2020年10月 - 不自然
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『科捜研の女 season20』 その2

第二話


1:
今回もそつない作りで、安心して観ていられます。
ちょっと可能性が低そうな犯行手段もありますが、まぁ、許容範囲内。

今回のゲストが村田雄浩で、何の特技も無い中年男迫田茂夫役。
気弱そうな雰囲気満点でさすがです(^^♪。


2:
次回も観ます。






タグ 沢口靖子 風間トオル 斎藤暁 渡部秀 山本ひかる 若村麻由美 内藤剛志 村田雄浩 金田明夫






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『相棒19』 その3

第三話


1:
今回も捜査と思考で事件解決(^^♪。
そして右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、今回の事件の関係者酒井(山本浩司)よりも思慮深い。

特命係の右京と亘の有能さと冷静沈着振りを際立たせるためなんでしょうが、
捜査一課や捜査二課の捜査員が感情的過ぎ。

それと、各課の縄張り意識と排他的精神が強過ぎるんじゃないでしょうか?
ただ、『ドクターX』に描かれている私大附属病院の利益優先や学部内政治は大袈裟じゃない様なんで、
このドラマ始め警察物での描き方は、実際、誇張が大き過ぎないのかもしれません。

このドラマも完璧ではありませんが、それでも右京は有能、冷静沈着、誰にでも分かる正義重視。
出世も忖度も警察の正義という面子も興味無し。
脚本の骨格がしっかりしているので、観ていて不快になりません(^^♪。


2:
ハイ、次回も観ます。






タグ 水谷豊 反町隆史 仲間由紀恵 森口瑤子 川原和久 山中崇史 小野了 山本浩司 山西惇






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横山秀夫サスペンス 『沈黙のアリバイ』

○放送
2020年10月26日、
月曜日、午後8:00~9:54
TV東京系


★評


1:
容疑者湯本直也を演じたのが忍成修吾
この人、悪役で意外と見るなぁ、2時間サスペンスで。

その湯本にいいようにあしらわれる島津正人刑事を演じたのが音尾琢真
この人も2時間サスペンスでよく見る気がします。

湯本の不気味さ、不可解さを演じる忍成修吾、島津の自己不信を演じる音尾琢真
良かったデス(^^♪。

その割にお話の方は、どうもねぇ、相変わらずの自供頼みで、
最後に解決するのは一人の超人的刑事(溜息)。
このドラマでは朽木泰正(仲村トオル)。

役者はいいんですが、どうも脚本が弱い。






タグ 忍成修吾 音尾琢真 仲村トオル 岸谷五朗






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『35歳の少女』 その3

第三話


1:
いやぁ、いいなぁ(^^♪。

時岡多恵(鈴木保奈美)、「なんでこんなになっちゃったんだろう?」と呟きます。
大人になって仕事と家庭の事で忙しくなると、考える時間が無くなっちゃいます。
「モモ」の時間泥棒に時間を盗られているのと同じ、らしい。
(→読んでないので、ハイ、「らしい」デス(笑))

多恵がこんな心が硬く、怖い人になったのは、ダンナの今村進次(田中哲司)と別れ、
自分で稼ぎ、時岡愛美(橋本愛)も育てるだけでなく、望美(柴咲コウ)のリハビリ(?)をしなければならなかったから。
それも多恵が愛未と望美を誰よりも愛しているから、進次と同じ位二人を愛しているから。

でもねぇ、無償の愛とか言っても、愛する方も人間だから弱い。
自信を無くすし、自分がやっている事を疑います。
人間だから間違う事もあります。
でも、その動機は、家族を愛しているから。

愛されている方がそれを認め、感謝するか?
言葉で伝えるか?
「ありがとう」の一言を伝えられるか?

一言半句の重さです。

このドラマでは望美が多恵にハッキリと言います(^^♪。
親にしてみれば、この一言だけで十分なんです。

子供の時は言えても、大人になってから言えない、言う機会が無い人が少なくありません。
私CYPRESSもその一人です((笑)と(^^;))。


2:
子供は、やはり、貴重、大切、愛おしい。
大人になると言えなくなる大事な事を言う純粋さがあるからです。
それを体現しているのが望美(^^♪。

そして毎回子供の素晴らしさを表す脚本、いいですね(^^♪。


3:
最後の望美が多恵に愛情と感謝を伝える場面。
お互いに見つめ合います。
それだけで、二人の愛と絆が十分分かるんですが、
柴咲コウ鈴木保奈美の目の表情の違いが素晴らしい(^^♪。
子供の目と大人の目にハッキリ分かれています(^^♪。
鈴木保奈美が大人の目で見つめるのは難しくないでしょうが、
柴咲コウの子供のいい意味での純粋無垢の目はかなり難しかったと思います。

