~食品・飲料メーカーの新商品立ち上げ時の体験作りによる、ファンマーケティング活動を支援~
国内No.1(※)の料理写真共有アプリ「SnapDish」 (スナップディッシュ) を運営するヴァズ株式会社(本社:東京都練馬区、代表取締役:舟田 善)は、食品・飲料のファンマーケティング支援の一環として、メーカーが新商品を発売する際、料理感度の高いSnapDishユーザーに商品を使った体験を投稿・共有してもらうことで新規顧客をファン化し、得られた料理投稿やアンケート調査から生活者インサイトをメーカー側に還元する「新商品立ち上げ支援サービス」を提供開始します。
※自社調べ
- 食品飲料メーカー向け「新商品立ち上げ支援サービス」概要
「新商品立ち上げ支援サービス」は、料理感度が高いというSnapDishユーザーの特性を活かし、商品体験作りによって新規顧客をファン化して獲得することを可能とするサービスです。具体的には、ユーザーが各家庭で新商品を実際に使い、その体験をSnapDishでシェアすることで商品へのエンゲージメントを高めるサービスです。ヴァズでは、実際の商品の使われ方やその魅力、改善要望などをユーザーの料理投稿やアンケート調査で吸い上げ、メーカー側に「生活者インサイト」としてレポートします。
メーカー側では新商品のエンゲージメントが高い新規顧客を獲得できるほか、ユーザーの料理投稿で得られるインサイトを新商品導入後の商品改良やマーケティングに活用することで、新商品立ち上げ後スピーディに市場定着に向けたPDCAサイクルを回すことが可能となります。
ヴァズではこれらのファンマーケティングソリューションを始め、食品・飲料メーカーと生活者のエンゲージメントを高めるプラットフォームとして機能することで、家庭での料理をより楽しく豊かなものに変えてまいります。
- 活用事例 ~マルコメ株式会社「料亭の味フリーズドライ顆粒みそ」~
■新商品導入時の課題と要望
新商品導入に当たり従来のレシピ訴求だけでは販促活動に課題。
状況を打開する販促アイディアを開発したい。
■施策内容
・2019年12月に、SnapDishユーザー100名に新商品「料亭の味 フリーズドライ 顆粒みそ」を提供、商品を使った料理投稿を収集(料理投稿一覧:https://snapdish.co/p/5dd3f181f4cdc4e432f7eaba)
・提供から3週間後、商品モニターアンケート調査を実施(回答数:79)
・商品投稿とアンケート結果から投稿まとめ記事を作成、SnapDishで配信。
(記事:https://snapdish.co/books/5e159f77e8f6d4074f6604e4/)
■施策結果
1)商品体験により、高い利用意向を示す結果に
SnapDishの体験作りでは、ユーザーはメーカーから直接商品を託されて使うため、この商品は毎日の料理にどう活かせるかを強く意識して使い、その結果発見した料理への活用方法や商品の魅力を料理投稿という形で他者にシェアします。そうした体験作りの結果、体験したユーザーは商品への理解とエンゲージメントが深まり、商品の利用・購買意向が高まる傾向にあります。本企画では、新カテゴリ商品であるにも関わらず、商品を実際に購入した場合の利用頻度について61%が「週3日以上」、うち13%は「ほぼ毎日」と回答しました。
体験者の声(※一部抜粋)
・「すぐに使えて便利、保管場所もとらず、長期保存出来る、今までにない 画期的な物だと思います、これからも 使わせていただきたいと思います。」(鹿児島県・50代・女性)
・「液みそに続き、我が家の朝の必需品になっています!」(兵庫県・40代・女性)
・「すごく便利なおみそで、素晴らしい使い勝手です^_^ 」(東京都・30代・女性)
・「今までおみそを携帯したくても要冷蔵で夏場に持ち運びができませんでした。今回はこれは遠征にも持って行けて嬉しいです。」(長野県・40代・女性)
・「フリーズドライみそを初めて使ったのですが使い道を考えるのが面白かったです!」(兵庫県・20代・女性)
・「満遍なく混ざるので今までのみその概念とは違う使い方が出来ると思いました。」(東京都・40代・男性)ほか
2)商品体験を通じて得られる、商品価値への高い理解度
「生みそ本来の風味」や「容器がスチール缶なので長期保存が可能」といった商品固有の利点について体験者の約90%が「実感した」と回答。商品を意識して使いその体験を他者にシェアすることで、メーカーが顧客に伝えたい商品価値が1人1人に深く理解された結果と考えています。
3)実際使ってもらったからこそわかった、新たなニーズ。
商品利用後のアンケート調査では、「顆粒だしの代わり」に使ったという声が約半数に上り、メーカーでも想定していなかった新ジャンルのみそに対する新たなニーズの発見に繋がりました。また、商品への改善要望では、新たな販売アイディアや具体的な改善要望など、生活に取り入れて使ったからこそ気がついたユーザーの声が多数集まりました。
■マルコメ株式会社からのコメント
当社は、お客様の食生活やライフスタイルの変化に合わせて「だし入りみそ」や「液みそ」シリーズといった商品を通じてみその魅力をお届けしてきました。今回、お客様から高くご支持いただいている「液みそ」の利点をさらに強化した「料亭の味 フリーズドライ 顆粒みそ」を新たにご提案していくなかで、料理感度の高いSnapDishユーザーに使っていただき、共感や共有を集めることにトライしました。結果、メーカー側では想定外の新しい使い方や意外な魅力・ニーズの発見に至りました。実際のご家庭で商品が使われた料理写真は説得力が高く、流通向けの営業活動にも活用できます。今後も新ジャンルの商品では、今回のプロセスを上手く活用して、お客様の声や価値観に寄り添った商品展開を図っていきたいと考えています。(マーケティング本部 マーケティング部 広報宣伝課 多和彩織氏)