新築の家具・家電費用の予算はいくら?新居の費用を抑えるコツ
こんにちは。COZYの渡邉です。
今回は「家を建てる時に新しい家具・家電をそろえたら、いくらくらいかかるか」についてお話しします。
初めて家を建てる方ならお金のことがわからないのは当たり前。
「住宅ローンを組む時、月々支払いを続けていける金額ギリギリまで借りるのは不安。いくらくらい手元に残しておけば良いのだろう?」って、心配になっちゃいますよね。
この「手元に残しておかなきゃいけないお金」ですが、みなさん新居の家具・家電代も気にされています。
せっかく新築一戸建てに住むんだから、家具や家電も新しくしたいですよね。
そのお気持ち、とてもよくわかります。
すでに新築を建てたみなさんがどんなものを購入したか、金額の相場はどれくらいかということをお伝えしていきますので、少しでも参考になればうれしいです。
新築の家具・家電費用の予算は?新居に必要なものとは?
家具・家電一式を買い替えたら、どのくらい費用がかかると思いますか?
今の時代、商品は本当にピンからキリまであるので一概にはいえませんが、私がお客様から尋ねられたとしたら、「だいたい150万円くらいでは」とお答えします。
もちろんそのご家庭によって個々の家具・家電の「いる」「いらない」はあると思いますので、それより安くなる場合も高くなる場合も考えられます。
本当は新居で使いたい家具・家電をリストアップしていただいて、価格も調べた上できちんと計算できれば一番良いのですが、まずはざっくりと予算を立てたい方の参考になるよう、新築を建てる方がよく買う家具・家電と、価格の相場をお伝えしたいと思います。
値段が安すぎず高すぎず、安心して長く使っていただけそうな品質の商品をイメージして「価格の目安」としています。
家具
まずは、家具の相場目安についてお伝えします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ソファ
■価格の目安:10万円~15万円
4人分くらいのソファセットで考えてみるとこのくらい。
オットマン(足置き)を含めたり、カウチ(足を伸ばせるタイプのソファ)の場合、あるいは品質にこだわる場合はもう少し高価になるでしょう。
センターテーブル
■価格の目安:2万5,000円
こだわっていくとキリがありませんが、しっかりした造りのものだとこれくらいの金額が目安になると思います。
テレビ台
■価格の目安:2万円~6万円
最近はテレビを壁掛けにする方が多いので、ご家庭によっては不要かもしれません。
ダイニングセット
■価格の目安:10万円~15万円
4人掛けテーブルと椅子4脚でこのくらいと見ています。
ベッドとマットレス
■価格の目安:6万円~8万円(シングル1台+マットレス)
ダブルベッドであったり、マットレスにこだわったりするともっと高価になります。
主寝室だけは良いものにして、汚れやすい子ども部屋の寝具には安価な品や布団を使うという方法もあります。
カーテン
■価格の目安:30万円
既製品でまかなえればもっと抑えられますが、新築の場合はカーテンを付けたい窓が多かったり大きかったり、オーダーになったりするケースがよくあります。
取付用のレールや工賃も含めてこのくらいと考えておけば良いでしょう。
照明
■価格の目安:10万円~20万円
リビングなどで使うシーリングは1万円以内でも買えますが、こちらには間接照明、あちらには埋め込み式と、場所によって使い分けたいというご要望が出てくるでしょう。
それを見越して、10万円から20万円くらいあればだいたい叶えられるのではと考えています。
ラグ
■価格の目安:2万円~5万円
リビングなどに敷くラグはサイズによってけっこう値段が変わってきますが、ここでは2畳程度をイメージしています。
ネット通販では2万円台のものもありますが、長く使うことを考えると最初にしっかりしたものを入手する方が安心だと思います。
家電
続いて、家電の相場目安について見ていきましょう。
エアコン
■価格の目安:8万円~15万円
北海道でもエアコンが必要な暑さを経験することが増えてきました。
新築を建てる場合にもほとんどの方がエアコンを付けています。
使う部屋の広さや機能によって価格は変わりますが、COZYのお客様では主寝室と居間にだけ付けて、子ども部屋には付けないという方が多いです。
お子さんが小さいうちは一緒に寝て、大きくなって子ども部屋を使うようになってから改めて検討しても良いですね。
洗濯機(10kg)
■価格の目安:7万円~10万円
ご家族4人くらいのご家庭で全自動の洗濯乾燥機を使うと仮定しました。