鈴木保奈美柴咲コウ、二人共素晴らしい(^^♪。


4:
次回、見逃す訳にはいきません。
絶対観ます(^^♪。







タグ 柴咲コウ 鈴木保奈美 橋本愛 田中哲司 富田靖子 竜星涼 坂口健太郎 大友花恋







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『七人の秘書』 その1

★簡単な紹介

○放送
2020年10月22日~月日
木曜日、午後9:00~9:54
全回
TV朝日系

○スタッフ
脚本:中園ミホ、香坂隆史、林誠人
演出:田村直己、山田勇人、片山修
撮影:五木田智
照明:花岡正光
音楽:沢田完
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子
プロデューサー:大江達樹、浜田壮瑛、大垣一穂、角田正子

○出演
木村文乃……………望月千代、東都銀行常務秘書
広瀬アリス…………照井七奈、東都銀行頭取秘書
菜々緒………………長谷不二子、警視庁警務部秘書
シム・ウンギョン…朴四朗(パク・サラン)慶西大学病院院長秘書
大島優子……………風間三和、東京都知事秘書
室井滋………………鰐淵五月、家政婦
江口洋介……………萬敬太郎、ラーメン店「萬」店主、司法書士、陰の秘書軍団元締め

マキタスポーツ……望月一男、千代の兄

岸部一徳……………粟田口十三、財務大臣

橋爪功………………一原福造、東都銀行頭取兼会長
小林隆………………霧島和夫、東都銀行副頭取
杉田かおる…………鈴木二葉、東都銀行頭取第二秘書
藤本隆宏……………安田英司、東都銀行常務
とよた真帆…………安田幸世、英司の嫁
山崎樹範……………守谷正、東都銀行千代田支店店長

萬田久子……………南勝子、東京都知事
木下ほうか…………北島剛次、警視庁警務部長
大和田伸也…………西尾忠彦、慶西大学病院院長

黒木瞬介……………謎の男




★評


第一話


1:
優秀な人物が影の組織で悪を懲らしめる『必殺仕掛人』と同じ。
その報酬の少なさも同じ。

悪を懲らしめる爽快感や痛快感があるかと言うと、現在では無理、皆無。
やり方が賢くない。
頭を絞り出して合法的に、更に反撃出来ない方法で懲らしめないとねぇ。
江戸時代だったら…


2:
それでも、次回も観ますか。





タグ 木村文乃 広瀬アリス 菜々緒 シム・ウンギョン 大島優子 室井滋 江口洋介 マキタスポーツ 岸部一徳






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『科捜研の女 season20』 その1

★簡単な紹介

○放送
2020年10月22日~月日
木曜日、午後8:00~8:54
全回
TV朝日系

○スタッフ
脚本:戸田山雅司、櫻井武晴、他
演出:田﨑竜太、森本浩史
撮影:今西均
照明:東田勇児
音楽:川井憲次
ジェネラルプロデューサー:関拓也
プロデューサー:藤崎絵三、中尾亜由子、谷中寿成

○出演
沢口靖子…………榊マリコ、京都府警科学捜査研究所、法医研究員
風間トオル………宇佐見裕也、京都府警科学捜査研究所、化学担当
斎藤暁……………日野和正、京都府警科学捜査研究所、所長、文書鑑定担当
渡部秀……………橋口呂太、京都府警科学捜査研究所、物理担当
山本ひかる………涌田亜美、京都府警科学捜査研究所、映像データ担当

若村麻由美………風岡早月、洛北医科大学病理学科法医学教室、教授

内藤剛志…………土門薫、京都府警捜査一課、刑事、警部補
石井一彰…………神原勇樹、京都府警捜査一課、刑事、巡査部長
西田健……………佐伯志信、京都府警本部長
金田明夫…………藤倉甚一、京都府警刑事部長、警視




★評


第一話


1:
今シリーズで20年目だとか(@_@)。

手堅くまとまった脚本で、まぁ、いいです、悪くないです。
土門薫刑事(内藤剛志)も常に冷静で、その冷静さを瞬間失うのも容疑者が身勝手さ等を見せた時だけで、効果があります。
科学的に、論理的に、事故を捜査し容疑者を特定する過程は、大変好ましく、心地良い(^^♪。

