海を歩くゲンゴロウ
人気ブログランキング | 話題のタグを見る


水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。Kanagawa, Japan


by 佐野真吾、歩海

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

ブログジャンル

自然・生物
科学

検索

カテゴリ

全体
自己紹介



田んぼ・里山
侍従川流域の自然
観音崎周辺の自然
称名寺の自然
ゲンゴロウ
タガメ
水生半翅
水生昆虫いろいろ
トンボ
虫いろいろ
両生類・爬虫類
淡水生物いろいろ
外来種
我が家のいきもの
自然を食す
生きものに関する活動
観音崎自然博物館
カメラ、機材、道具
イラスト
その他
未分類

画像一覧

以前の記事

2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月

最新の記事

横須賀の里山の痕跡を辿る
at 2025-01-29 23:11
ダンゴウオ(2025年)
at 2025-01-18 20:06
西表島の旅(2024年12月)
at 2025-01-17 22:22
ミナミツブゲンゴロウ
at 2025-01-12 21:13
ヤエヤマツダナナフシ
at 2025-01-06 22:06
クリスマスは地元で過ごそう
at 2024-12-28 21:13
ブナ林と両生類を観察しに冬山..
at 2024-12-26 22:59
沖縄の旅(2024年12月)
at 2024-12-16 22:14
ツシマヤマネコを見にズーラシアへ
at 2024-12-12 23:21
ナガトゲバゴマフガムシ
at 2024-12-08 17:11
ヤンバルトサカヤスデ
at 2024-12-05 19:04
ホシマルミズムシ
at 2024-12-02 23:18
海況が良くないと入れない洞窟
at 2024-11-29 22:36
夏に里帰りしたクロゲンゴロウ..
at 2024-11-20 09:51
沖縄の旅(2024年10月)
at 2024-11-15 18:38
タイワンハブ
at 2024-11-02 23:51
神奈川県東部でアカネ属調査(..
at 2024-10-28 21:05
タガメが多い場所、ゲンゴロウ..
at 2024-10-13 23:41
クロゲンゴロウの里帰り その2
at 2024-10-02 22:49
マニアックな昆虫観察会
at 2024-09-30 12:24

お気に入り

外部リンク

タグ

(2)
(2)
(2)
(2)
(1)

ライフログ


図説 日本のゲンゴロウ [PR]


日本の水生昆虫 (ネイチャーガイド) [PR]


ゲンゴロウ・ガムシ・ミズスマシハンドブック (水生昆虫1) [PR]


タガメ・ミズムシ・アメンボ ハンドブック (水生昆虫2) [PR]


日本産水生昆虫 第二版: 科・属・種への検索 [PR]


よみがえれゲンゴロウの里 (守ってのこそう!いのちつながる日本の自然) [PR]


タガメのすべて―水生動物との共生を願って [PR]


タガメはなぜ卵をこわすのか?―水生昆虫の「子殺し行動」の発見 (わたしの研究) [PR]


日本のトンボ (ネイチャーガイド) [PR]


身近なヤゴの見分け方 平地で見られる主なヤゴの図鑑 [PR]


写真でわかる!ヤゴの見分け方 全130種 本州・四国・九州本土で見られるヤゴの図鑑 [PR]


[PR]


世界のクワガタムシ大図鑑 (月刊むし・昆虫大図鑑シリーズ) [PR]


山溪ハンディ図鑑 日本の淡水魚 [PR]


日本の海水魚 (山溪ハンディ図鑑) [PR]


海獣の子供 1 (IKKI COMIX) [PR]


海のいのち (えほんはともだち―立松和平・伊勢英子心と感動の絵本 (25)) [PR]


クワガタクワジ物語 [PR]


Nikon デジタル一眼レフカメラ D750 [PR]


Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIボディ EOS7DMK2 [PR]


OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkIII ボディー ブラック [PR]


Canon 単焦点マクロレンズ EF100mm F2.8L マクロ IS USM フルサイズ対応 [PR]


Canon 超広角ズームレンズ EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM フルサイズ対応 [PR]

記事ランキング

中学生・高校生たちと珍しくデスクワーク

 先日、保全をしている里山に調査と今年繁殖させたクロゲンゴロウを逃がしに行く予定でした。しかし、急遽活動が中止となってしまい、すでに家を出発してしまっている子たちを中心に観音崎自然博物館に集まって今後の打ち合わせや室内での活動をしました。
中学生・高校生たちと珍しくデスクワーク_b0348205_14273176.jpg
 この日、放流する予定であったクロゲンゴロウにマーキングをしました。

 このクロゲンゴロウは、本拠地の池が潰されてしまったため、潰される前に回収し繁殖させ、同じ谷に新たな池を掘ってそこに放流する予定の個体です。第一陣は8月に放流し、今回9月に第二陣を放流する予定でした。
中学生・高校生たちと珍しくデスクワーク_b0348205_14273584.jpg
 マーキングをしたクロゲンゴロウ。

