キンプリ・平野紫耀、王子様路線は「恥ずかしかった」発言が物議――過去に語ったアイドル業の葛藤(2023/04/23 08:00)|サイゾーウーマン
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キンプリ・平野紫耀、王子様路線は「恥ずかしかった」発言が物議――過去に語ったアイドル業の葛藤

2023/04/23 08:00
サイゾーウーマン編集部
キンプリ・平野紫耀、王子様路線は「恥ずかしかった」発言が物議――過去に語ったアイドル業の葛藤
雑誌での発言だから、どこまで平野自身が発した言葉かわからないよ……(写真:サイゾーウーマン)

 5月22日をもってグループを脱退し、ジャニーズ事務所からの退所も表明しているKing&Prince・平野紫耀。現在、そんな平野の雑誌での発言が、ファンの関心を集めている。平野はCDデビュー当時、周囲から「王子様」という扱いを受けていたことを振り返る中で、「正直恥ずかしかった」「危機感を感じてました」などとコメント。ネット上では、否定派と擁護派の意見が入り乱れている状況だ。

 事の発端となったのは、4月19日発売の「TVガイド」4月28日号(東京ニュース通信社)に掲載されたインタビュー。平野は「シンデレラガール」(2018年5月発売)がデビュー曲に決まった背景や、リリース後の仕事などについて回顧している。

「『シンデレラガール』は、平野が出演した連続ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)の主題歌。ミュージックビデオや音楽番組では、王子様風の煌びやかな衣装を身にまとい、王道のアイドル路線、王子様系グループとして、デビュー後も多くのファンを獲得していきました」(ジャニーズに詳しい記者)

 一方、平野は前述の「TVガイド」内で、「当時はどこへ行っても『王子様』と言われて、正直恥ずかしかったし、危機感を感じてました。本人がいちばん『王子様』なんて自覚してないのに、大丈夫なのかなって(笑)」(原文ママ、以下同)と本音を吐露。“曲の影響力”の大きさを感じ、「自分たちのやりたいこと」をセルフプロデュースしていく上で、勉強になった……とも語っていた。

 特に問題になっているのは、前半の「(『王子様』と言われるのは)正直恥ずかしかったし、危機感を感じてました」という部分。ネット上では一部ジャニーズファンから、「こんなことを言い残してグループを去っていくのは、ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)に対する冒涜だと思う。ダサすぎる」「恥ずかしかったって何? 平野の言葉はキラキラ王子様路線でデビューを目指している後輩にも失礼だしひどい」「自分が応援するタレントにこんなことを言われたらショックで立ち直れない」「王子様路線とかが嫌になったから辞めるんだろうな」とシビアな反応が寄せられ、物議を醸している。


 しかし、対照的に「平野の発言は『王子様』と言われるのが“気恥ずかしい”って意味じゃないの?」「別に王子様路線を否定しているわけではないと思う」「自分と世間のイメージとは乖離があるっていうことじゃないの?」「本人も『王子様なんて自覚してないのに大丈夫なのかな』と言っているし、自分はマイナスな意味だと感じなかった。言葉のチョイスの問題かな」「『シンデレラガール』を大切にしていたことは伝わっていたし、間違いなくアイドルを全うしてくれてた」と平野を庇うコメントも少なくない。

 また、「平野は前から『王子様の自覚はない』と言っていた」「デビュー当時から『自分は王子様と言われるような人じゃない』っていう謙遜した言い方をしてた」との指摘も。例えば、彼は18年10月5日放送の『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME ~時が奏でるリアルストーリー~』(フジテレビ系)の中で、アイドルという職業に関して正直な思いをこぼしていた。

 雑誌の撮影のため、“うさ耳”をつけていると、「俺は21(歳)になってもこういうことをするのか……いくつまでこれするんだろ、俺?」とボソリ。スタッフが「35ぐらいまで」と返せば、「しんど!」と笑っていたのだ。そこで、密着取材をしていた番組スタッフが「『いつまでアイドルでこれやるのか』って言ってたじゃないですか。そういうふうなこと考えるんですか?」と質問。

 すると、平野は「考えますね。本当俺、アイドル向いてないんですよ」「歌ったり踊ったりするのは楽しくて、好きですけど。やっぱりアイドルって、それだけじゃダメじゃないですか。胸キュンのセリフを言ったりとか。めっちゃ苦手なんですよ、俺」「わりと僕、漢らしい人にあこがれてたり。『漢らしいね』と言われるほうなんで。うさ耳、漢らしい人するのかな? みたいな」などと葛藤を告白していたのだ。

 さらに、スタッフが「王道のアイドル」と呼ばれることに対して話を振ると、「言ってくださいますけど。そんなことはございやせんよ。ハハハ(笑)」と照れた表情を見せていた。


 なお、平野は以前にも“王子様”のイメージを覆すような方向性を目指していたと明かしている。21年5月リリースのシングル曲「Magic Touch」は、世界的なダンサー、メルビン・ティムティムが振り付けを手掛け、ダンスが印象的な1曲となり、王子様路線からの脱却に成功。『シューイチ』(日本テレビ系、同16日放送)のインタビューでは、「僕ら、結構ダンスレッスンとかも週1でやってるんですけど、『それを生かせる場所がなかなかないね』っていうのと。あとやっぱ、世間の皆さんに『王子』っていう印象を持っていただいているのはスゴくうれしいんですけど、ちょっと払拭したいっていうのもあって、今回やらせていただきましたね」と解説した。

 翌日放送の『ZIP!』(同)でも、平野は「いままで結構、『王子様』って言ってくださってる方々が多くて、『それをいい意味で払拭したいね』っていうことが話し合いで出て、『これ、全然王子感ないね』みたいな。っていうふうに思っていただけるとうれしい」と述べていた。

「平野はデビュー当時から、本来の自身のキャラクターと、グループの“王子様路線”とは乖離しているという旨の主張を続けてきました。『TVガイド』で本人が『大丈夫なのかな』と思っていたと打ち明けている通り、周囲やファンの期待に応えられるかという不安から、抵抗感を抱いていたのかもしれません。グループ脱退が1カ月後に迫り、メンバーの一挙手一投足に注目が集まる時期だけに、一部のアンチなどが過剰に反応してしまったのでは」(同)

 平野を含め、同日にグループを離れる岸優太、神宮寺勇太も今後の具体的な活動に関しては明言していない。5月23日以降、平野は芸能活動を続けていくのか、それとも別の道を歩むのか、果たして……。

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最終更新:2023/04/23 08:00
脱王子様路線でダンスを評価されたことは確かだもんね