鈴木浩憲の言いたいかも 2019年02月          
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    ベイヤーダイナミック その2

     みなさん、こんにちは。
     さて、ベイヤーダイナミックDT 770 PRO 80についての続きです。
     その見た目の恐怖感を振り切り、悪の野望に加担することになっても後悔しない!という強い決意を持って、このヘッドフォンの購入に踏み切ったのです。(バァ~カ)

     ちなみにベイヤーダイナミック(以下ベイヤー)は、AKGやゼンハイザーに比べると敷居が高い気がするというようなことを前回書きましたが、エンドユーザー向けの価格帯のヘッドフォンが無いというのもその理由の一つです。
     AKGやゼンハイザーには5,000円程度のモデルも在りますが、ベイヤーには在りません。
     これって日本国内で発売されていないだけなのかな?とか思いましたが、そもそもベイヤーはその価格帯のモデルを製造していませんでした。

     ってなワケで、このDT 770 PRO 80というモデルは、ベイヤーにとっては”エントリーモデル”なのです。
     私が購入しようとした時には、一般的な正規代理店経由ショップの価格は25,000円前後はしたのです。。
     まあ基本がプロフェッショナル向けということなので、こんなものなのでしょうか。
     ところで、私は並行輸入品を買いましたわ。
     価格差が8,000円ぐらいありましたから。
     ちなみにそのショップはサウンドハウスさんなのですが、最近ベイヤーDTシリーズの正規代理店になりましたね。
     このモデル、現在は更に価格が下がって15,000円程で買えますよ!

     相変わらず前置きが長く話が進みませんね。
     とにかくDT 770 PRO 80は我が家に届いたのです。
     世間的にはこの機種、エイジングが必要とのことでした。
     それはともかく、開封したらとりあえず音を聴いてみますよね。
     ヘッドフォン好きのアホなオッサンの最初の印象を書きます。
    「何かスゲ~イイ音じゃん!」
     もちろん、しばらく聴いた後にはツッコミどころが見つかるのですが、これが正直な第一印象です。
     とにかく”高性能なマシン”のような感じ。

     さて、音質については詳しく後ほどってことでモノとしての質感や使用感は?
     ルックスは何も考えていません(笑)。
     と言うより、音質やらコストやらを考えるとこうなった!という感じなのでしょうか。
     ちなみに私は被り物が世界一似合わない人間なんですが、このDT 770 PROはかなりの強者です。
     手持ちのヘッドフォンでは最強かもしれません。
     私が装着すると周囲の人は悶絶必死と思われます。

     装着感はアラウンドイヤー・タイプで耳がすっぽりと納まりますし、パッドがベロア製ということもあり、かなり快適です。
     全く身体的苦痛を感じることはありません。
     けっこうなサイズがありますが、装着した時の重量バランスが良いので、着けてしまえばその大きさや重さは苦になりません。
     ケーブルは3mストレートタイプ。これはちょっとイマイチですね。

     さて、それでは肝心な音質の話です。
     ただし、言うまでもないことですが、これはあくまで私個人の感想(印象)ですので、冷やかし半分に話十分の一ぐらいの気持ちで考えて下さい。

     高音は出ます。
     とにかく伸びます。
     個人的には”出過ぎでしょ!?”という感じです。
     以前も書きましたが、EQで高音域をちょっと持ち上げてるような感じすらします。
     低音も出ます。
     かなり太目です。個人的にはもうちょっと締まりが欲しいですかね。
     で、相対的には中音域がやや引っ込んでいる印象があります。
     ですからやや”ドンシャリ”傾向ではあります。
     とはいえ下品な感じは微塵も無く”高品位なドンシャリ”です。

     解像度は非常に高いです。
    「これが私の仕事ですから!」
    とでも言わんばかりにモニターフォンとしての力量を発揮しますね。
     音場は密閉型モニターということを考えるとかなり広いでしょう。
     ですからよく伸びる高音域の残響をきれいに響かせる余地があります。