流石、ドラマで調子いいTV朝日(^^♪。


2:
次回も観ます。






タグ 沢口靖子 風間トオル 斎藤暁 渡部秀 山本ひかる 若村麻由美 内藤剛志 西田健 金田明夫







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『相棒19』 その2

第二話


1:
仮想現実の中であろうが、現実の中であろうが、
やはり最強の武器はお金。

そう、社会や政治を動かしているのは産業なんですが、
その後ろにあるものの方がもっと強い。
それがお金でお金を扱っているのが、金融。
お金が無ければ戦争も出来ません。

6億くれると言われたら、殺人でもしちゃうかなぁ…?
3億だとビルを登るかなぁ…?
個人的には度胸が無いから出来ないね(笑)。
加西社長(石丸幹二)が言う様に勇気の無いやつは金儲けが出来ない。
だから私CYPRESSはビンボーである、納得(笑)。

第一話、第二話共に冷静な脚本で、お金の持つ力を見せつけ、中々良かったです。


2:
次回も観ます。






タグ 水谷豊 反町隆史 仲間由紀恵 森口瑤子 川原和久 山中崇史 小野了 石丸幹二 山西惇






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『呪縛 警視庁強行犯係・樋口顕』

○放送
2020年10月19日、
火曜日、午後8:00~9:54
TV東京系


★評


1:
内藤剛志が警視庁樋口顕刑事、斎藤暁が吉崎衛鑑識員?
『科捜研の女』の京都府警土門薫刑事と科捜研所長日野和正じゃん(笑)。

捜査する刑事達がやたらと感情的にならないのは最近の警察物の傾向で、
このドラマもそれに漏れず、好ましい(^^♪。

新聞記者遠藤貴子を演じたのは矢田亜希子で、まぁ、相変わらずの美貌(^^♪。


2:
お話は面白いし、役者も実力者揃いで、合格の出来です。
それでも気になるのが、話の複雑さ。
複雑過ぎて話が分からないんじゃないですが、
登場人物の言動や思いの対比として主題側人物と副題側人物がどうしても出て来ます。
この辺が現実感の無さで、嘘が目立ちます。

もう少し単純な話でもドラマになるんじゃないでしょうか?






タグ 内藤剛志 斎藤暁 矢田亜希子 かたせ梨乃 佐野史郎 榎木孝明 田中美奈子 川上麻衣子






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『もうひとつの江戸絵画 大津絵』

★簡単な紹介

東京ステーションギャラリー
2020年9月19日(土)~11月8日(日)

HP→ http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202008_otsue.html


★評


1:
大津絵は日曜美術館やなんでも鑑定団で何回か観たことあるんで、どんなもんかと、行ってきました。

最寄り駅が東京駅なんで、横浜市民の私CYPRESSには東海道線一本で行けて便利なんで、ハイ、これも理由です(笑)。


2:
久し振りに東京ステーションギャラリーなんで、いそいそと楽しみに行きました(^^♪、
が、
が、
が、
これは、ダメだ(溜息)。

ちょいと指先が器用で絵を描いても下手じゃないんでしょうが、
北斎、広重、写楽、歌麿には完敗(溜息)。
いしいひさいちやくみつるのヘタウマにもなっていません(溜息)。

日本美術には珍しく心に響くものが全くありませんでした(溜息)。






タグ 大津絵 いしいひさいち やくみつる






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『35歳の少女』 その2

第二話


1:
これは、これは、これは、
いいなぁ…(^^♪。

精神年齢10歳、生物学的年齢35歳、時岡望美。
演じるは柴咲コウ
歳の差25歳の外観と言動には違和感強烈ですが、実際に起きたらこうなるんだろうなぁ。
表情筋が緩み、無表情になる時が、中々いい(^^♪。

大竹しのぶは1979年、22歳の時に『あゝ野麦峠』で14歳から22歳まで(→だったはず)政井みねを演じ、
最初の14歳の場面ではどう見ても14歳で、ぶっ魂消たもんです(@_@)。
流石に35歳の外見では無理ですが、嘘を忘れさせる巧さがあります。