物干しスペースが確保できれば乾燥機なしのものでも良いですし、浴室乾燥機を使うという手もあります。
電子オーブンレンジ
■価格の目安:5万円
前のお住まいから持ち込む方が多いので、買わずに済むかもしれません。
それでもあえて買おうとする方は「せっかく新築に住むのだからキッチン家電を好みの色やデザインでそろえたい」という方が多いように思います。
デザインにこだわると少し高めに見ておいた方が良いのは、新築ならではの傾向です。
ロボット掃除機&コードレス掃除機
■価格の目安:10万円~15万円
新築を機にロボット掃除機を導入したいと考えている方は多いのではないでしょうか。
ロボット掃除機はパントリーの下などに充電場所を作るとスペースを無駄なく使えます。
普段のお掃除はロボット掃除機に任せて、お菓子のくずなどをこぼしてしまったときはコードレス掃除機でサッと済ませるというように使い分けすると便利です。
テレビ(50インチ)
■価格の目安:8~15万円
これもお持ち込みの方は多いですが、新居では大画面で映像を楽しみたいと考えると、今までよりも大きなサイズに買い替えるケースはありますね。
テレビ番組を見ない方でも、これまでタブレットで見ていたYouTubeやサブスク動画をテレビ画面で見ようと考えるかもしれません。
テレビではなく、プロジェクターを検討する方も増えています。
カップボード
■価格の目安:15万円
あまり安いものだと経年劣化が心配ですので、長い目で見ると多少高価でもしっかりした品を選ぶのが安心です。
システムキッチンがあれば不要です。
以上、新築の家具・家電の予算としては、ここまで挙げた価格の低い方で合計すると125.5万円、高い方で合計すると184.5万円なので、間をとって150万円くらいという感じです。
やはり、ご家庭によってほしいものも違えば、同じものでもどのくらいの品質や機能を求めるかということも違うので難しいところです。
あとは、ハウスメーカーの選び方によっても家具・家電にかかる金額が大きく変わる場合があることには注意してください。
例えばCOZYの場合、カーテンや照明はお家の本体価格に含まれていますし、システムキッチンに食器棚が付いているので、その分をほかの家具・家電の購入費用に回すことができます。
さらに、自社直営のインテリア雑貨ショップ「ナチュリエスタジオ」や「THE JOHNSON STORE」で使える8万円分のポイントを差し上げていますので、それを使って好みの家具を選んでいただくサービスも好評です。
スタッフはうちの社員ですから、オーナー様方のお家の間取りを踏まえた上で家具のご相談も承ります。
ショップはオーナー様でなくても気軽に利用できますので、お出かけついでに寄ってみてはいかがでしょうか。
新築で使う家具・家電の費用を抑えるコツ
ただでさえ大きなお買い物である新築住宅。
家具・家電も新しくしたいけれど、その一方で費用はできる限り抑えたいですよね。
いくつかコツをご紹介します。
今、本当に必要かどうか考える
新築を建てるのでうれしくなって、あれも買いたい、これも新しくしたいと物欲を抑えきれなくなってしまうかもしれません。
でも、「これって本当にうちで使うかな?」「今、どうしても買わなきゃならないものだろうか」と一旦冷静にならないと、家具・家電にお金をかけすぎて、のちのち苦しくなってしまうかも。
そのせいで新居に思い描いていた理想のいくつかを諦めなければならなくなると、本末転倒です。
また、せっかくの新居もものであふれてしまってはもったいないと思いますよ。
住み始めてから考えても良いかなと思うものは、後から買うという選択肢も用意しておきましょう。
特にソファは、事前にサイズを測って買ったのに、いろいろと家具を置いてみたらうまく置けなかったとか、色味がしっくりこなかったという失敗例を耳にします。
お子さんが小さいうちは汚したり傷つけたりする恐れもあります。
ソファカバーなどで対処はできますが、家具にこだわるならお子さんが少し大きくなってからでも良いかもしれません。
ダイニングセットもなかなか高価ですが、COZYのお客様の例ではダイニングセットをあえて置かず、そこをお子さんの遊ぶスペースにして、リビングで食事をするという方もいらっしゃいます。
新築のコーディネートの注意点やポイントについて「新築のコーディネートに失敗しないための注意点やポイントを紹介!」でもご紹介しておりますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
現在使っているものを引き続き使う
まだ不便なく使えるものはできるだけ寿命まで使ってあげた方が良いのではないでしょうか?