     世間的にはエイジングが必要な機種と言われていると先ほど書きましたが、このヘッドフォンを購入して約四か月。
     え~と、そうですね、最初は気になっていた高音もやや落ち着いた気がします。
     しかし、これは単に私がこのヘッドフォンに慣れた可能性も大です。

     う~ん、ほとんど悪いこと書いてないですね。
     そもそもこのヘッドフォンは世界中の音楽スタジオでも使用されていますので、私ごときがそうそう批判できる機種ではありません。
     で、最後に称賛の言葉で締めるんだろ!?
     とか思ったそこのアナタ。
     とんでもございません、まだ続くのですよ。

    楽曲発売中!!

    ベイヤーダイナミック

     みなさん、こんにちは。
     本日もヘッドフォンの話などをいつものようにバカ全開で書いてみます。
     昨年の10月に購入したBeyerdynamic DT 770 PRO 80についてです。
     まあ購入してしばらくしてからも書いておりますが、その後日々使っていると印象も変わったりしますからね。

     ってなワケでこのBeyerdynamic(以下ベイヤー)というブランド、皆さんご存知でしょうか?
     オーディオ業界ではかなりメジャーな存在なのですが、一般の知名度となるとちょっと微妙になってくると思います。
     普通の人でも、まあ”普通の人”の定義が非常に難しいけど続けますが、ギリギリAKGやゼンハイザーは知っていても、ベイヤーは知らない!とかそんな感じかなと個人的には思っております。
     そう、何となく”敷居が高い”イメージがあるんですよ、ベイヤーって。(私だけ?)

     実はベイヤーについて、ずぅ~っと思っていたことがありまして、本日吐露します。
     何かベイヤーって、その見た目の話なんですが、
     怖くありません!?
     販売サイトとかでベイヤーの機種をずら~っと表示させたりしますと、何か恐怖感が私湧くんですよ。
     変な話、ベイヤーのヘッドフォンって化学兵器とかを想起させません!?
     マッドサイエンティストが設計したヘッドフォンみたいな。
     実はその裏には”世界征服”を狙った何かが仕込まれてそうな……。

     う~ん、ちょっと妄想が過ぎましたね。
     ただ、ベイヤーのヘッドフォンのルックス(デザイン)にはカケラもユーザーフレンドリーな要素はナイと思います。
     その反面、性能は良さそうに見えますけど。
     そういうことも在って、このヘッドフォン好きのオッサン的には中々ベイヤーに手が出せませんでした。
     装着したら知らぬ間に耳穴から謎のチップが挿入されたりしたら怖いじゃないですか。

     とはいえ、ベイヤーの評判は一般的にはとても良く、謎のチップのせいでいつの間にか彼らの野望に加担することになってしまったユーザーの噂は聞きません。
     ってなワケで、遂に私もベイヤーを購入することを決意したであります。(敬礼!!)

     私が購入した、このDT 770 PRO 80という機種。
     モニター用でありインピーダンスが80Ω。
     同じ機種でインピーダンスが250Ωと32Ωのモノも在ります。
     通常の使い勝手で考えると32Ω版がお手頃なんですが、80Ωにしたのはちょっとした理由が在ります。
     それはイヤパッドの材質。
     32Ω版はソフトレザー、つまりこれは普通の合皮でしょうね。
     で、80Ω版はベロア製パッドなのです。
     うん、私このベロア製パッドというヘッドフォンを経験したことが無いのです。
     ですからこれは良い機会だと思ってベロア製パッドに飛びつきました(笑)。

     80ΩだとDAPでボリュームがやや取りづらいという懸念は在りましたが、メインのDAPであるオンキョーDP-S1はアンプにやや余裕があり、一応カタログスペックでは300Ωのヘッドフォンまで対応の記述があります。
     サブのDAP、PLENUE D。
     うん、こちらはひょっとしたらダメかも?と思っていましたが、結論を言うと大丈夫でした。
     とか書いていたら、ムダな妄想を書きすぎたせいで長くなってしまいました。
     続きます。