このまま行けば『35歳の少女』は柴咲コウの代表作になりますゾ(^^♪。


2:
このドラマの主題は大人。
大人になるって、自分勝手になること?
って望美が言ってます、いや言ってません(笑)。
でも、そう気付かせています。

例の事故の原因は自分が寄り道して、坂道で自転車で速く走ってみたかった、皆のせいじゃない、と家族に告げます。
そして望美が買ってきた豆腐を4人で食べます。
素直だし、自分の悪い事を認める勇気があります。
ある意味、とても子供らしい。
そして母の時岡多恵(鈴木保奈美)、妹の時岡愛美(橋本愛)、離婚した父の今村進次(田中哲司)の性格の違いがこの場面で分かります。
望美の素直さは父の進次から。
母の多恵の硬さは妹の愛美へと遺伝。

「私、大人になる」と精神年齢10歳の望美は最後に言いますが、
いい事でしょうか、悪い事でしょうか?
素直さ、優しさ、思い遣りを忘れずに知恵と知識を付けられればいいのですが、
そうは簡単に行かないのが、人の生。


3:
次回も絶対観ます(^^♪。






タグ 柴咲コウ 鈴木保奈美 橋本愛 田中哲司 富田靖子 竜星涼 坂口健太郎 大友花恋 大竹しのぶ






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『キワドい2人 ーK2ー 池袋署刑事課 神崎・黒木』 その6

最終話


1:
ふ~ん、まぁ、こんな所かぁ…
こういう粗筋は、よくあるんでねぇ…


2:
澤登哲也池袋署副署長を演じた六角精児は巧かった(^^♪。
あの目を使った最後の演技は、実感タップリ(^^♪。
流石です。
こう言う風に主要な脇役が重要な場面でやるべき事を確実にやるとドラマが引き締まります(^^♪。


★まとめ


1:
お話自体は、
どうもねぇ…
なんかよく観る話で、食傷。

それと、銃で人を殺し過ぎ(溜息)。
弾の入手が物凄く難しい日本では、あれだけ使うのは現実感喪失甚だしい。
失中する事を考慮に入れて、50発は用意しておかないと安心して(笑)仕事出来ませんからねぇ。
警察官でも大多数は射撃訓練を殆どやってないのと同じなんですから、完璧な仕事を目指すなら、
ハイ、50発は必要。


2:
それでも、
最後に六角精児がいい演技を見せてくれたし、
数年前に女優復帰した仙道敦子を久し振りに観れたから、失点を少々回復した、
ドラマでした。






タグ 田中圭 山田涼介 江口のりこ 八嶋智人 椎名桔平 六角精児 仙道敦子







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ドラマスペシャル『はぐれ刑事三世』

○放送
2020年10月15日、
木曜日、午後8:00~9:48
TV朝日系


★評


1:
ドンパチ無しの地味な作品。
殺人は起きますが凶器はナイフ。
それと階段から突き落とす。
「これ、どこでどうやって手に入れたんだ?」と疑問に思う凶器が出なくて宜しい。

犯罪を犯す人達の生い立ちも悲惨なんですが、悲惨過ぎなくて宜しい。
悲惨さを和らげているのが、同じく悲惨な体験をしたけど悲惨さに負けず優秀な刑事になった主人公浦安吉之刑事(原田泰造)。

大抵の刑事物では主人公の刑事の上司はそれなりに有能で実績を上げている様な素振りの脚本なんですが、
実際には経験と知識から生まれる「一言半句」、これが無い。
つまり、本当のところ、無能。
どうやってそこまで昇進、出世したのかあり得ない描写になっています。
ところが、
このドラマでは浦安刑事の上司、川辺一生班長(立川談春)は違います。
「人生には簡単な答は無い、だから皆必死に生きて探そうとしている」
と言う様な事を言います。
いいですね、教養があります。


2:
この様に最近ドラマの出来がいいTV朝日系らしく、そつなく脚本をまとめ、好感を持てます。

しかし、
ドラマとして視聴者を引き付ける力があるかと言うと、残念ながら弱い。
物語、人物設定と描写、役者、どれも合格なんですが、弱い。
あと一息が無い。


3:
三田陽菜を演じたのが藤井美菜
先週月曜日10月5日放送の『ドンナビアンカ ~刑事魚住久恵~』にもヨウコで出ていました。
美人であります(^^♪。
ヤクルトのCMで大泉洋の嫁を演じている人でありました。

