特撮、怪獣物の関連書籍 - 不自然
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『ゴジラ』 ちくま文庫版

○発行
2004年11月10日

香山滋


★評


1:
1954年『ゴジラ』第一作目のノベライズ本。
収録されているのは、目次から、

ゴジラ
ゴジラの逆襲
トーク&エッセイ
G作品検討用台本
獣人雪男

ノベライズ版は「ゴジラ」、「ゴジラの逆襲」、「獣人雪男」。
「ゴジラ」は大きな違いが2点。
まず、主人公の一人が尾形秀人(宝田明)から新吉少年(鈴木豊明)に変更。
もう一つは「東京ゴジラ団」なるものが登場。
「ゴジラの逆襲」はほぼ映画通り。
「獣人雪男」もほぼ映画通り。

「G作品検討用台本」は題目通りで、ゴジラはここから始まりました。


2:
ゴジラの小説については、
ん~、まぁ、映画と大筋は同じなので、どうもなぁ、デス。


3:
重要なのは、やはり、「G作品検討用台本」。

色々と最終、撮影稿とは違い、詳しくは本書を読んで頂くとし、

3-1:
大きく違うのは、やはり、ゴジラ。

a.肉食

b.イマイチ、小さく、前足の爪で人間を攻撃する

>「なにしろ、それがさ、丸ビルくらいもあるって図体だからたまったものじゃないねエ」
(p.339)

例の電気鉄条網は、
>高さ四十メートル、幅二哩(マイル)
 (p.345)

と言う台詞や描写があるんですが、全編の描写では小さい。
その一例が前足の爪で人間を攻撃。
>政次(山本廉)、ゴジラの爪で背をさかれて絶命。
(p.319)

>尾形、かたわらの竹をみつけてしがみつけ、その弾力を利用して、のしかぶさろうとするゴジラの爪の下から、
 危い瞬間の恵美子(河内桃子)を救い出す。
(p.325)。

この台本だけを読むと、身長10~15m位。40mもあったら前足の爪で人間を攻撃しそうもないけどねぇ。

c.耳たぶがある

 >逃げおくれたジープ三四台手玉にとり、機関銃掃射を浴びながらゴジラ、
  アフリカ象さながらの耳をバタバタあおって威嚇の叫びを残し、またもや海上に去る。
(p.349)

 >怒り心頭に発したゴジラ、耳をバタツかせ、光を放つが、すでに弱りがきていて、たいして強い光が出ない。
(p.363)

3-2:
山根恭平博士(志村喬)と芹沢大介(平田昭彦)の設定がアリ。

a.山根恭平
 >元北京大学教授、引揚後、引退して研究に没頭しているやもめ。研究のこととなると半気狂とおもわれるほど偏執的である。
  だが、ひとり娘の恵美子には、やさしい世間並みの老父親。
  (p.326)
 この台本では映画と違い、確かにかなり大胆な事もやります。
 
b.芹沢大介
 >元北京大学教授、薬物化学者で山根恭平とは親交は深い。
  嘗て、大学の休暇を利用して熱河省へ山根が化石採掘に行ったとき、助手として同伴。
  狼におそわれた危い間際を山根恭平に救われたので山根を命の恩人と思っている。
  その際、片眼を失い、顔半面ひどい傷のヒッツリで醜い。
  妻は数年前病死、ひそかに恵美子を慕っているがあきらめている。
  恵美子もそれはうすうす知っている。
  (p.335)

二人共北京大学の教授だったとは意外でした。
また、芹沢の失明と顔のケガは空襲のよるものと信じてました(笑)。


4:
私の様なゴジラ好きには、お勧めです。






タグ 宝田明 平田昭彦 河内桃子 志村喬 山本廉 鈴木豊明 香山滋





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テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『ウルトラマン誕生』

