札幌で土地探しをするコツは?土地探しのタイミングも紹介!|家づくりコラム|札幌 新築一戸建てCOZY

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2024.09.04 樋口 春紀

札幌で土地探しをするコツは?土地探しのタイミングも紹介!

家を買う 土地のこと

 

こんにちは。COZYの樋口です。

 

札幌で新築のお家を建てようと考えているみなさん、土地選びはどうされていますか?

 

自らネットで調べることもできる時代ですが、土地の見方は難しく、専門知識も必要だったりするので心もとないのではないかなと思います。

「何から始めればいいかわからない」

「家と土地どちらを先に考えるべきか」

「札幌でいい土地がなかなか見つからない」

 

こんなお悩みが少しでも軽くなるよう、お役に立てれば幸いです。

 

札幌で土地探しをするならどこに依頼する?

一般に、土地探しをどこかへお願いしようと思ったら真っ先に不動産屋さんが思い浮かびますよね。

今はネットにも情報が上がっているので、自分である程度見当を付けてから不動産屋さんと連絡を取ることも可能です。

 

不動産屋さんは土地を扱うプロですから、「こういう土地を探している」とお願いすれば条件に合う土地を提案してくれるはずです。

ですが、どういうふうに建物や庭、駐車スペースを配置するか、その土地に建てた家でどういう暮らし方をしたいかというところにまで気を配ってもらうのはなかなか難しいことも多いです。

 

そういう意味で、新築を建てるための土地探しを依頼するならハウスメーカーが一番良いのではないかなと僕は思います。

それも、札幌であれば札幌やその近郊をメインの施工地域としているハウスメーカーが望ましいです。

地元の土地の動向や価格の相場をよく知っているはずですし、例えばどこのエリアは除雪がしっかり入るなどといった細かい情報も持っているからです。

 

大手ポータルサイトなどで情報を集めて自分たちで探すのも悪くないですが、いろいろ見ているうちに「これは安い」「こっちはもっと安い」と価格にばかり目が行くようになり、それが落とし穴になることがあるので注意してください。

 

希望の条件にもだいたい合うし、ほかと見比べても安いので「ラッキー」と思って申し込んでしまう…これで失敗することもあるんですよ。

土地を決めて、さあお家を建てようとハウスメーカーへ行ったら、理想の生活が叶うお家を建てるには土地が小さかったり、高低差が大きく斜めになっている地面を平らにするのに余分な費用がかかったり。

安いのにはやっぱりそれなりに理由があって、事故物件なのに注釈がすごく小さい字で書かれていたから見落としたなんてことも。

 

だから自分たちで土地を探す場合でも、申し込む前にハウスメーカーの担当者に「この土地どう思う?」と聞いていただきたいんです。

土地によっては希望の間取りが叶えられないところもありますし、間取りよりも立地を優先させたことで、新しいお家で実現したい夢のいくつかを諦めることになるかもしれません。

 

家と土地のどちらを優先するか、あるいはどちらも譲れないのなら、僕たちハウスメーカーとしては「ご予算を上げてみますか」と提案するケースもあります。

買ってから後悔しないためにも、僕たちを相談相手として気軽に頼ってもらえればと思います。

 

COZYでは土地探しに便利なシステム「ランディ」を導入

2024年度から、僕たちの会社「ジョンソンホームズ」では、土地探しにとても便利な「ランディ」というシステムを導入しました。

 

土地の情報はインターネットで誰でも簡単に見られますが、実は不動産会社やハウスメーカーしか見られない非公開の土地も存在しています。

それをお客様自身も見ることができ、なおかつ大手の土地情報検索サイトや地域の不動産情報などすべてを一元化して掲載しているのが「ランディ」。

こちらのサイトを見て、あちらをチェックして…とやらなくても、土地に関する情報収集を1つの専用アプリで完結できるというのが最大の特徴です。

 

また、「駅から10分圏内」「近くに商業施設がある」などと条件を設定すると、それに当てはまる土地が価格とともに地図上に表示されます。

視覚的に位置関係や距離感などがわかるのがとても便利なんです。

 

さらに、気になる土地をお気に入りに登録すると自動的に担当営業へ通知が行くので、LINEなどでいちいち連絡を取らなくても「この土地はいいですね」「ここはちょっと難しいかも」とアドバイスを得られるというように、やり取りが迅速になったのもいいところ。

 

このアプリはメールアドレスを登録すれば誰でも試用版を使えますが、非公開情報が見られるのは、当社のような「ランディPRO導入店」でアカウントの紐付けを行なってからになります。

「ランディを使ってみたい」という方は、一度相談にお越しいただければご紹介します!