参考→https://www.youtube.com/watch?v=hKQpZCIK_gQ






タグ 原田泰造 立川談春 藤井美菜






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『相棒19』 その1

★簡単な紹介

○放送
2020年10月14日~月日
水曜日、午後9:00~9:54
全回
TV朝日系

○スタッフ
脚本:興水泰弘
演出:橋本一
撮影:会田正裕
照明:稲嶺司
音楽:池頼広
エグゼクティブプロデューサー:桑田潔
チーフプロデューサー:佐藤涼一
プロデューサー:高野渉、西平敦郎、土田真通

○出演
水谷豊……………杉下右京
反町隆史…………冠城亘




★評


第一話


1:
まぁ面白いんですが、
確かに他のドラマより演出が緻密でいいんですが、
完全に「お楽しみはこれからだ」(笑)。
2時間超にして一気に見せてくれると視聴者としては有難いんですが、
報道ステーションが次に控えているんで出来ないんでしょうなぁ。

最初からこんなに力を入れた脚本にして、第三話以降大丈夫なんでしょうか?


2:
はい、完全にお預けを食っているので、
次回を観ない訳にはいけません。







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『特別展 桃山 -天下人の100年』 その1

★簡単な紹介

2020年10月6日(火)~11月29日(日)
前期:10月6日(火)~11月1日(日)
後期:11月3日(火、祝)~11月29日(日)

東京国立博物館、平成館

HP→ https://tsumugu.yomiuri.co.jp/momoyama2020/


★評


1:
観覧料が高い、高い、高い(怒)!

一般が¥2,400(怒)!

(怒)!、(怒)!、(怒)!


2:
それと、
この展覧会も展示替えが多過ぎるます。

なんと、全部で8回(@_@)。

でも、前期と後期1回づつ行くと、ほぼ全部見られます


3:
それでも、流石に東京国立博物館、自分の所の物を始め、借り物も粒揃い(^^♪。
展示替えを含め全展示品231点の内、
国宝→16点
重要文化財→92点
全展示品の内、46%が国宝か重文(@_@)。
日本美術の展覧会でこれ程の高品質の展覧会は初めてじゃないでしょうか?

更に、
室町後期から江戸初期の物ですから、状態が良く、汚れが少ないのも、助かります。

入場者数を減らしているので、のんびり、ゆっくり、散歩気分でそぞろ歩きながら見られます(^^♪。
一通り見てから、気に入った作品へ戻るのも楽で、宜しい(^^♪。


4:
いつもの様に、気に入った物だけを。

作品番号:94
油滴天目
南宋時代、12~13世紀
中国健窯
九州国立博物館
重要文化財

今迄に2回見たことがあります。
2018年『没後200年 特別展 大名茶人松平不昧 -お殿様の審美眼―』 
三井記念美術館
(参考→https://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-2996.html

2017年『特別展 「茶の湯」 日本の美、茶の名品ずらり』
東京国立博物館、平成館
(参考→https://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-2786.html)

いやいや、記憶通りの美しさ(溜息)。
展示品の中でも、断トツの美しさ(溜息)。
大きさも手頃ですから、欲しい(笑)。

形、模様、色、完璧な美しさ(溜息)。

今回も見入ってしまいました。
心と視線を奪う本物の逸品。

ミュージアムショップで現在の油滴天目の湯呑み、ぐい呑み、猪口を売っていたのですが、
その差は歴然、誰が見ても分かります。
湯呑みを手に取り、なんでこんなに違うんだとしげしげと見てしまいました。
買う気になりません。


5:
作品番号:146
「籬に草花図襖」
狩野山雪
1631年(寛永8年)
京都、天球院
重要文化財

「籬」は「まがき」と読みます。
私CYPRESSは知らなかった(笑)。
籬は広辞苑によると、
>竹、柴などを粗く編んでつくった垣
だそうな。

籬に巻き付く朝顔を主題にし、対角線の構図。

権力欲に憑りつかれた信長、秀吉、家康の作らせた物、手に入れた物ばかりの展覧会なので、
金雲、金泥、金箔等キンキンギラギラ(笑)がとても多いので、
この絵は清澄で清々しく、目に優しく、エラく得してます(笑)。

狩野山雪はあの「唐獅子図屏風」(作品番号:134、後期展示)、「檜図屏風」(作品番号:135、前期展示、国宝)でお馴染み狩野永徳の孫(と言っても養子)。
同じく孫に当たる探幽は江戸へ行ったけど、山雪は養父山楽とともに京に残り「京狩野」に一派になったとか。

