またまたエントリが空いてしまった。日本ではGWみたいだったけど、こちらはただのふつうの日々。ブログのエントリが空いたのは何処かに出かけていたわけではなく、ただのサボリだ(o^-^o)
毎年、だれか友人が遊びに来ていたのだが、今年はナシ。代わりにFくんの日本での元ボスが釣りに出現した。なんでもDCでの学会の帰りに立ち寄ったとか。水曜日は夕食を共にしたのだが、夕食だけだと思ったらおもむろにGallatin渓谷までみんななかよく連行された。なにか事前に説明が欲しいものだが、この人柄も個人的にわかっているので許容範囲の出来事だ。(久しぶりに10年以上前に行われたこの人との日本化学会の春年会でのバトルを思い出した......)
ところで先週末も実は大変な目にあった。オーストラリアから来たAronとLexy、彼女の旦那、そしてその弟とラボの近くのバーで飲んでいたのだが......(そのバーにはナゼかボスも居た。別のプロフェッサーの飲んでいたらしい。)陽の高いウチにお開きになったのでバーを出ようとしたときのこと、ふと見るとウチのボスと飲んでいた教授が一人で居るではないか。ちっと不思議に思い、その教授に話しかけたのが運のつきであった......
その教授にAronを紹介すると、ナゼか彼(Aron)はビールを買ってきて飲もうと言い出す始末。正直言ってその週の前2週間はタマシイのタンパク質精製だったので、その時点でかなりグロッキーだったため、この状況は避けたかったのだが、結局、コレにつき合うことになった。まあいろいろ(Aronがどこかのバーで引っかけてきた女の子が現れたり、その子はすでに結婚していてその旦那が現れ変な数学の講釈を始めたり、ナゼかAronと腕相撲をすることになってヘンに筋肉痛になったり、その様子を見ていた近くの男がワタシに指南を始めたり......)とあったのだが、気がつけば陽もとっぷり暮れてしまったのであった。そんなことがあり、先週末は深いダメージを受けたわけである。
閑話休題。
今日は気分を一新し国立公園の紹介をしよう。そろそろイエローストーンも全てのゲートが開きつつあるので、またまた出かけようと思うのだが、今回はコレまでの紹介のなかでもらしているもののピックアップだ。
これはノースゲートのMammothとNorrisの区間にあるRoaring Mountainだ。名前の通り"咆哮する山"であり、煙と共にシューシューという音を聞くことができるだろう。説明によればこの"雄叫び"は恒久的であり、弛まず存在し続けるとか。地中から出てくるこの(ミネラルを多量に含んだ)水蒸気により地表は灰色となりボロボロになっていくのだそうだ。
その反対側を見ると1988年の大火災で焼けただれた大地に新たなる再生の兆しを見ることが出来る。イエローストーンに入ると立ち枯れやこんがりと焼けた木々がたくさん倒れている光景を見ることができる。はっきり言って第一印象はあんまり美しくないワケだ。これは公園局の方針により火災で受けダメージは自然災害によるものと見なし、人の手の介在による再生を促さないためである。つまりこの右にある写真の若い木々は20年以上たった今、自然の自己再生によりここまで育ってきたものだそうだ。