 

プランページ

 

 

札幌で土地探しをするコツ!タイミングも大切

インテリア

 

これから札幌で土地探しをするみなさんの参考になりそうなお話をいくつかしていきます。

 

もしかしたら札幌市内にこだわる必要はないかも!?

札幌の土地の価格は、コロナ禍で新築需要が増した2~3年前と比べれば上昇率は徐々に落ち着いてきたものの、年々上がり続けています。

ここから大幅に下がることは考えにくく、もし次に何らかの情勢変化が起こればまた急激に上がりかねません。

 

これだけを理由に決断を急ぐ必要はありませんが、落ち着いている今の時期が土地購入のチャンスと考えることはできるかなという感覚です。

 

札幌といっても広く、区によって土地の平均価格がかなり異なります。

10区のなかでも、手稲区や北区は割と手頃な土地が出やすいですね。

 

ここ数年でリモートワークを取り入れた企業も多いことから、お子さんをのびのび育てたいと、より安く土地を入手できる近郊の市町を選ぶ方も増えています。

実際、自分たちが叶えたい暮らしを突き詰めていったら札幌にこだわる必要がなかった、むしろ郊外を選んで本当に良かったというCOZYのオーナー様もたくさんいらっしゃいます。

 

ですから、新しいお家で叶えたいことをリストアップして優先順位を付けてみると、自分たちがよりこだわりたいのは家なのか土地なのかが見えてくるのではないでしょうか。

 

札幌および近郊で人気が高いエリアについては、ほかのコラムで詳しく書いているのでご覧になってみてください。

札幌で人気の土地は?穴場やファミリーが住みやすい街もチェック!

 

土地探しに向いた季節は決まっていない

一般的に、土地探しをするなら雑草や積雪に地面が覆われておらず、高低差などが見やすい春や秋がいいとされています。

 

確かに敷地調整でどれだけかかるかという具体的な数字が出せるのは春と秋ですが、冬だって別に良くないわけではないんですよ。

 

特に札幌は積雪量が多いので、近隣の除雪事情を知ることができるのが冬場の土地探しのメリット。

実際に現地を見たときに、「ここは市の除雪が入るからいいね」という判断もできますしね。

 

自分の優先させたいことを中心に見ていくのであれば、1年のどの時期でもいいと思います。

 

購入時期について書いたコラムもあります。

こちらもチェックしてくださいね。

北海道の土地の購入時期はいつが良い?札幌の土地価格の今後も

 

お家づくりのどのタイミングで土地探しをするか

COZYは住んでからの暮らしを大切に考えているので、まずはお客様の理想を叶えるお家を具体的なプランに落とし込んで、そのお家を建てられる土地を探すという順序が一番スムーズだと思っています。

 

せっかく「こういう暮らしがしたい」と思ってお家を建てるのだから、土地が先に決まっていることによって制限がかかってはもったいないという考え方です。

 

それに、土地の手付金を払ったら2週間後には仮契約を結ばないといけない決まりになっているので、その期間内に新築のプランをある程度まとめるのは、COZYのような規格住宅でもかなり慌ただしいスケジュールになるでしょう。

だから、建物をある程度決めておいてから土地探しをするほうがやりやすいんです。

 

でも、これだってみなさんの優先順位次第なんです。

 

COZYのお客様でも「もうこの土地に決めています」と、土地ありきでお越しになる方はいらっしゃいます。

建売も含めて検討中で、絶対このエリアに住みたいというのが最優先だったら、土地ベースで探してそこにうまく収まる建物を後々考えるというのもアリ。

何なら土地を決めてから複数のハウスメーカーを回って、「この土地に建つお家だといくらになりますか」と相見積もりを取るのも一つの手段です。

 

 

土地探しの手順を解説!期間はどのくらいかかる?