この絵、屏風ではなく、襖。
普段使い(笑)の建具。
だから、毎日見られる、天球院の人なら。
しかし、非公開のお寺なので私CYPRESS達は見られない(笑)。

これ程美しい襖を毎日見られるとは…(溜息)。
しかも、重々しい絵ではないですから、うっとおしくないし、見飽きにくい(^^♪。
いいなぁ、天球院の人達(笑)。


6:
作品番号:147
「竹林虎図襖」
狩野山雪
1631年(寛永8年)
京都、天球院
重要文化財

これは、金地に竹と虎でチト重い(笑)。
でも、虎の毛皮の描写が秀逸。
毛皮の下に筋肉があるのがハッキリと分かるふんわり感、立体感。
生きた虎なんて、当時の日本人で見たことある日本人は一人もいないのに、この存在感と生命感(@_@)。
凄い絵師であり、日本人絵師の実力を示す一品であり、勿論逸品です。
伊藤若冲が墨で描くニワトリの存在感にはイマイチ敵いませんが、迫ってますね。
重要文化財に指定されるのも当然、納得の襖です。

これも襖(笑)、普段使いの建具(笑)。

狩野山雪も凄い絵師ですが、天球院も凄い。
美術館以外にこう言う異世界、異界が今でも存在するんですね(溜息)。


7:
作品番号:225
「初音蒔絵大角赤手箱」
幸阿弥家十代、長重
1639年(寛永16年)
名古屋、徳川美術館
国宝

素人が一目で分かる出来の秀逸さ。
この初音の調度の凄さ、史上最高、地上最高の漆芸品。
出来の素晴らしさだけでなく、漂わせる雰囲気も最高、素晴らしい。
作らせた徳川、作った幸阿弥長重、ただただ言葉と心を奪われるのみ。

相変わらず初音の調度はねぇ、素晴らしいとしか言いようがありませぬ。


8:
素晴らしかったです、入場料以外は。
後期展は「唐獅子図」以外にもここのところ見ていない長谷川等伯の「松林図屏風」も展示されるんで、
絶対行きます(^^♪。






タグ 油滴天目 狩野山雪 長谷川等伯 初音の調度 幸阿弥長重






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『35歳の少女』 その1

★簡単な紹介

○放送
2020年10月10日~月日
土曜日、午後10:00~10:54
NTV系
全回

○スタッフ
脚本:遊川和彦
演出:猪股隆一、明石広人、伊藤彰紀
撮影:東田博史、来栖貴
照明:大内一斉
音楽:平井真美子
プロデューサー:大平太、諸田景子、田上リサ
チーフプロデューサー:池田健司

○出演
柴咲コウ…………時岡望美
鈴木保奈美………時岡多恵、望美の母
橋本愛……………時岡愛美、望美の妹
田中哲司…………今村進次、望美の父
富田靖子…………今村加奈、進次の再婚相手
竜星涼……………今村達也、加奈の連れ子
坂口健太郎………廣瀬結人、望美の初恋の相手
大友花恋…………林田藤子、愛美の部下




★評


第一話


1:
これは、佳作になる可能性がある連ドラ(^^♪。

第一話で全編これ程緊張感に満ちたドラマを観た記憶、無い、ですゾ。

望美(柴咲コウ)、母親の多恵(鈴木保奈美)、父親の進次(田中哲司)、妹の愛美(橋本愛)の家族、
そして望美が好きだった同級生の廣瀬結人(坂口健太郎)。
この5人が集まった時の居心地の悪い緊張感、今年観たドラマの中で最高の出来(^^♪。
この5人の演技が素晴らしい。

柴咲コウがこれ程役者として緊張感の無い、役者としてカメラや観客の前で自覚の無い、
表情が緩み切った演技をしたのは初めてじゃないでしょうか?
簡単な演技ではないと思います。

最も秀逸なのが、鈴木保奈美
母親としての愛情の深さ、それも25年間途切れていません。
普通の人間ですから弱い心なのは間違い無く、それを補ったのが冷たく依怙地な態度。
別の場面では、残念ながら寄る年波には勝てず心が折れそうになった時の溢れる涙。
その涙の重さと温度が分かります。
鈴木保奈美がこれ程出来るとは、嬉しい驚き(^^♪。

