2020年 09月 18日
トゥルッリの町 アルベロベッロ、プーリア
まずは、あまりにも旅行客が多く、観光地化していることに驚きました。
けれども、しばらく歩いて、入り口から離れると、冒頭の写真のように、人の少ない通りもありました。
と言っても、前や後ろを歩く人がやはりいるので、他の人が写らないように撮影するのは、なかなか大変です。
鮮やかな色の花に、壁の白い色が引き立ってきれいです。
商品の展示や装飾が工夫された店も、たくさんあります。
人が多い広場や通りでは、わたしたちも含めて、大勢の人がマスクを着用していました。
夫が鐘楼が見える教会の方へとどんどん歩いていくのを追っていたときに、見晴らし台という案内表示を見つけたので、教会を訪ねたあと、
こちらの見晴らし台(belvedere)に行って、順番を待ち、トゥルッリが立ち並ぶ眺めのいい展望台で、写真を撮りました。
けれども、見晴らしのいい場所は、これまでご紹介した写真や、この壁の間から見えた風景のように、他にもいくつかありました。
かわいらしい猫にも出会いました。
有料駐車場は1日4ユーロだったのですが、わたしたちの訪問は約1時間半で終わりました。大きな駐車場がある側とは反対側に、有料の路上駐車場があり、料金は確か1時間2ユーロで、15分ごとに50セントとなっていました。わたしたちの場合には、ここに駐めた方が、料金が安く済んだ上に、観光客が少ない通りをもっとゆっくり楽しんで歩けただろうとは思うのですが、実際に歩いてみるまでは、所要時間の見当もつきませんので、1日分4ユーロを払ってしまった方が、安心して訪ねられたように思います。
アルベルベッロに到着する前にも、また出発してからも、アルベロベッロの近くでは、道路から、道沿いや野原のただ中に、トゥルッリがあるのが、時々見えました。
そういう場所の方が、より伝統やかつての暮らしに近い形で、トゥルッリが存在していると夫は言います。いいなあと思ったとたんに、風景は後ろに流れてしまうため、撮影が難しかったです。
アルベロベッロを訪ねたあとは、アドリア海の海辺を訪ね、暴風が吹き荒れていて、かなり波が立っていたため、泳ぐような天候ではなかったのですが、趣ある町のはずれのB&Bに泊まることにしました。なんとその宿が右横も後ろも、大きな建物の建設工事中で、しかも、今はイタリア時間で真夜中が近いというのに、おそらくだれかが近くの部屋で、洗濯機を回しているがために、ひどくうるさいのではありますが、歩いて中心街や海まで行くことができて、場所が便利なので助かりました。ペルージャの家には、明日かあさって、おそらくあさって土曜日に帰宅することになると思います。
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Bella e carina Alberobello con i suoi trulli.
Alberobello (BA), Puglia, Italy 17/9/2020
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私の、記事では、前ブログの2013年12月3日の記事ですが、見直してみると、写真が小さいし、肝心のトゥルッリの写真があまり美しくなくて、下手くそで笑えました!(^-^)
当時は、大勢の観光客がいて、ごった返していましたよ!!
今年のこんな時でも、観光客が多いとは、驚きました(゚o゚;
イタリア人の方でしょうか?ヨーロッパの方?
お土産に買ったテーブルマットは、今でも大切にしていますよ(^_^)ゞ
泊まったホテルの方も、人懐っこくて、南イタリアは、良い印象です❤
なおこさんの素敵なお写真有り難く思います(^_-)-☆
おとぎの国のようですね。
なにか七人のこびとが出てきそうです。
屋根に太陽の絵が書いてあったり、木を上手に
家のデコレーションに使っていて町全体がまとまっていて素敵。
イタリアの建造物というとあのオレンジのレンガ風を思い浮かべますが
こちらもまたイタリアではポピュラーなものなのかな?
・・どこかのテーマパークのような感じもします・・
トゥルッリと言うものなんですね・・観光地化するのも
分かるような気がします・・凄く素敵ですね☆彡
いろんなところから・・にょきにょきと屋根が突き出て
いるので写真撮るのも凄く楽しそうですね(*^^*)ふふふ
引き続きお気をつけてご旅行をお楽しみくださいね☆彡
でも、国内の旅行では、こうして皆さん訪問されているのですね。あちこち閑散としているのかと思いましたが、なおこさんの写真を見てちょっと安心しました。そして私のような旅行スタイルでは、電車やバスの移動に苦労するのですが、さすが車だとどこへでも行けていいですね。ご主人様の行動力にもいつも感心しています。それにしても、毎年冬に渡伊していますが、イタリアの方たちのマスク姿は一度も目にしたことがなく、やはり普通ではないのだなぁと今更ながら痛感しています。
こちらこそコメントをありがとうございます。イタリアでも南北に限らず地方の人は温かく、南イタリアの人は気さくでおしゃべり好きで優しいという印象が、わたしもあります。アリスさんはナポリからアルベロベッロ、そしてマテーラへと移動されたんですね。わたしたちはラッツィオ州の南にあるラティーナから少し海岸線を南下してからマテーラに向かったのですが、道が果てしなく長く、雨の降らない時期が続いて風景が荒涼としていたので、旅を長く感じました。春にはもっと緑で風景が違うのだと地元の方に聞いたので、次回はもっと過ごしやすく緑の多い時期に訪ねられたらと考えています。
こういう町並みは、アルベロベッロとその周辺地域独自のもので、だからこそイタリアでも観光地として知られているのだと思います。イタリアでも、アルプス山脈の山中やアフリカとの国境に近いパンテッレリーア島では、それぞれの気候や手に入る建材で造った、やはり地域独特の家があるんですよ。
おほめのお言葉、ありがとうございます♪
ありがとうございます。昨日無事ペルージャのうちに戻りました♪
先日ご紹介したWorld Voiceの記事とその紹介記事にも書いたのですが、今年は感染状況の様子を見て、感染を避け、観光地が混まず料金も下がる9月に旅行する人が多く、南イタリアの海に人気があるのだそうで、海を訪ねたついでに、観光で知られる地域も訪ねる人が、わたしたちに限らず、他にも多いのだと思います。
詳しくは、
・2020年夏 イタリア観光業とイタリア人の旅行動向
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/ishii/2020/08/2002.php
・この夏はイタリア人は休暇でどこへ、World Voice連載第2回
https://cuoreverde.exblog.jp/31361413/
欧州他国からの観光客も大勢いました。ただ、上の記事でも言及しているように、ミラノ、フィレンツェなど、芸術などで知られる外国人観光客が特に多い町では、影響がとりわけ深刻だということです。
フランスで似たような建築物を見たことがあります。フランスのそれは確か地面から薄い石を積み重ねて屋根まで、そして屋根はやはりそのような帽子の形でした。
9月に入っても観光客が多いのですね。
薄い黒っぽい石を重ねた家は、わたしもフランスとイタリアのアルプスで見かけたことがあります。
今年は人が多い時期、そして料金の高い時期を避けて、9月に旅行をした人が多く、9月後半にも暖かい、暑い南イタリアを旅行先として選んだ人が多かったのではないかと思います。国内はもちろん、海外から、おそらくは欧州からの観光客も多いようで、英語やフランス語、ドイツ語をあちこちで耳にしました。