 

土地購入までは、以下のような過程をたどります。

  1.  住宅ローン事前審査:3営業日〜1週間程度
  2. 仮契約締結:1カ月程度
  3. 土地の売買契約締結:2~3カ月
  4. 土地の敷地調査と地盤調査:1~2カ月程度
  5. 土地の登記手続き:1~2か月

 

それぞれの段階でどのくらいの期間を目安に動けばいいか、参考にしてみてください。

各段階で行うべきことについても、詳しくみていきましょう。

 

1. 住宅ローン事前審査:3営業日〜1週間程度

家づくりを検討し始めたらすぐに住宅ローン審査に申し込むことは、いい土地がすぐ売れてしまう今の札幌では絶対条件。

ローンが通っていない状態で買付に参入しても、通っている人が優先されてしまうケースは多々あります。

 

売り主からしたら、資金調達のめどが立っている人に売りたいのは当然です。

 

土地代も住宅ローンでまかなうのであれば、建物とは決済のタイミングが異なりますので、つなぎ融資もご検討ください。

金融機関によっては利用できないところもあるので、事前によく調べておきましょう。

 

申請が済んだら結果が出るまでは基本的に3営業日くらい。

長くても1週間程度見ておけばまず間違いないでしょう。

 

2. 仮契約締結:1カ月程度

買う土地を決めたら買付証明書を提出し、その1〜2週間後に仮契約。

 

この時に購入価格の10%程度を手付金として支払います。

この手付金は、違約金に充てられて戻ってこないことがあります。

 

例えば、住宅ローン審査の結果が出る前に仮契約を済ませたがローンが通らなかったとか、「やっぱりここはやめた」と自己都合で契約解除する場合は注意しましょう。

 

3.土地の売買契約締結:2~3カ月

不動産会社から重要事項説明を受け、不動産売買契約を正式に交わします。

土地代の残金は自己資金で支払うか、つなぎ融資を利用します。

 

4.土地の敷地調査と地盤調査:1~2カ月程度

住宅プランに沿って、その土地に希望通りの家を建てられるか調べます。

 

敷地調査では方位、高低差、前面道路の位置などに問題がないかチェックし、地盤調査では硬さ、強さ、特徴などを分析します。

工事を急ぐ事情があるなど、仮契約の段階で調査を進めたいという方も時々いらっしゃいます。

その場合、土地の所有権はまだ移っていないので、調査が入ることに対して売り主の承諾を得ましょう。

 

5. 土地の登記手続き:1~2か月

書類の準備や手続きには煩雑な部分もあるので、司法書士に依頼するのが一般的。

これで土地が名実ともに自分のものになります。

 

 

上記でご紹介した期間はあくまで目安ですが、余裕を持って動くに越したことはありません。

土地が用意できなければ工事を始めることができないので、例えばお子さんの入学に間に合うよう入居したいなどの希望がある場合は、早め早めの行動を心がけましょう。

 

 

札幌の土地探しはハウスメーカーと進めるのがおすすめ

庭のある家

 

札幌で新築住宅を建てるために土地探しをするなら、ハウスメーカーに依頼するのが一番。

土地そのものの良し悪しだけでなく、敷地の使い方や理想の暮らしが叶う土地かどうかを総合的に判断してもらいやすいからです。

 

札幌の土地価格が年々上がっていることに加え、リモートワークが普及したことで郊外に住むことを選択肢に入れる方が増えています。

結果的に理想の暮らしが叶うなら、土地探しのエリアを広げてみてもいいかもしれません。

 

土地の形状を見るには春や秋が向いていますが、札幌の場合は積雪期の除雪が気になる人も多いでしょうから、自分たちが気になるところを見るという観点なら、ベストシーズンは個人によって異なるといえます。

家が先か土地が先かという問題も、家での暮らしを優先するなら家が先、「どこに住みたい」など場所を優先するなら土地が先と、やはりお客様次第です。

 

土地購入にかかる期間は半年から8カ月くらい。

お子さんの入学に間に合わせたいなど、入居時期に特別な希望がある場合は早め早めに動くことをおすすめします。

 

COZYでは、土地探しに限らず、お家づくり全般の相談を随時承ります。

お家づくりのお悩みがあれば、ぜひ気軽にHPからご予約ください。

 

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樋口 春紀

この記事を書いた人

樋口 春紀HIGUCHI HARUKI

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