橋本愛田中哲司の人生に問題がある極普通の人間になっていて大変宜しい(^^♪。

小学校教諭として挫折し、人生から逃げてはいなくても、否定的態度で生きている結人を演じる坂口健太郎も現実感があり、
これまた宜しい(^^♪。


2:
脚本もいい。
夢物語ではなく、痛さを実感出来る現実感に満ちています。

家族の一人が欠けると家族全体が崩れる脆さ。
この現実的な弱さを過不足無く描いています。

このドラマで欠けた一人は長女の望美で、その望美を絶対回復する信じ助け介護したのが母親の多恵一人だったのは間違い無いでしょう。
そのためにまだまだ愛情が必要だった妹愛美に愛情が注がれるはずがありません。
人間はそれ程他人に愛情を注ぐことは不可能です。
多恵と同様に望美を心配し、悩む父親進次も多恵と話し、相談する時間も無かったでしょう。

家族というのは愛情と絆で強固の結ばれていると、確証も無く信じられていますが、
違います。
このドラマで描かれている様に、簡単に崩れます。
それが人間というものなのです。
家族というのは、愛情と思い遣りがある素晴らしいものであると同時に、
心を傷つけ合い、互いの傷口が中々治らない面もあります。


3:
柴咲コウ橋本愛が姉妹というのも、あり。
似ているから現実感があります(^^♪。


4:
人間は不完全な存在。
問題が無い人間は未だかつて存在したことが無く、現在も存在せず、未来永劫存在する事はありません。
不完全な人間が集合して出来るのが家族ですから、問題の無い家族もありません。

家族の問題という万古不易の題材に脚本家の遊川和彦はどういうヒントを示すか、
このドラマの成功のカギです。

次回も絶対観ます。






タグ 柴咲コウ 鈴木保奈美 橋本愛 田中哲司 富田靖子 竜星涼 坂口健太郎 遊川和彦






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『キワドい2人 ーK2ー 池袋署刑事課 神崎・黒木』 その5

第五話


1:
ありゃりゃりゃ、次回最終話(@_@)。
こっちの方で驚いた(笑)。
まぁ、色々あったから仕方ないか…(溜息)。


2:
ふむ、ふむ、ふむ、
神崎隆一(山田涼介)と黒木賢司(田中圭)、神崎賢造(椎名桔平)の関係が明らかになりましたが、
まぁ、そんなところでしょう。
ただ事実関係を知った神崎隆一の反応が大袈裟過ぎなんじゃないでしょうか?

話の流れから神崎賢造が元警察官二人を射殺したのは、間違い無いでしょう。
でも、神崎賢造も元警察官で殺人で問題を解決出来るものではないのを、痛い程知っているはずです。
だから2件の殺人を犯すとは、説得力が非常に弱い。
それとも、神崎賢造の元部下でもあり、この件に真相を知っていそうな澤登哲也副署長(六角精児)がやっちゃった?


3:
次回最終話、
観ます。






タグ 田中圭 山田涼介 江口のりこ 八嶋智人 椎名桔平 六角精児






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『東京タラレバ娘 2020』

○放送
2020年10月7日、
水曜日、午後9:00~10:54
NTV系


★評


1:
ん~、連ドラの時より面白い(^^♪。

まぁ、生きている限り、悩みは尽きない、ってお話。
失敗と挫折に対してどういう行動を取るか、それで人生が変わる、ってお話。

そして、
何でも言え、ケンカをしても、相手を傷付ける事をしても、許せるのが親友、ってお話。


2:
それしても、
連ドラ終わってから3年も経ってからスペシャル版を放送するとは、全くの予想外(笑)。

倫子(吉高由里子)の結婚式に絶対KEY(坂口健太郎)が押し入ってくると予想したら、
ダンナ朝倉理一(松下洸平)の元カノが押し入って来た(笑)。
これは、全くの予想外(笑)、なので笑った(笑)。


倫子とKEYの別れ方を考えると、またスペシャル版を作るな(^^♪。






タグ 吉高由里子 大島優子 榮倉奈々 金田明夫 田中圭 松下洸平 坂口健太郎 鈴木亮平






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『ドンナビアンカ ~刑事魚住久江~』

○放送
2020年10月5日、
月曜日、午後8:00~9:54
TV東京系


★評


1:
う~ん、警察物と言うより、愛情物語寄り。

ヨウコを演じた藤井美菜はキレイだったけど、演技はまぁまぁ。

その他、特に無いなぁ、と言う大したことないドラマでした。
半年後には忘れているな(溜息)。






タグ 檀れい 吉田栄作 藤井美菜 山崎樹範 堀部圭亮 石丸幹二






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ドラマスペシャル 『ドクターY ~外科医・加地秀樹~』 第5弾