★簡単な紹介
著:実相寺昭雄
刊:ちくま文庫 2006年6月10日


1:
ウルトラマン世代なんで軽い読み物として手にしました。
中身は題名の通りで、
ウルトラマンのできるまで』
ウルトラマンに夢見た男たち』
を合体させたとか。


2:
実相寺昭雄氏がウルトラセブン第8話「狙われた街」を監督し、その時の特技監督大木淳吉氏に後にインタビューし、
その中から(p.353) 、

>「そりゃあそうですよ。
特撮なんて、夢を見ようとしなかったら、スタッフのやってることなんかバカバカしいかぎりですよ。
でも、すばらしいのは分別さかりのおとなが、バカバカしいことに夢中になってるってことなんです。
もし、そういうことで冷めちゃうよう人だったら、特撮はやらないほうがいい…」


情熱を込めて入るのは分かりますが、大人が観たら真面な物が殆ど無いんだよなぁ、円谷作品は(溜息)。
子供は騙せても、大人は騙せませんゼ。

例えば、2014年のハリウッド版『ゴジラ』では、1950年代のアメリカの水爆実験はゴジラを殺すためだったと中々賢い。
東宝と円谷プロではこういう事を誰も考え付かんかったんかね?


3:
この本には重要な事が書いてあります。
特技監督の高野宏一氏の言葉。
p.229から

>「たしか『ゴジラの逆襲』のときだったと思うけど、大失敗をした思い出がある。
大阪城で、ゴジラとアンギラスが戦う場面で、四倍のハイ・スピードで撮影する予定が、
何かの拍子で回転が出ないんだ。
コマ落しみたいになっちゃって、下はすっ飛んじゃうし、ラッシュでは大目玉を覚悟したさ。

>ところが、おやじ(ブログ主注→円谷英二氏の事)は偶然の調子がおもしろい、というんだよ。
怪我の功名ってやつでさ、もちろんのラッシュは使わなかったけれど、そのシーンにはコマ落しもとり入れることになったのさ。
それまでは、巨大な怪獣だからハイ・スピードで動きに重みをもたせてっていう観念が固まっていただろう。
だから、コマを落した動きがやけに新鮮に思えたんだ。
でも、そのとき、おやじはやはりすごいと思ったね。
頭のきりかえがひどく柔らかで、失敗の中からも別の価値を引き出しちゃうんだもの。
いつも、子どものように好奇心をもってものをみていたなあ」

東宝と円谷プロの怪獣物がなぜプロレスになった理由がこれで分かりました(溜息)。
ゴジラ生みの親の巨匠があれでいいと決めちゃったんだから、東宝と円谷プロじゃ変えられるはずなし。
平成ガメラが出て来るまで続いた訳かぁ…(溜息)。


4:
実相寺昭雄氏の情熱と真剣に作ってきたのはよく分かりましたが…
東宝と円谷プロが関わった作品で真面なのは、無し。
『ウルトラQ』が、何とか見るに耐えられる程度。
着ぐるみとミニチュアセットで出来た怪獣映画の決定版を見たい。

悪口しか書いてませんが、私はウルトラマン世代で特撮作品のファンの一人。
大人の目に耐えられる作品を観たいだけなんです。



タグ ウルトラマン 実相寺昭雄



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『封印作品の謎2』

安藤健二
2006年3月21日初版発行
太田出版


1:
面白い。
よくあるドラマとは違い、謎が解明されていません。
それでも、警察系のドラマでもお馴染みの調査なんですが、
丹念に、真面目に調査しているのが大変よく分かり、この点が非常に好ましい。

最後には事件や問題が解決される警察系ドラマと違い解決されませんが、
事件解決の爽快感が無い代わりに、大変面白い。

改めて
『事実は小説より奇なり』
を実感しました。
世の中に出来事は人間の、特に脚本家の貧相な想像力が到底敵わぬ興奮と刺激と面白さに満ちているのです。


2:
今回のお題は以下の通りで、封印された理由か原因が解明されたのは第1章の『キャンディ キャンディ』のみ。

第1章 引き裂かれたリボン(『キャンディ キャンディ』)
第2章 悲しい熱帯(『ジャングル黒べえ』)
第3章 怨霊となったオバケ(『オバケのQ太郎』)
第4章 ウルトラマンとガンダムの間に(『サンダーマスク』)


