水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。Kanagawa, Japan
by 佐野真吾、歩海
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夏に里帰りしたクロゲンゴロウはどうなったのか?
保全池に行く途中にある各所の湿地で採集しながら現地に向かいます。 〈オオコオイムシ〉
今までいなかった場所に突然オオコオイムシが出現しました。どこかから飛んできたのでしょう。この地域ではコオイムシしかいないと思っていたので驚きました。 さらに他の湿地へ 〈コマルケシゲンゴロウ〉
コマルケシゲンゴロウもまたこの地域では珍しい種です。この場所は遷移が進行したヒタヒタの湿地です。しかし、今年の春に高校生たちが遷移した湿地を手で掘って小さな解放水面をいくつか作ったところ、コマルケシゲンゴロウは一気に増えました。このような微妙な湿地を好む種の保全は長期的に見た時に、この作業を定期的に永久にやらないとダメなのか…と難しさを感じます。
そんな湿地から数メートル離れた陸地にあった朽木や石をひっくり返していくと、すでに越冬準備に入り上陸していたコシマゲンゴロウを数個体確認することができました。しかし、この日は暖かかったせいか、障害物をどけるとすぐに動き出してしまいました。
コシマゲンゴロウはこのような方法で何度か見つけたことがありますが、シマゲンゴロウは見つかりません。もう少し水辺から離れた場所で越冬するのでしょうか? さて、いよいよクロゲンゴロウの保全池にやってきました。先月までたくさんいたシマゲンゴロウやコシマゲンゴロウの姿はありません。
これまでマーキングを施し放流したクロゲンゴロウは13個体です。そのうち今回は11個体を再捕獲しました。 ちなみにこちらはジュニア生物調査隊のアンリちゃんが自分で育てて放流した個体です。翅にはアンリの「A」がマーキングされています。8月に放流してから毎月調査をしてきましたが、11月になっても池から出て行かず残っています。 今回、相棒のナギサくんも自分で育てた個体にマーキングをして放流しました。さて、これらの個体が来年繁殖してくれると良いのですが。
これからの時期は池を引っ掻き回すと越冬中の虫たちにダメージがありそうなので(そもそも寒くてもう移動はしないと思われるので)、しばらく調査はお休みする予定です。次の調査は3月下旬か4月に実施したいと思っています。 #
by shingo-ayumi
| 2024-11-20 09:51
| 生きものに関する活動
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タイワンハブ
台湾や中国、インドシナなどに分布する種です。日本では沖縄県名護市とその周辺地域に見られる外来種です。沖縄に入った経路としては、マングースショーやハブ酒用のハブの代用品として、日本国内に輸入されたことがきっかけだといわれています。その後も自力で移動したり、資材などに紛れて運ばれたりして沖縄島内で分布を広げています。 大きさはホンハブに比べると小さく、背中に沿って不規則な暗赤褐色の斑紋が並び、頭が細長いのが特徴です。
#
by shingo-ayumi
| 2024-11-02 23:51
| 外来種
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神奈川県東部でアカネ属調査(2024年秋)
〈リスアカネ♂〉
秋になって何度か長女を連れて赤とんぼ調査に出かけています。まぁ子どもの面倒を見ながらだったり、何かのついでだったり、ガッツリではないのですが、いちおう「トンボとりをするぞ!」と言って出かけています。 〈ナツアカネ♂〉
娘が採ったナツアカネ。水田の少ない三浦半島や横浜南部では珍しい種になってしまいました。横浜西部から北部にかけてはまだ広く見ることができます。ちなみにこの個体は横浜北部で採集したものです。 〈アキアカネ♂〉 〈アキアカネ♀〉
毎年少なくなっていますが、今年は特に少ないと感じています。その話をすると「アキアカネみたよー!」と言う人はいますが、いるにはいるんです!ただ問題なのは個体数です。
〈コノシメトンボ♂〉
〈コノシメトンボ♂〉
横浜では比較的各所で見かける種です。横浜市内の学校のプールで採集をすると一番多く採れるヤゴがコノシメトンボです。また公園のコンクリート池などでもよく見かけます。 〈ノシメトンボ♀〉
僕が小学生の頃は身近にいたトンボでしたが、現在の県東部では珍しい種です。横浜より三浦半島の方がまだ見かける機会は多いかなと思っています。 〈ウスバキトンボ〉
アカネ属ではありませんが、まだまだ飛んでいました。 ナツアカネを採った日。娘は得意になって「自分はトンボ採りが上手い!」と思ったようです。しかし、次に出かけた時は大惨敗でこの通り機嫌を損ね、自分が採るまで帰りたくないとグズっていました…笑
