
石畳の路、紅殻格子(べんがらごうし)の古い建物はとても雰囲気があって思わず息をのむほど。
上の写真はひがし茶屋街のメインストリートで、茶房、料亭のほか甘味処や雑貨・小物のお店が軒を連ねています。
輪島塗の漆箸、九谷焼、加賀友禅の小物、手ぬぐい、あぶらとり紙、金箔工芸品・・・どのお店も観光で訪れた人たちでとても賑わっていました。
1本入った路地も素敵です。

この日は朝から肌寒く、暖かいものが欲しくなって裏路地で見つけたお店「くるみや」へ入りました。

ここは手ぬぐいのお店なんだけれど、甘味もいただけるようにテーブル席が2つあります。


↓栗ぜんざい(渋皮付)550円。

ほどよい甘さともちもちした白玉だんご、渋皮栗にほっこりまったり。
ほうじ茶とお新香がついてこの値段はかなりお得です。
栗ぜんざいに癒された後は店内をいろいろ見て、「シナモンくるみ」を購入。

手ぬぐいのほかに、くるみを使ったお菓子も販売されています。
「くるみや」で一息ついた後は、村上でMちゃんおすすめの栗蒸ようかんを買って、ひがし茶屋街をあとにしました。
再び近江町市場にもどると、なんと休日まえの値下げモード!
急遽、夕ご飯は市場で買い物してMちゃんちで食べようということになり、高級魚といわれるのどぐろ(赤むつ)やボイルほたるいかを買いました。
因みにのどぐろの値引き交渉は私が担当(笑)。2尾500円。安い!
そして買った魚介をぶらさげて(←袋に入ってます。氷も。)、157号線を香林坊まで歩きました。
↓途中尾山神社を散策。年始は初詣客で賑わうそうです。

匠の技と思われる素晴らしい欄間の門をくぐって反対側から見上げると、上のほうがステンドグラスになっているのが見えました。重要文化財です。

最後に大和デパートの地下食品フロアで俵屋の「飴っ子」(れん乳)を買ってMちゃん宅へ。
この日は本当に本当~に、よく歩きました!脚がパムパム!
そんなわけで夕ご飯はMちゃんのお母さま謹製「のどぐろの煮付け御膳」です。

旅行前から楽しみにしていたのどぐろ!食べるのはこれが初めて!

煮汁に脂がキラキラ浮くくらい、しっかり脂がのっていました。身がものすごくやわらかで、しっとり。
日本海側の人たちは日常的にこんな美味しいものを食べているのかぁ・・・なんて思ってしまいました。羨ましい~。
↓山盛りのほたるいか!(笑)

2パックまとめて盛ったら、かなりの量。これで1パック100円。東京じゃありえない値段です。
2人で完食しました。お腹いっぱ~い。
この日は食べて買って、買って食べて・・・楽しい時間があっという間に過ぎていきました。