3:
第1章 『キャンディ キャンディ』

この件の粗筋は、

原因はまず、原作者と作画者(→こんな日本語有る?マンガを描く人のこと)の確執。
もう一つは、日本のマンガに多い、原作者と作画者を使って週刊誌様に量産せざるを得ない現状が持つ問題が原因の一つ。

原作:いがらしゆみこ
作画:水木杏子

一言で言うと絵を描いていた水木が売れなくなり、いがらしに無断で『キャンディ キャンディ』の著作権ビジネスを始めたから。
いがらしの方はマンガ原作をやめ、児童文学の作家となり大金は稼がないものの地道に活動し、手堅く稼いでいた。

いがらしが「契約違反」で水木を提訴。
今度は水木はいがらしを「水木には著作権が無い」と反訴。
水木は、東京地裁、最高裁で棄却、敗訴が確定。

3-1:
マンガとかアニメに興味が無いんで、「ふ~ん、そうなんだ」位しか書けませんが…

水木は安藤健二からのインタビューの依頼を断ったので、実際の所、やはり詳細は不明。

3-2:
現在も状況は変わっていません。
参考Wiki→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3



4:
第2章 悲しい熱帯(『ジャングル黒べえ』)
藤子・F・不二雄作

「黒人差別をなくす会」の抗議を受けて回収、絶版になった様だが、
抗議した側、安藤健二の取材を受けず、不明。
された側、過去の事で不明。

4-1:
藤子不二雄の『オバケのQ太郎』の一編『国際オバケ連合』は実際に1989年7月に抗議を受けたのですが、
藤子・F・不二雄作『ジャングル黒べぇ』は不明。

筆者安藤健二が取材し辿り着いた意見は

p.114から
>出版界は70年代から続いた部落解放同盟の激しい糾弾運動におびえていた。
部落解放運動の影響を受けて出来た「なくす会」に、そのときの幻影を見てしまったのも無理も無いことだろう。

p.142から
>逆を言えば、どんな表現だって感じる人によっては差別になりうる。
絶対的な基準など、どこにもないのだ。
少なくとも出崎(ブログ主注:アニメ版『ジャングル黒べぇ』の監督出崎統の事)をはじめとした制作者サイドは「差別の意図はなかった」と証言している。
であれば、出版社サイドも「差別表現だ」と言う抗議を受けたなら、きちんと反論するなり、作品を封印するにしても読者に「こういう理由で差別にあたると判断した」を釈明すべきだったのではないか。


p.143から
>『ジャングル黒べぇ』は、80年代末の黒人表現自粛の波の哀れな犠牲者だったように思えてならない。
いくら部落解放同盟などの反差別表現の運動が盛んだった時期とはいえ、どこが差別なのかの議論すらされずに、製作元が作品を抹殺してしまった。
あまりにも悲しい結末だ。
問題があったのは作品ではなく、“糾弾を受けることへの恐怖”という、出版界に芽生えた心の闇ではないだろうか。
70年代の文明批判を熱帯のジャングルへの憧れは、「黒人差別」のレッテルを貼られて封印された。

4-2:
ふ~ん、なるほどね。
ハッキリとした事は不明ですが、この意見は説得力が強い。

4-3:
「なくす会」は手塚治虫にも抗議(p.105)。

>中でもターゲットにされた作品の数は、『手塚治虫漫画全集』を出している講談社が飛び抜けており、名作と名高い『ジャングル大帝』、『紙の砦』、『やけっぱちのマリア』など21点にも及んだ。
手塚プロは8社から出されている作品のうち、1コマでも黒人が描かれている百数十冊の出荷を一時停止した。
『漫画全集』は既刊300巻すべてが対象となった。

