AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイトに合格した話
先日 AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト を受けてきました。結果は無事に合格することができました!
リザルトはこんな感じでした。
総合評点: 85% トピックレベルスコアリング: 1.0 Designing highly available, cost-efficient, fault-tolerant, scalable systems: 84% 2.0 Implementation/Deployment: 66% 3.0 Data Security: 90% 4.0 Troubleshooting: 100%
65% 以上で合格という噂があるので余裕を持って合格できたかなと思います。 (模擬試験では総合評点 70% だった)
少し苦手意識があった Data Security が 90% 取れたのでよかったです。
なぜ資格の取得しようと思ったか、どんな勉強をしたかを軽く紹介したいと思います。
なぜ資格の取得しようと思ったか
いろいろ理由はありますが、ひとつに「言うことに説得力が出る」というのがあるかなと思います。
というのも、自分は人に信頼されるエンジニアになりたい、と常に思って行動してます。(体現できているかは置いておくとして)
信頼といってもいろいろあると思います。技術力やコミュニケーション力、時間管理や仕事の早さ、などなど。(もちろん技術力だけじゃないのも承知してます)
特に今回の資格においては「技術面での信頼される要素の1つ」になると思ったので取得の決心をしました。
○○ならこの人に任せておけばいい感じになるだろう、というような。
あとこれは自分のスタンスになりますが、フルスタックのようにまんべんなくというよりは得意な分野を1つ作ってそこから少しづつその領域を増やしていくという感じで勉強等をしているので、その得意な分野(今回で言うとAWS)を第三者視点で評価して欲しかったというのもあります。
最近仕事で採用の面接官をやるようになってわかりましたがやはり資格を持っていると余計な確認が不要なので話が早いですね。 逆も然りで自分のことをあまり知らない人への説明のショートカットになると思いました。
web エンジニアはコードや Blog 等でアウトプットしやすいですが資格取得もアウトプットの一部として捉えても良いのでは無いかと思います。
アソシエイトではあるものの、実際合格してみて AWS への理解度を知るととも少し自信になりました。
どんな勉強をしたか
基本的には Black Belt で試験範囲をおさらいしつつ、本を数冊読みました。 最後に模擬試験を受けて本試験という感じです。
AWS Black Belt を読む
みんな大好き安定の Black Belt です。これは頻繁にアップデートもされていて、中の人の情報かつサービスの情報が端的にまとまっているのでドキュメントを読む前に目を通すのがおすすめです。 自信のないサービスをメインに読んでいきます。読んでもわからないところはドキュメントを読みながら実際に手を動かしたほうがいいです。
本を読む
- Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版
- AWS にあまり触れていないならハンズオン形式で進められるこれはおすすめです
- Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド
- 発行は2015年ですがわりと AWS への基本的な考え方やアソシエイトの範囲がカバーされているので網羅的にいくならこれは良いと思います
- 合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト
- 唯一の対策本です
- 各サービスに対してのポイントがまとまっています
- 章末に問題集があるのでそれは全部解きましょう。ここで間違えた箇所があればそこへの理解を深めるようにおさらいをする
模擬試験を受ける
模擬試験は受けたほうが良いです。2160円かかりますがどんな感じの問題が出題されるかわかるし、20個の問題を実際に解けます。(本試験でも同じ問題が出たような...?) ただし正解は開示されないのであくまで理解度を測るだけですね。
本試験
自分は池袋の会場で受けました。去年の夏頃から PSI という会社が運営している試験会場に変わったそうです。
会場と言ってもパーティションで区切られた PC が置いてあって web カメラで監視されている状態で試験を受けます。
試験の内容と関係ないですが、身分を証明するものを2種類持参しないといけないです。 写真入りのものと署名入りのものが必要で自分は免許証と裏面に署名済みのクレジットカードを持参しました。
証明するものを持ってない場合は準備しないといけないと思うので注意してください。
試験中はカンニングの防止?のため両手を web カメラに映る範囲に置いておかないといけないし手を顔や口を覆うな、と注意書きが書かれているので姿勢に気を使って結構疲れました。
スクラッチボード(紙のホワイトボードみたいなやつ)とホワイトボードマーカーは入室時に会場の人に渡されたので図を書いて問題を整理したい時とかに使うと良さそうでした。
テスト終了ボタンを押すとすぐに結果が表示されるので心の準備をして終了してください。
最後に
試験を受けてて、わりと今オンプレミスでやっててクラウドに移行していきたい人たちに受けさせたいのかな?とも思いました。 (いわゆるオンプレ脳からクラウド脳にシフトする必要がある) web サービスで AWS ガンガン使ってるような人たちからすると普通のこととして認識しているところも多いはず。
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次はソリューションアーキテクトプロフェッショナルを目指します!! 最近、職場でも AWS の資格を取ろうという人たちが集まって勉強会をしているのでそれに参加しつつ合格できるようにがんばっていきます! (受験料の補助など会社から出してもらえることになったので嬉しい)
そういえば資格取得者は AWS Summit で専用のラウンジが使えるらしいので今年の AWS Summit が楽しみです。