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    菅井はダメよ

     みなさん、こんにちは。
     既にご存知の方も多いと思いますが、第12回朝日杯将棋オープン戦で藤井聡太七段が2連覇を達成しました。
     準決勝で行方尚史八段、決勝で渡辺明棋王をほぼ完勝と言える内容で破っての優勝でした。
     しかし、別に藤井七段を下げる意図はありませんが、何だかどうでもイイ感じでもあります。
     藤井七段がこの対局形式、持ち時間40分、切れたら1分秒読みでは現在最強なのでは!?というだけであって、とっととタイトル挑戦してよ!という感じがします。
     確かに朝日杯連覇というのはかなりの偉業ではありますが、藤井七段への期待値はこんなものではないはず……。

     ってなワケで、最近不定期ながら将棋ニュースとなっている当ブログですが(笑)、A級順位戦の最終局はもちろん注目ですが、
    B級1組も最終局を残して非常に面白い展開となっています。
     既に11連勝の渡辺明棋王の来期A級復帰は決まっています。
     さすがにB1は場違いでしたね。
     問題はもう一つとなったA級への昇級者、そして未だ決定していないB級2組への降級者二名です。

     昇級候補者は三名に絞られました。
     木村一基九段(順位5位、7勝4敗)、行方尚史八段(順位2位、6勝5敗)のA級経験者と斎藤慎太郎王座(順位10位、7勝4敗)です。
     最終局、木村九段と行方八段の直接対決があり、木村九段が勝てばその時点での昇級が決まります。
     行方八段が勝った場合、渡辺棋王×斎藤王座で斎藤王座が敗れれば行方八段が昇級、斎藤王座が勝った場合は斎藤王座が昇級となります。

     条件的には木村九段が一番有利ですが、相手がまだ昇級の可能性が在る行方八段であることと、三者ともに負ければ自身の昇級が無くなるのは同じであるため、中々予想が難しいです。
     将棋界の流れからすると斎藤王座が上がるのが自然なのでしょうけど。

     降級争いもかなり熾烈です。
     実は今期の開幕当初、昇級組の野月浩貴八段、畠山鎮七段(ともにB1復帰)が圧倒的に降級候補だと思われていました。
     確かに最終局を残してこの二人は降級の可能性のある四人に入ってはいます。
     ちなみに降級の可能性が在る他の二人は橋本崇載八段、菅井竜也七段。
     菅井×野月は直接対決です。
     状況はかなり複雑ですので、説明は割愛いたします。(実は面倒なだけ)
     興味のある方は、日本将棋連盟のサイトでB級1組順位戦の星取表を見て下さい。
     希望としては菅井七段が落ちてはイカンガーだと思います。


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    検証は続く

     みなさん、こんにちは。
     本日は暖かいですね。
     ギター日和というのが在るとすれば今日みたいな日かもしれません。
     ところで私はギターの弦交換が好きです。
     ほとんど趣味みたいなものです(笑)。
     私にとって毎日が”弦交換日和”なんですが、さすがに毎日弦交換をするのは単にアホですし、経済的にも難しいですね。

     ってなワケで、当ブログの推奨弦がDRであることは熱心な一部の読者様にしか判りませんが、その不良率が高いと評判(?)のDR弦の交換時期がやってまいりました。
     これまでの不良率は21の1でして、遂に念願の(?)5%を割り込んだところであります。(敬礼!!)
     毎回ほぼ一か月経過すると弦交換は行われます。
     前回の記事を見てみますと1月16日になっていますね。
     もう一か月過ぎているではないですか!
     こんな暖かな日には、弦交換をする絶好のタイミングです。(何で?)

