『あんスタ』)で天満光役を務め、19年7~12月放送のアニメ(TOKYO MXほか)やキャストライブにも参加した俳優・池田純矢が、特殊詐欺の「受け子」役をしたとして、同26日に逮捕されていたことを所属事務所・バールが公表。同社は27日をもって池田との契約を解除したという。

 『あんスタ』公式サイトでは、11月15日に担当声優変更が告知され、それに伴い、一時的にゲームアプリの天満のキャラクターボイスは無音化されることに。一方で、すでにYouTubeやXなどで公開されているミュージックビデオやライブ映像などは「アーカイブ扱い」とし、削除や非公開、販売停止などは行われず。ネット上のファンは、池田の天満ボイスが残ることに安堵していた。

 大きな衝撃が走ったこの騒動だが、業界関係者は以下のように懸念する。

「以前はマネジメント力の高い声優事務所だけで仕事を回していましたが、今では聞いたことのない事務所が乱立。また、アプリゲームでは本業以外のタレントを起用することも多く、『声優』になること自体のハードルが低くなりつつある。一方、声優業だけでは食べていけず、バイトをしながら活動している者もたくさんいるんです。こうした業界の状況から、今後、こうした声優の不祥事が増えていきやしないかと心配しています」(同)

 なお、12月14日、『あんスタ』運営側は天満役を小林大紀が担当すると発表している。

離婚公表の宮野真守、「ヘタな遊び方はしない」

 年の瀬の12月20日には、人気声優・宮野真守が08年12月に結婚した一般女性との離婚を公表。元妻はニュースサイト「NEWSポストセブン」の取材に応じ、宮野は多忙のため「物理的に家庭に費やす時間がありませんでした」「私や子どもを大切にしなくなったというわけではありません」と、“円満離婚”であると説明している。

 なお、25歳で結婚した宮野は現在40歳。今後は独身を謳歌すると思われるが、「もともと“見られること”への意識が非常に高く、近年は俳優やタレントとしても活躍しているだけに、ヘタな遊び方はしないと思います」(同)とのこと。

40代男性声優、複数名が“健康面の不調”を訴える

 そのほか、23年は「複数の40代男性声優が健康面の不調を訴えた」(同)という。

「10月25日に平川大輔が突発性難聴による休養を発表しました。11月10日には、吉野裕行が具体的な病名などは伏せつつ、ステロイド治療を開始したことを報告し、12月8日には、諏訪部順一も『健康上の理由』で今年1月から休業に入ることを公表。長年第一線で活躍してきた彼らだけに、忙しさのピークが落ち着いた今、体にガタが来たのではないでしょうか。個性的で素晴らしい技術を持つ声優ばかりなので、きちんと治して長く声優活動を続けてもらいたいです」(同)


勅使河原みなみ(ライター)

独自に集めた情報をもとに、声優に関する記事を執筆しているライター。好きな食べ物は浸し豆。

最終更新:2024/01/01 12:00
今年は大きなスキャンダルがないことを祈ります