この時、講談社の役員は回収するしかないだろうと言いましたが、当時の講談社法務部長だった西尾秀和氏が反対し注釈を付け再出荷するようにしたとのこと。
西尾氏の一言が無ければ手塚治虫の漫画が地上から消えていたかもしれません。

4-4:
2013年12月27日(金)現在、
『ジャングル黒べえ』は発行されています。
Amazonでも売ってます。
参考Wiki→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E9%BB%92%E3%81%B9%E3%81%88


5:
第3章 怨霊となったオバケ(『オバケのQ太郎』)
藤子不二雄作

p.174から

>実は藤子作品で封印されているのは『オバQ』だけではない。
藤子Fと藤子Aによる合作とされた作品は、現在、ほとんど全てが絶版状態なのだ。

p.191から

>コンビ解消前に、漫画家本人たち以外の人間に生まれた感情的な問題が、現在まで合作が出ない理由だというのだ。

5-1:
へぇ~、そうなんだ、
としか書けません。
やれやれ。

5-2:
これも2013年12月27日(金)現在、復刊されています。
参考Wiki→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%90%E3%82%B1%E3%81%AEQ%E5%A4%AA%E9%83%8E


6:
第4章 ウルトラマンとガンダムの間に(『サンダーマスク』)
参考Wiki→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF

6-1:
製作費を出したのが、東洋エージェンシー、実際に作ったのはひろみプロ。
当時の社長だった斉藤ひろみの話。
p.232から

>「これは大変おかしなことがありましてね。
結局、企画制作という形では、ひろみプロがやったんですよ。
でも、日本テレビで放送が終わった後、代理店の東洋エージェンシーが『すべての権利は自分たちのところにある』と言ってきて、否も応もなくフィルムを持っていってしまったんです。
(ため息をつくような声で)力関係ですね…。
私どもは本当に小さな会社でしたから…。
東洋エージェンシーの言い分は『制作費を払ったのだから、海外売りを含めた全権利がある』ということでした。
こちらにはそういう契約をした覚えはなかったんですけどね」

1972年の作品で、フィルムと放映権を盗まれたも同然。
当時無かった、ヴィデオ、衛星放送、DVD、BD、ケーブルTV、地デジ、等々が現在存在し、
たとえ当時正式に契約し権利を譲渡していても、
これら新たな放送媒体や視聴媒体に関する権利を東洋エージェンシーが持ってるとは、まず、言えそうもないとのこと。

…なるほど、これでは放送出来ないし、DVDも出せんね。

6-2:
東洋エージェンシーは1977年に創通エージェンシーと改名し、1979年に『機動戦士ガンダム』を製作。
現在シリーズ関連商品の年間市場は1,000億円を越してるとか。

『ガンダム』の放送には、創通、サンライズ、名古屋テレビの間でロイヤリティーに関する契約が有るが、
サンライズは今も名古屋テレビに払っているが、創通は払ってないらしい。

齋藤ひとみは「もう幻でいい」と言い、名古屋テレビの方は「少年たちがガンダムに対して夢を抱いているのに、
こういう裏側のドロドロが表に出てくるのはよくないと思い、今も話し合いを続けている」そうだ。


7:
感想
戦う事を好まない日本人の性格が大変よく表れています。
打たれ弱い。
間違った事をしてないのに、反論しません。



タグ 安藤健二 封印作品の謎



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『円谷英二の映像世界』


1983年12月10日初版発行
実業之日本社刊
編集:山本眞吾


1:
円谷英二の研究書って意外な事に、この本以外無し。

Amazonで調べると円谷英二の生誕100年を記念して完全・増補版に変わっています。

題名からちょっと期待して買いましたが、円谷英二映画の礼賛ばかりで、ガッカリ(溜息)。
あんな低水準の映画を褒めてるから、日本の特撮物が発展、改善されないんです(溜息)。