お財布にも、環境にも優しい考え方だと思います。
アウトレットやリサイクルショップ、フリマアプリを活用する
最近はアウトレットのショップでも新品と遜色のない品物が充実しています。
新品にこだわらないのであれば、リサイクルショップやフリマアプリで探すのもアリでしょう。
ネットを介して家具・家電を無料で譲ってもらえるサービスもありますから、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
引っ越しを機に自分たちも「譲る側」に回り、使っていないものを手放してほかの方に活用してもらうことができるかもしれませんね。
DIYに挑戦する
ちょっとした棚やお子さんの机などはDIYで作ってみると愛着がわいて、使うことが楽しくなります。
私の姪っ子もパパにディアウォールで机を作ってもらい、うれしそうに使っていますよ!
造作のほうが安く済むケースもある
例えば書斎のカウンターデスクや可動式の書棚などは、建築時に付けておくとあとから買うより安いかもしれません。
ぴったりサイズで丈夫に造ってもらえますし、DIYでは書棚を水平に造るのがちょっと大変だったりしますので、ハウスメーカーや工務店の担当者に相談してみましょう。
新築の家具・家電以外にかかる費用もチェック
新築を建てるときには、建物の本体価格や家具・家電のほかにも考えておかなければならない費用があります。
いわゆる「諸費用」というもので、家具・家電もここに含まれますが、ほかには以下のようなものがあります。
- 引っ越し代
- ご近所へあいさつ回りするときの手土産代
- 住宅ローン借入の費用(ローン保証料、印紙代、事務手数料、団体信用生命保険加入料、火災保険料、地震保険料)
- 固定資産税などの税金
- 土地・建物の登記費用や仲介業者への手数料
税金や登記費用、保険料は、一般的に新築住宅購入価格の3~6%程度かかるといわれています。
資金計画は、これらも踏まえた上で立てていく必要があるので注意してくださいね。
新築では予算内で必要な家具・家電を見極めよう
新築住宅で使う家具・家電の購入費用の目安は150万円程度。
ただ、それらが本当に必要なものかどうか、一旦冷静になって考えてみることが大事。
使えるものは引き続き使った方がお財布にも環境にも優しいと思います。
アウトレットやリサイクル品を活用したり、DIYするところ、造作するところをうまく使い分けたりすれば、費用はより抑えられるでしょう。
家具・家電の購入費用に税金や保険料、各種手数料などを合わせて「諸費用」を考慮しながら資金計画を立てていくと安心です。
COZYはカーテンや照明がコミコミなので、その分、家具・家電の費用を抑えることができます。
費用の面でもメリットは大きいのですが、引き渡しの時点でカーテンも照明も付いていることでスムーズに住み始めることができるとオーナー様方も喜んでくださっています。
新築時の家具・家電のお悩みは、私たちハウスメーカーのスタッフもご相談に応じますので、お気軽にご相談くださいね。
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