#
by shingo-ayumi
| 2024-10-28 21:05
| トンボ
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Comments(2)
タガメが多い場所、ゲンゴロウが多い場所
そこで、まずは隊長が率先してやらねば!ということで一人で遠征をしてきました。分布調査なので今まで情報がない地域や自分も行ったことがない地域を攻めてみることにしました。 美しい秋の水田風景 すでに稲刈りが終わった水田 〈ナミゲンゴロウ〉
地図を頼りにいろいろ回っているとナミゲンゴロウを見つけました。 タガメとゲンゴロウが同所的にいる地域はありますが、そんな地域は全国的に多くありません。タガメが多い地域はゲンゴロウが少なく、ゲンゴロウが多い地域ではタガメが少ないといった印象です。2種が競合関係にあるということではないと思いますが、好む環境や地域の微妙な違いによって2種が同じくらいの割合で一緒にいる場所は多くありません。 最初に行った地域では各所でナミゲンゴロウを確認しました。ここはナミゲンの多い地域のようです。ここでは残念ながらタガメを見つけることができませんでした。 〈アキアカネ〉
車で大幅に移動して地域を変えてみることにしました。 ここでようやくタガメを1個体確認しました。しかしここでもナミゲンの方が多く、タガメはこの1個体のみでした。 〈ノシメトンボ〉
その後さらに車で移動をし地域を変えて調査をおこないました。すると今度はナミゲンは見つからずタガメが増えてきました。 とある地域の水田では、雨に濡れながらイネにしがみ付いているタガメを見つけました。最初は卵塊を保護している個体かと思いましたが、どうやらただイネにしがみ付いているだけのようでした。飛ぼうと思ってイネに登ったはいいが、雨が降ってきて飛ぶことを断念したのでしょうか?笑 どういう状況か分かりませんが面白い写真が撮れました。
この調査はみんなで記録を持ち寄っておこなおうと思っています。ただ人気のある種なだけあって公開はできません。そのため博物館資料として保存し、レッドリストの改定や保全活動の時などに提供できるようにしていきたいと考えています。
#
by shingo-ayumi
| 2024-10-13 23:41
| タガメ
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クロゲンゴロウの里帰り その2
昨年から某地域のクロゲンゴロウの保全を始めました。もともと細々と谷戸に生息していたのですが、本拠地であった池が埋められてしまいました。そこで埋められる直前に急いで回収し繁殖させました。そして同じ谷の中に新たに池を造り、繁殖させた個体を放流することにしたのです。 本来むやみな放流は避けたいところですが、今回の場合は本拠地が埋められたことでこの地域の個体群が絶滅してしまう可能性が高かったので、同じ地域の同じ谷に新しい池を造ってそこに放流することでなるべくリスクを減らして実施しました。 ということで、2024年1月に掘った池はこのように良い感じの池になりました。ヒルムシロが生えてきたのは嬉しい限りです。 2024年9月の様子。 8月にジュニア生物調査隊のアンリちゃんが繁殖させた個体を放流しましたが、放流した個体はすべて生きていました。そして同じ池に残っていました。 そして今回は第二陣として僕が繁殖させた8個体を放流しました。第一陣と二陣に分けたのは、途中干上がったり、他の生き物に食われたり何があるのか分からないため、危険分散として2度に分けて放流することにしました。しかし、心配とは裏腹に第一陣もすべての個体の生存が確認されました。 こちらは干上がってしまった池です。今回深く掘り直しました。高校2年生の市原君は泥んこになって池を掘りました。それにしても泥んこになりすぎだろ!笑 最後はイノシシが来ないように自分の匂いを付けて「このぬた場は俺のナワバリだ!」と主張をしました…笑
〈コマルケシゲンゴロウ〉
〈コマルケシゲンゴロウ〉
次はもう一つの湿地へ移動しました。この湿地もいつまで持つか分かりません。現在コマルケシゲンゴロウやカミヤコガシラミズムシ、クビボソコガシラミズムシなどの希少種がいるので、こいつらもなんとかしたいところです。 〈マメガムシ〉
湿地を好む種の保全は、湿地を新たに作るまで少し時間がかかります。水場を作ったあと、しばらく放置しなくてはならないからです。こちらはもう少し時間がかかりそうです。
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by shingo-ayumi
| 2024-10-02 22:49
| 生きものに関する活動
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Comments(0)