特に「第2章 円谷英二主要作品論 池田憲章」はべた褒めで読むに耐えん。

そんな中でも、
「第1章 円谷英二論」の中の
「『ゴジラ』の誕生 竹内博」
は中々の力作。
ゴジラの製作史(=裏話、メイキング)なんですが、宣伝活動の話が非常に興味深く面白い。



タグ 円谷英二 ゴジラ



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『封印作品の謎』

安藤健二著
初版:太田出版2004年10月
大和文庫2007年5月15日第一刷

怪奇大作戦』の第二十四話「狂鬼人間」が欠番になった事が書かれてると言うんで、読んでみると…

1:
全編に亘り批判的(英語なら”judgmental”、つまり「(いいか悪いか、善悪を)判断する」)でなく、客観的に事実を伝える内容で、
大変好ましい。

2:
取り上げられている「封印作品」は、

ウルトラセブン』第十二話「遊星より愛をこめて」
怪奇大作戦』第二十四話「狂鬼人間』
映画『ノストラダムスの大予言
ブラック・ジャック』第四十一話「植物人間」、第五十八話「快楽の座」
『O-157予防ゲーム』

まず、封印作品と言う物は、

>一方で封印作品は、誰が発売禁止にしたわけでもない。発売元が自主規制してるだけだ。

最後の『O-157予防ゲーム』以外、どうも発売禁止にしている理由がハッキリしていません。
文章が分かりにくいと言うのではなく、発売元が発売を躊躇っている理由がハッキリしていません。
各作品は表現が悪いと抗議を受けました。
ウルトラセブン』では被爆者団体。
怪奇大作戦』では精神障碍者団体。
ノストラダムスの大予言』では再び被爆者団体。
ブラック・ジャック』では脳性まひ患者団体とロボトミー被害者団体。
全て1970年代の事。

ウルトラセブン』は最初に放送された時に全話観たと思いますが、全く記憶に無く、
その他の作品も観たことなし、読んだことなし。
だから封印作品にすべきか、どうか判断のしようがありません。
本書に紹介されている内容からだと、発売を禁止にする程の内容ではなさそうです。

最近のDVDや本によく書いてある様に、

>「現在の観点では不適切な場面もありますが、資料性を考えてオリジナルのまま収録しました」
(→P.198)

と添えれば十分なんじゃないかなぁ。


3:
これら5作品の中でも一番キナ臭いのが『怪奇大作戦』。

>関係者が決して割らない重い口、そして企画書の流出、それらは「狂鬼人間」の封印を巡る暗い闇の一部にすぎない。
「狂鬼人間」が扱おうとした、“狂気”は、やはり一筋縄ではいかない。
(→P.134)


4:
これら5作品の共通するのが、差別と誤解を助長するという点。
作品が意図していた事とは、正反対に捉えられました。

>この時期、手塚は月に13回の締め切りに追われ、月平均312枚の原稿を描きあげたと言う。
(→P.256)

忙しかった手塚治虫が仕事に集中するために弁解や説明せず相手の言う通りにし出来るだけ早く解決しようとしたとしても、
他の3本はなぜ正しい事をしていたのに戦わなかったんだろう?

日本の特撮物が3本も有るのは、なぜだろう?



タグ ウルトラセブン 怪奇大作戦 ノストラダムスの大予言 ブラック・ジャック 手塚治虫 封印作品



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『ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗』

円谷英明著
講談社現代新書
2013年6月20日刊

まぁ、CYPRESSはウルトラマン世代で、日本の特撮物は大好きですが、出来の悪い物ばかりで文句ばっかり書いてます。
ミニチュアと特撮の出来の悪さは納得出来るんですが、脚本の悪さで作品の質を著しく落とし、これには我慢出来ません。
『ウルトラQ』のDVDboxは買いましたが、『ウルトラマン』以降のウルトラシリーズは買う気にならないのも脚本がお粗末過ぎるから。
『ウルトラQ』でさえ大した脚本じゃないんですが。

