AmaQuick開発者のヤガーです。
Chrome拡張機能としてGoogleウェブストアに公開していたAmaQuickですが、2016年11月ごろに突然Google側からBAN(公開停止)されました。
Googleのポリシーに反しているという内容のメールが届いたのですが、どの部分が抵触しているのかなど細かい回答がえられず泣き寝入り状態でした。
インストール済のAmaQuickも正常に動作しない状態になってしまったため「ブックマークレット版」として復活させることにしました。ユーザーのみなさまにはここまで大変お待たせしてしまい申し訳ありません。
※AmaQuickの基本情報などは公式ページをご覧ください。
AmaQuick 公式ページ [C!]
AmaQuickブックマークレット版
ブックマークレットとは、ブラウザのお気に入り(ブックマーク)に特定URLの代わりにJavaScriptというスクリプトを指定することで、いつでも1クリックで特定の動作を呼び出すことができる機能です。
AmaQuickブックマークレット版は最新のPCブラウザ(Google Chrome、Safari、Firefox等)で動作します。
スマホでは正常に動作しません。
ブックマークレットの登録は、下記リンクをブラウザのブックマーク欄にドラッグ&ドロップするか、ブラウザメニューの「ブックマークに追加」あるいは「お気に入りに追加」をしてください。
AmaQuick
登録されるスクリプトの内容はこちらです
javascript:(function(){var s=document.createElement('script');s.charset='UTF-8';s.src='https://ss1.coressl.jp/api.creazy.net/amaquick/bookmarklet.js?ts='+(new Date().getTime());document.body.appendChild(s)})();
ブックマークレット版のメリット・デメリット
メリット
・APIへのアクセス回数が減ったため、データの取得失敗の頻度が減ります。
・機能はURLで呼び出すので、最新のアップデートが常に反映されます。
・Chromeだけでなく、FirefoxやSafariなどのモダンブラウザで実行できます。
デメリット
・AmaQuickの起動に「ブックマークレットを実行」という1クリック増えました
機能はこれまでのブラウザ拡張版と全く同じです。また、ブラウザのCookieに保存されている設定情報もそのまま引き継ぎますので以前と同じようにご利用いただけます。
§
ここから多少技術的な余談になりますので、不要な方は読み飛ばしてください。
AmaQuickの仕組みとGoogleポリシー
AmaQuickはAmazonのアソシエイトタグを、Amazonページ上で生成することでブラウジングからすぐにブログ投稿に移れるように工夫しています。
少し前からAmazon自身が「アソシエイト・ツールバー」として、画面上からタグを発行できる機能を出していますが、自由にテンプレートを変更できる面でAmaQuickはいぜん存在価値があると思っています。
さて、Googleからはポリシー違反として公開停止されていますが、もちろんAmaQuickではご利用のみなさまから不要なデータ収集などは行っておりません。
商品情報を取得するために、画面から以下2項目を当方サーバに送出しています。
1)商品ID(https://www.amazon.co.jp/dp/XXXXXXXXXX ←XXXXXXXXXXの部分)
2)アソシエイトID(xxx-22)
1はもちろん商品情報を引き出すために必要な情報であり、2はAPIを実行するために必要な情報です。
また、アソシエイトIDを取得したからといってその先の個人情報を取得することはできず、プライバシー的な問題はないと考えています。
すでにUserScript版として開始したAmaQuickも、インストールの煩雑さからChrome拡張版に変更し、さらにブックマークレット版への形を変えてきています。ブラウザ拡張版の利便性も諦めきれませんので今後も復活への検討は続けますが、とりあえずはブックマークレット版をご利用いただければと思います。Chrome拡張の開発に詳しい方からの情報もお待ちしております。