 この個体は後日僕と行けるメンバーで逃がしに行きます。
中学生・高校生たちと珍しくデスクワーク_b0348205_10385253.jpg
 この日は、今後の予定や各々の調査の近況報告、これからの課題等を打ち合わせしました。そして午後は、顕微鏡を使って交尾器を抜いて同定をする練習をしました。
中学生・高校生たちと珍しくデスクワーク_b0348205_14274635.jpg
 意外にも真面目に取り組む中学生・高校生たち。
中学生・高校生たちと珍しくデスクワーク_b0348205_14275414.jpg
ニセモンキマメゲンゴロウ
中学生・高校生たちと珍しくデスクワーク_b0348205_14275939.jpg
 普段フィールドワークがメインで、デスクワークなんでまともにやらない子たちですが、この日は本来やるはずだったフィールドワークよりも充実した活動ができたのではないか?と思えるくらい良い室内活動ができました。
中学生・高校生たちと珍しくデスクワーク_b0348205_14280581.jpg
 以前合宿で採集した標本の中から地域初記録の水生昆虫を見つけたジョーくん。昔の標本をあさっているとこんな当たりを引くこともあります。
中学生・高校生たちと珍しくデスクワーク_b0348205_14281137.jpg
夕方、1日頭を使った中学生・高校生たちは、最後はホワイトボードでお絵描き大会をして帰っていきました。僕のイラスト、悪意も込みでちょっと似てるな…笑


# by shingo-ayumi | 2024-09-24 22:27 | 観音崎自然博物館 | Comments(0)

情報のない地域でタガメを探す

情報のない地域でタガメを探す_b0348205_17105558.jpg
 記録や情報を聞かないマイナーな地域に水生昆虫の採集に行ってみました。
情報のない地域でタガメを探す_b0348205_17110761.jpg

〈マダラヤンマ〉
 いつも一緒に活動しているジョーくんがどうしてもマダラヤンマを採りたいというので、午前中はマダラヤンマの生息地へ。ジョーくんを一人池に捨てて、僕らは車で開拓に出かけました。しかしそこでは良さげな環境を見つけることができませんでした。

 昼頃、ジョーくんは無事マダラヤンマを採集したということで、ジョーくんを拾って、そこから車で数時間かけて移動し、初めて行く地域に行ってみることにしました。
情報のない地域でタガメを探す_b0348205_17105808.jpg
 やっぱりいた!タガメだ!
情報のない地域でタガメを探す_b0348205_17110286.jpg
 ウシガエル、アメリカザリガニ、コイ等の外来種が広く入っている地域ではありましたが、数地点でタガメを確認することができました。
情報のない地域でタガメを探す_b0348205_17111889.jpg

# by shingo-ayumi | 2024-09-21 23:08 | タガメ | Comments(2)

リスアカネ

リスアカネ_b0348205_15594601.jpg

〈リスアカネ Sympetrum risi risi, 神奈川県〉
 リスアカネが多産する池に行ってきました。
リスアカネ_b0348205_15595196.jpg
 ものすごい個体数で、連結している個体も多く見られ撮影もやりやすい状況でした。
リスアカネ_b0348205_15595554.jpg
リスアカネ_b0348205_15595906.jpg

# by shingo-ayumi | 2024-09-16 23:02 | トンボ | Comments(0)

ヒメフチトリゲンゴロウの蛹

ヒメフチトリゲンゴロウの蛹_b0348205_15593154.jpg
 写真の蛹はヒメフチトリゲンゴロウの蛹です。甲虫の蛹は撮影方法によってだいぶ印象が異なります。
ヒメフチトリゲンゴロウの蛹_b0348205_15593590.jpg
ヒメフチトリゲンゴロウの蛹_b0348205_15593887.jpg

# by shingo-ayumi | 2024-09-13 23:59 | ゲンゴロウ | Comments(0)

観音崎のハグロトンボ

観音崎のハグロトンボ_b0348205_11250159.jpg
〈ハグロトンボ Calopteryx atrata, 観音崎周辺〉
 私の住む町、横須賀市の観音崎は非常に水域に乏しい地域です。特に流水域は乏しく、アサヒナカワトンボやミルンヤンマ、コシボソヤンマ、コヤマトンボ、ダビドサナエ、ヤマサナエなど三浦半島に分布する流水性トンボ類の空白地帯でもあります。しかし、そんな観音崎でもオニヤンマとハグロトンボだけは少なからず生息が確認されています。しかし移動性の高いハグロトンボはなかなか評価が難しいもので、未熟な個体が山の中やじめじめした場所で見られることはあるものの、本拠地はどこなの?という謎がありました。
観音崎のハグロトンボ_b0348205_11250558.jpg
〈観音崎周辺のハグロトンボの生息地〉
 観音崎周辺で唯一、安定した流水(川)があるのは和田川です。当初は和田川が本拠地だと思っていました。しかし、確かに幼虫が確認されたことはあるものの個体数が少なすぎるし、一部を除いてすぐに汽水域になってしまうので、本当にここが本拠地なのか?と疑問を感じていました。
観音崎のハグロトンボ_b0348205_11250829.jpg
 ところがこの日、前々から気になっていた水路に入ってみると、思った以上に多くのハグロトンボを確認することができました。本拠地はこっちだったのか!?といった感じです。ある程度藪漕ぎをしなくてはならない場所で、一見面白そうな環境ではなかったので今までちゃんと入って来なかったのですが、奥に進むと良さげな環境が残っていました。

 一般的にはいたって普通種のハグロトンボですが、「この地域では貴重!」という感覚を持って観察することを僕は大切にしています。観音崎のハグロトンボが人知れずたくさん残っている場所があったことに喜びを感じました。



# by shingo-ayumi | 2024-09-10 23:24 | 観音崎周辺の自然 | Comments(0)