出来の悪さの原因が何か書いてあるんじゃないかと、読んでみると…

1:
私がウルトラシリーズで観ていたのは、
『ウルトラQ』
ウルトラマン
(『キャプテンウルトラ』→円谷プロじゃないけど)
『ウルトラセブン』

そして『帰ってきたウルトラマン』は少し。
後は観ていません。

出来の悪さの原因が少々書いてありました。

1-1:
『帰ってきたウルトラマン』の視聴率が振るわず(→それでも最低で14.3%)、次作の『ウルトラマンA』以降はコンセプトや設定がコロコロ変わったとか。
P,115から
>結局、ウルトラシリーズには、その時々で適当に変えてしまうご都合主義=「しょせん子供番組なのだから何をしても許される」という言い訳が、常に付随していました。

さらに著作権、商品化権収入のために、発売されるキャラクター商品に合わせた脚本と作ったとか。
P.136~137から
>スポンサーとテレビ局という両者の圧力にさらされた円谷プロは、どうしたら視聴率を上げられるか、どうしたら今の子供の好みに合わせられるかと右往左往し、
ついには、玩具として発売予定のメカの登場に合わせて、脚本を変えることにまで踏み込んでいました。

中略

>しかし、長年、商品化権ビジネスに頼り続けた円谷プロは、それに依存するあまり、いつしか立場が逆転して頭が上がらなくなっていたのです。

ふ~ん、これは説得力が強い。
私が文句を言っているのは、ゴジラ、ラドン、モスラ、ガメラ、ギャオス、大魔神で、キャラクタービジネス以前の作。
だからそのまま当て嵌められませんが、
>「しょせん子供番組なのだから何をしても許される」という言い訳が、常に付随していました。
これでしょう、これ。
人間は『羅生門』を観て分かる通り自分に都合が悪い事を言わない、書かないものです。
本多猪四郎、田中友幸、永田雅一、湯浅憲明、高橋二三等は特撮怪獣物を子供向けのゲテモノ映画だと小馬鹿にし、真面に作ろうとしなかった、
と思えて仕方ありません。
その一端がこの本から窺えました。

1-2:
こういう自らの失敗を書く英明氏、円谷プロを離れているためもあるでしょうが、偉い人です。

2:
脚本の悪さ以外の事を。

2-1:
円谷プロは不運や失敗が多いですが、
金庫番の優秀な番頭がいなかったのが不運。
まず、ゴジラやモスラの映画二次使用に対し東宝が著作権料を払わなかったのは痛かった。
(→P.26)
ウルトラシリーズは『ウルトラマン』の第一話から赤字(@_@)。
TBSは1本あたり550万を払ったけど、実際には約1,000万掛かった。
(→P.33)
また、東宝の出資を受け功罪色々有りますが、どんぶり勘定でもまがりなりにもやっていけたのは、東宝の援助と経理監査のおかげ。
それを円谷皐が株を買戻し、経理が甘くなったのは大変な痛手。
(→P.91)
おかげで会社を私物化。
(→P.147~152)

2-2:
その他、いい事が書いてありません、この本。

3:
最後に。

>祖父(筆者注→円谷英二)にとっては、映画もテレビ番組も、お金を儲けるためのビジネスではなく、夢を映像化する芸術作品そのものでした。
(→P.23)

遊びや趣味で金を稼ぐ事の難しさ。
作品作りに関しては、予算と時間以外に完璧に出来るでしょう。
しかし、世俗的な金、権利問題等で精力を奪われる芸術家。
さらにウルトラシリーズの様に大金を生む可能性が有る物は、それを奪おうとする手とも戦わねばならぬ芸術家。
満足いく特撮怪獣物が出来なくて当然。

ミニチュア特撮の将来は、無い、でしょう。



タグ 円谷英二 ウルトラマン


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プロフィール

CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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