アイカツスターズ!第30話 七色のキャンディ
あらすじ
イタリアに旅立つ小春を送るため、ゆめたちは「小春ちゃんいってらっしゃいパーティー」を開催する。
パーティーの最後にゆめがステージで歌うが、もともと調子が悪く、ステージで倒れて保健室に運ばれる。
ゆめ以外のみんなに見送られて四つ星学園を去って行く小春。
保健室で目を覚ましたゆめは、ひめ先輩から同じような経験をしたことを打ち明けられる。
部屋に残された小春が書いた手紙を読んだゆめは、新たなスタートラインを感じ、あらためてS4になるという決意をする。
感想
前回、ゆめに負けたローラはしばらく一人でアイカツすることに。
劇中ではアイドルは個性が大事だということがよく言われる。
同じレッスンをしていては差が付きにくいだろうから、個人個人でアイカツをしたほうが独自性が出て良いと思う。
ついに小春がイタリアへ行ってしまう・・・。番組が始まってから、今までゆめの幼なじみとしてやってきたので、いなくなるのは非常に寂しい。
ゆめちゃん、もうすぐ出発の時間です。
~中略~
私がイタリアへ行こうって思えたのはゆめちゃんのおかげなんだ。
ゆめちゃんのすごいステージをみるたび、私ももっと成長したいって、心から思った。
そのためには今のままじゃだめだって気がするの。
私たちはまだ未来の途中、新しい場所で新しい自分を探してきます。
私の、新しいアイカツのスタートラインです
(小春の手紙より)
イタリアに行くにあたって、小春が葛藤している描写はなく、ほとんど迷わずにイタリア行きを決意したようだ(ゆめに打ち明けられなくての葛藤はしていた)
後ろ向きな別れではなく、成長するために必要な門出なのはよかった。
(アイカツ! 第51話 ロックなあの娘はドリーム☆ガールより)
前作アイカツ!で、主人公いちごちゃんは一年間アメリカに行き、成長して帰ってきて、最終的にはトップアイドルになった。
異国の地でのアイカツは、個性を磨くという意味ではこれ以上にない環境だ。
イタリアでもアイカツはできる、と言っていた。小春も成長し、いずれは四つ星学園に帰ってきて活躍してくれると信じている。