○放送
2020年10月4日、
日曜日、午後9:00~10:54
TV朝日系


★評


1:
加地秀樹医師(勝村政信)、ドクターX大門未知子医師(米倉涼子)が同じ病院にいないと、
いい医師になってる(笑)。

腕前も急に上達(笑)。

相変わらずのお金と地位大好きの道化役で、面白い話になりました(^^♪。






タグ 勝村政信 桜庭ななみ 高田純次 米倉涼子 岸部一徳 佐藤隆太 内田有紀





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『キワドい2人 ーK2ー 池袋署刑事課 神崎・黒木』 その4

第四話


1:
ふ~ん、
今回は親子の話、絆、信頼。

ゲストが母親が奥貫薫、娘があの蒔田彩珠
高校のいじめグループからいじめの犯人にされ、自殺を考える役。
この年代でこういう俯く役はこの蒔田彩珠以上に出来る女優は、いないな。
はまり過ぎ(笑)、それ位いい(^^♪。
でも、何かなぁ、こんな役ばっかり続きそうで少々心配。


2:
神崎隆一(山田涼介)、黒木賢司(田中圭)、そして二人の父親神崎賢造(椎名桔平)、
その関係に何があるのか?
詳しい事を知っていそうな植田太一(中村育二)が殺され、その現場に神崎賢造がいる(@_@)。

何かねぇ、思わせ振りが強過ぎ。
話が大袈裟。
どうもこういう大袈裟なのは辟易(溜息)。


3:
それでも、次回も観ます。






タグ 田中圭 山田涼介 江口のりこ 八嶋智人 椎名桔平 奥貫薫 蒔田彩珠 中村育二







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『私たちはどうかしている』その8

最終話


1:
これは意外な人物が犯人(@_@)。
まぁ、考えてみれば、あの人物の行動を考えれば、当然かぁ(笑)。
相変わらず考えていない私CYPRESSでした(笑)。


★まとめ


1:
誰でも、このドラマの様な立場になれば、同じ様な事をやってしまう可能性があります。


2:
それにしても、こんな愛憎ドロドロドラマ、今でも観たいと思うんでしょうか?
最後はお約束通り、ハッピーエンド。
憎まれ役(観月ありさ)も実はそうなるのも当然だと納得する理由の説明はあるし、
実は良い人だったで終わり。


3:
演技陣は残念ながらイマイチ力不足。
まず、憎まれ役の観月ありさは怖さと迫力不足。
ヒロインの浜辺美波はイマイチ可愛くない。
いじめられているんですが、可哀そうに見えません。
横浜流星はイマイチカッコ良くない。






タグ 観月ありさ 佐野史郎 山崎育三郎 横浜流星 浜辺美波 須藤理沙







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ドラマスペシャル 『刑事アフター5』

○放送
2020年10月1日、
木曜日、午後8:00~9:48
TV朝日系


★評


1:
警察も「働き方改革」、と言う意欲的な作品。

前半には笑えるカットも少なくなく、まぁ、悪くはないんですが、
う~ん、それだけかなぁ…

視聴者の関心を捉える強い「もの」がありません(溜息)。


2:
それでも、主人公広橋航(尾上菊之助)の嫁三菜子を演じた星野真里が中々の好演で良かった。
これだけ夫への理解があったらいいよなぁ(笑)。






タグ 尾上菊之助 星野真里 加藤諒 パパイヤ鈴木






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『刑事7人』シーズン6 その9

最終話


1:
う~ん、何か、ズルい位な意外な犯人、
それとも、私CYPRESSが集中して観ていなかったので、ヒントを見逃していたのでしょうか(笑)?


★まとめ


1:
愛する人を亡くせば、誰だって多かれ少なかれおかしくなります。
でも、愛する人が犯罪で殺されたからと言って、復讐として犯罪を犯すかなぁ?
まずは、亡くした人に言い訳が必要な事をするでしょうか?

それから、ドラマだからどうしても手の込んだ(笑)犯罪になりますが、
これも、何か、現実感が希薄。
このドラマも同様。

今シーズンは数字を使って新しい物語を作ろうとした心意気は素晴らしいですが、
残念ながら達成出来ず。






タグ 東山紀之 倉科カナ 北大路欣也 塚本高史 吉田鋼太郎 白洲迅 田辺誠一 田中哲司






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最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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