     ってなワケで、取り出したる白カスタム。
     新たなDR弦に張り換えます。
     しかし季節的にも乾燥していますし、私は手指が乾燥していて元来ギター弦の劣化に関しては大変有利な体質。
     一か月使用したDRのプレーン弦はまだツルツルのピカピカでピンピンしております。
     実際問題として、私がDR弦の不良率を検証するという”使命”を帯びていなければ(イヤ、使命など無いだろ?)、まだまだ弦を換えるべきタイミングではナイですね。
     イヤ、ホント、まだ使ったことがナイ方は、この弦の寿命の長さを経験するために使ってみるのもアリかもしれません。
     もっとも、多分、寿命の長さを体感する前に、その音にノックアウトされるでしょうが。

     さて、張り終えましたが今回も大丈夫でした。
     相変わらず素晴らしい弦です。
     タマに弦なんて有名メーカーのモノならどれも同じとか言う人もいますね。
     まあ、そういう人は放っておきましょう。
     
     これでDR弦の不良率は22の1。
     この不良率も神経質でない方ならほとんど誤差の範囲に近づきつつあります。
     でも私、どちらかと言うと神経質なんですよ。
     まだまだ検証は続けるつもりです。
     ただ、ストックが無くなりました。
     近いうちに買いに出るとしましょう。


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    席替え その2

     みなさん、こんにちは。
     さて、前回の続きです。
     生徒達の希望を書いた紙は先生に回収され、それをもとに先生が席順を決めることになっており、その翌日席順が発表されました。
     果たして私の隣は誰になるのか?
     きっと私の仲良しグループの四人は、私が話し合いを途中で放棄したから、二組のペアになることでしょう。
     ええ、その通りになりました。
     これはある程度予想通りでした。

     問題は私の隣です。
     それはK君でした。
     しかしこれは私にとって、かなり予想外でした。
     何故ならK君は人気者だったからです。
     勉強もスポーツもできる、確か生徒会の書記を務めた人でした。

     正直言って、仲良し五人組からあぶれた私の隣は、
    「特別目立つことのない友達付き合いがあまり上手くない誰か」
    になると思っていました。
     まあしかし、じゃあそういうヤツは誰よ!?と問われれば難しいですけど。

     しかし、直ぐに合点がいきました。
     K君は言ってみればクラスの中心人物に近い存在でしたが、K君が特に仲が良い友達は二人なのです。
     そうK君のグループは”仲良し三人組”だったのです。

     K君に対する私の印象は全く悪くありません。
     うん、彼は好人物です。ただ親しくないというだけです。
     果たしてK君は私にどんな印象を持っていたでしょう?
     私もけっこう目立っている方でありましたが、辛く見積もってもK君が私を嫌っているとは思えませんでした。
     クラスが同じになるのは1年生の時と二度目でしたが、二人が衝突したことは皆無で、嫌われているような態度を取られたことはありません。

     今にして思えば、先生も苦慮されたことでしょう。
     まあでも自分で言い出したことですからね(笑)。

     席順が発表された時、K君が”何で?”という顔をしたのは覚えています。
     彼等はどういう相談をしていたのでしょうか?
     私は仲良し五人組からあぶれる心の準備は出来ていましたが、隣がK君だったのはかなり意外でしたので、それが顔に出たかもしれません。

     きっと周りの男子連中も不思議に思ったことでしょう。
     女子はどうかな!?
     K君と私のいずれともあまり絡んでいない女子だったら、
    「あの二人って仲良かったんだ!?」ぐらいに思っただけかもしれませんね。

     席順の発表後、仲良し五人組の一人が私にそっと訊きました。
    「お前、Kの名前を書いたの?」
     この彼は幼稚園以来の友人です。
     私は答えました。
    「書いてないよ。」

     ってなワケで、席替えは行われました。
     私とK君は特にギクシャクすることも無く、ごく普通に毎日が過ぎていきました。
     しかし二人の間で席替えの時に誰の名前を書いたか?という話題は一度も出ませんでした。
     もちろん、二人ともお互いの名前を書いていないことは知っていたでしょうけど。


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    プロフィール

    鈴木浩憲
    Cool Finger Official Website
    Cool Finger Facebook

    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


    ★attention★


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