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WEBTOON Entertainment社、触って楽しむことのできる電子コミックをベンチャー企業Dot Inc.と共同で作成

2024年10月31日、電子コミックのプラットフォームWEBTOONを提供するWEBTOON Entertainment社が、触って楽しむことのできる電子コミック(tactile digital comics)を韓国のベンチャー企業Dot Inc.と共同で作成したと発表しました。 発表によると、これは視覚障害者向けに画像を点字に変換して表現するDot Inc.の技術を活用した取組です。今回作成されたのは電子コミックシリーズ“Yumi’s Cells”と“Hooky”の...

E2745 – 韓国の第4次図書館発展総合計画(2024~2028)

カレントアウェアネス-E No.490 2024.10.31 E2745 韓国の第4次図書館発展総合計画(2024~2028) 関西館総務課・中村穂佳(なかむらほのか) 韓国では、図書館法の規定に基づいて、図書館政策の基本方針等を内容とする「図書館発展総合計画」(以下「総合計画」)が、2009年以降、5年ごとに策定されている(E797、E2135参照)。2024年5月、4期目の計画となる、第4次図書館発展総合計画(2024年~2028年)(以下「第4次計画」...

E2737 – 韓国、第4次読書文化振興基本計画(2024-2028)を発表

カレントアウェアネス-E No.488 2024.10.03 E2737 韓国、第4次読書文化振興基本計画(2024-2028)を発表 関西館アジア情報課・河村真澄(かわむらますみ) 韓国・文化体育観光部は2024年4月、「第4次読書文化振興基本計画(2024-2028)」を発表した。読書文化振興基本計画(以下「基本計画」)は読書文化振興法第5条を根拠として5年ごとに定められるもので、今回の第4次基本計画は2019年4月発表の第3次基本計画(2019-202...

韓国・ソウルにロボットとAIの博物館が開館

2024年8月20日、韓国・ソウルに「ソウルロボット人工知能科学館」(Seoul Robot & AI Museum:ソウルRAIM)が開館しました。 発表によると、地上4階、地下2階建ての建物で、自動車の自動運転や手術ロボット等を紹介する常設展示、企画展示、各種イベント、セミナー、AI体験等を楽しむことができます。 また、展示には韓国内外の企業や大学、クリエーターが協力しており、先端科学技術と芸術が融合され、最新の技術を感覚的に体験し、楽しく接すること...

韓国・ソウルの野外図書館、OECDが革新的な公共サービスモデルとして選定

2024年8月5日、韓国・ソウル市が、ソウル図書館が運営する「ソウル野外図書館」がOECD行政イノベーション研究所(OPSI)による革新的な公共サービスの優良事例に選定されたと発表しました。 ソウル野外図書館は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)以降、市民が安全な空間で癒しと休息を求めるニーズに応えるために作られました。OPSIウェブサイトでは、図書館空間の概念を建物内から野外に拡張した新しいアプローチで、誰もが図書館を楽しめる社交の場へと変化させた革新的な...

韓国文化体育観光部、全国公共図書館統計調査(2023年実績基準)の結果を発表

2024年8月6日、韓国文化体育観光部が、「全国公共図書館統計調査」(2023年実績基準)の結果を発表しました。 発表によると、2023年に公共図書館の来館者数は2億200万人、読書・文化プログラム参加者数は2,700万人で前年比14.5%増となり、公共図書館の訪問利用の増加傾向が明らかになったとしています。また、2023年の公共図書館数は1,271館であり、前年比2.8%の増加となったと述べられています。 전국 공공도서관 지속 확충, 방문 이용 증가세 뚜...

国立青少年教育振興機構、「高校生のSNSの利用に関する調査報告書―日本・米国・中国・韓国の比較―」を公開

2024年7月2日、独立行政法人国立青少年教育振興機構の青少年教育研究センターが、「高校生のSNSの利用に関する調査報告書―日本・米国・中国・韓国の比較―」をウェブサイト上で公開しました。 高校生のSNSの利用状況とその影響や意識を把握するため、2023年9月から2024年1月にかけて、日本、米国、中国、韓国の高校生を対象として実施したSNS利用に関する国際比較調査の結果をまとめたものです。 具体的には、SNSの利用時間や利用目的、SNSの利用による対人関係の変...

韓国国立中央図書館、国家知識文化資源デジタルアーカイブ「コリアンメモリー」をリニューアル公開

2024年6月21日、韓国国立中央図書館(NLK)が、国家知識文化資源デジタルアーカイブ「コリアンメモリー」をリニューアル公開しました。 プレスリリースによると、コリアンメモリーは、図書館をはじめ、博物館、美術館など全国の文化芸術機関の知識文化遺産をデジタル化してキュレーションしたものとされます。テキスト、画像、動画、音源など多様な形態のデジタルリソースをアーカイブし、国民が簡単にアクセスできるように、専門家による解説記事、テーマ別コレクションなどのサービスを提供する...

E2709 – 2024年CEAL年次大会及びNCC公開会議<報告>

カレントアウェアネス-E No.482 2024.06.27 E2709 2024年CEAL年次大会及びNCC公開会議<報告> 利用者サービス部科学技術経済課・福林靖博(ふくばやしやすひろ)、 電子情報部電子情報企画課次世代システム開発研究室・青池亨(あおいけとおる) 2024年3月、米・ワシントン州シアトルにおいて、東アジア研究に関する複数の会議が開催され、研究者や東アジア研究図書館の司書等、関係者が世界中から集まった。本稿では、筆者らが主として参加した、...

韓国・大統領所属国家図書館委員会、「第4次図書館発展総合計画(2024-2028)」を策定

2024年5月29日、韓国・大統領所属国家図書館委員会が「第4次図書館発展総合計画(2024-2028)」を策定しました。 「皆が幸福な図書館」をビジョンとして掲げ、以下の四つの政策目標(1~4)、12の重点課題((1)~(12))の下、24の推進課題と49の実行計画が示されています。 1 誰もが⾃由に利⽤、皆の図書館(1) 地球市⺠を⽬指す図書館サービス(2) 国⺠体感型知識情報サービスの拡大(3) 社会的包摂を実践する図書館サービス 2 コミュニティ活...