アイカツスターズ！第63話 ツンドラから吹く熱い風 あらすじと感想

あらすじ

S4の4人は、様々な職業を体験する「キラキラしながら体験です」という特番をやることに。

一方、リリィは毎年夏の高原での療養をキャンセルして、ゴシックビクトリアのファン感謝ツアーを開催。リリィ自身がツアーガイドに。前回リリィに助けられたローラも手伝うことにする。

当日。参加者が揃わない、駅弁を乗せ忘れた、列車が止まる、嵐に見舞われる、などのトラブルに見舞われるが、S4の助けで何とかする。だが、会場となる高原の付近一帯が停電に。リリィはショックで倒れてしまう。

気がついたリリィが外にでると、高原の地層から骨が発掘されたオロスコピオザウルスが火を噴きながら暴れている。ピンチのリリィの前にS4の4人が現れ、戦隊ヒロインに変身、オロスコピオザウルスを浄化して大人しくさせ、停電を元通りにさせる。再び倒れるリリィ。

目を覚ますリリィ。オロスコピオザウルスのくだりは夢だった。ゆめがラジオで呼びかけ、リリィのファンだけでなく、S4やローラのファンが集まって、サイリウムで会場を照らす。すべての人たちのため、リリィはステージを行う。

感想

なんじゃこりゃあ！！！

今回はアイカツらしさ（？）全開のカオスな話で最高だった。S4が戦隊ヒロインに変身して、怪獣と戦うとは･･･。ガメラとゴジラが合体したようなオロスコピオザウルスに、戦隊モノに良くある協力して使う武器。今回のためにデザインしたんだろうか。

やはりアイカツスターズの”こういう所”が自分は大好きだ。

リリィの強さ

ゆずが冒頭で心配していたのを見る限り、リリィの体は治ったわけでは無さそうだ。

アイカツにおいて体力が無いのは大きなハンデだ。しかし、リリィは尋常じゃ無い精神力でカバーしているし、ドレスをデザインできるという強みもある。

リリィの強みはもう一つ。”仲間”に恵まれていること。ゆずの存在は言うまでもないが、今回は他のS4の助けもあって何とかなった。

いくら精神が強くても 、アイドルとして優れていても、仲間に恵まれていなければどうにもならないのがアイカツの世界だ。

気になるのはエルザだ。レイときららに支えられているが、サポート無しでもやっていけるのだろうか。

S4の戦士たち

S４たちは、それぞれ一日職業体験に。あこは駅長、真昼は電車の車内販売員、ゆずが飛行機のチーフパーサー、ゆめがお天気キャスター。

あこは本物の駅長よりも時刻表を把握しているなど、さすがだった。久々に頭脳派らしさが出ていたと思う。真昼は販売員の制服が似合う。ゆずはチーフパーサーだが、輸送ヘリのパイロットに指示を出していたのが謎だった。

ゆめはお天気キャスター･･･大空お天気を思い出す。