アイカツスターズ!第52話 狙われたアイドル!? あらすじと感想
あらすじ
エルザの登場によって、四つ星学園の一年生たちに動揺が広がる。
S4の仕事を終えたゆめは、幹部と一緒に歌組の後輩を指導する。後輩たちに手本を見せるため、ゆめはローラと一緒にステージを行うことに。
打ち合わせをする二人のもとに、エルザとレイときららが現れる。エルザはスタープレミアムレアコーデの説明をし、改めてゆめをスカウトする。
ローラはエルザの前に立ちはだかるが、「ブランドも持っていない」と鼻で笑われてた上、「なんのオーラも感じない」と言われてしまう。
ゆめとローラはスクールドレスを着てステージを行う。それを見た一年生たちは希望を持つ。
ステージを見たエルザたちは、ゆめの実力やローラの歌唱力を認めた。
学園長室に呼び出されたゆめは、ひめから高等部を休学して世界を見に行くことを告げられる。
一方、ヴィーナスアークに帰ったエルザを迎えたのは、ヴィーナスアークの生徒になった小春だった。
感想
副会長ローラ
打倒ヴィーナスアークに燃えるローラ。
ゆずの「おもしろいじゃない」にも「おもしろくありません」と強く否定する。
生徒会副会長になったらしい。幹部の先輩たちに負けずリーダーシップを取れるのはさすが。去年の副会長は誰だっけ?
四つ星学園は、去年も経営危機に陥ったばかり。あのときはリリィのおかげで事なきを得たが、経営基盤が脆弱なことが露見してしまったので、アイドルを引き抜かれるのは死活問題だ。ある程度地位を確立している上級生はともかく、入ったばかりの一年生が不安になるのは仕方ないと思う。
怒るゆめ
エルザ「ブランドも持っていないような子に興味はないわ。下がりなさい」
ローラ「うっ・・・」
ゆめ「ローラのステージ見たことあるんですか?」
エルザ「いいえ。でも実力は一目でわかるわ。一流のアイドルはそこにいるだけでオーラを放っているもの。その子からはなんのオーラも感じない」
ローラ「ああっ」
エルザ「あなたも一流になりたかったら、ヴィーナスアークにきな・・・」
ゆめ「行きません」
エルザ「なぜ?」
ゆめ「ステージも見ないで、実力を決めつけるのはおかしいです。それにローラは私の大切な友達で、ライバルです。ローラを侮辱する人のところへなんて、絶対に行きませんっ!」
ローラ「ゆめ・・・」
ゆめ「お帰りください。ローラとのステージの準備がありますので」
珍しく というよりは、初めてのことじゃないか?ゆめがこんなに怒っているのは。
大切なローラをコケにされては当然だ。
ローラ「来てるわよ。エルザフォルテ。この学園で好きにさせないわ。私たちの力、見せつけてやらないと」
ゆめ「それは別にいいんじゃないかな」
ローラ「え?」
ゆめ「だって一番大事なのは、ファンのみんなに楽しんで貰うことでしょ?」
ローラ「えっ、ゆめ・・・」
ゆめ「私たちが一年生の道しるべになろうよ」
ローラ「S4になったんだね、ゆめ」
怒っていても、ファンに楽しんで貰うことは忘れない。頭を切り替えてステージに望めるのは成長した証だ。去年のゆめだったら、引きずったままステージに上がったかもしれないが、今は違う。
(ゆめの腹筋を触って成長を確かめるローラ。スキンシップは珍しい)
言い方ァ!!
でも、何だかんだ言っても、ヴィーナスアークとエルザのことを妄想し、葛藤するゆめ。
エルザの誘い方が悪いのではないか。ローラを下げるのではなくて、小春を使うとか、いっそローラごと勧誘すれば、ゆめをスカウトできた可能性もある。
そもそも、ゆめをスカウトする理由も、ひめをスカウトするついでで、ゆめの実力を見抜いていたわけではなかった。
アイドルとしてはパーフェクトでも、学園のオーナー*1としてのエルザの能力はまだこれからだ。
(まだ中学3年生だし、当たり前か・・・)
*1:エルザがヴィーナスアークの経営をしているのか、出資しているだけなのかは現時点ではわからない