復旧活動のためのファーストゴール達成しました!
みなさんのあたたかいご支援にて、復旧活動のための資金あつめ(ファーストゴール)を達成することができました。本当にありがとうございます。
寝屋川市民たすけあいの会 台風21号被害 復旧、存続のための存続のための寄付募集
下のキャプチャー画面は、2018年9月14日現在
深刻な二次被害で応急措置後建物の全面建て替えが不可避に
しかし、9月4日の台風21号以降、寝屋川ではほとんどの日に雨が降っています。
そのため、漏水、浸水、そして、カビ、壁、天井が崩れるという被害がでています。また、天候が優れないこともあり修繕活動は進まず、被害が広がっている状況です。一時的には、修繕を行いますが、全面的に建て替えが必要であると判断せざるを得ない状況になりました。
寝屋川市民たすけあいの会 台風21号にて壊滅的な被害。被害状況の動画
セカンドゴールは寝屋川市民たすけあいの会の建て替えを応援してください!
2018年9月4日の台風21号により、寝屋川市民たすけあいの会は甚大な被害をうけました。9月6日からの寄付募集(クラウドファンディング形式)にて、みなさんから早速、復旧、修復のための寄付をいただきました。あたたかいご支援をありがとうございます。しかしながら、その後の長雨による浸水、漏水。カビや壁、天井がはがれてくるなど、建物そのものは限界です。いよいよ建て替えしかない事態になってきました。私たちの40年の活動の歴史がいっぱいつまった建物を壊さざるを得なくなりました。日中活動 ぼちぼちはうすの四棟も当然、取り壊しになります。大家さんとも相談し、全面的建て替えを行っていく方向で、舵を切ることにしました。
現状は、建物を借りている状態での想定でしたので、内装費を計上しての1000万円を目標に寄付集めを行ってきました。
建物ではない、ソフト中止の活動を重視してきた私たち。ほぼ、寄付金と助成金で改装を行い、これまで活動を行ってました。今後、それをいろいろな手立てで、それほどの時間のない中、確保していかなくてはなりません。
【新聞の報道】
毎日新聞 大阪版 障がい者支援:NPOが台風被害 建物修復に寄付募る - 毎日新聞
福祉新聞 10月2日版 〈台風21号〉相次ぐ大災害の谷間で活動の危機 救助法適用なく、大阪のNPO法人
【BLOGに応援の文章を掲載していただきました】
※寝屋川市民たすけあいの会の活動や今回の寄付募集活動についてとてもわかりやすく書いていただいています。
「被災した「最先端の老舗」をみんなで支える意味」 - 泣きやむまで 泣くといい
※当会の高次脳機能障害の方のリハビリプログラムに通ってこられている方のご家族がBLOGに書いてくださいました。
TRUTHー子だくさん薬剤師の話す栄養の話『娘のこと(62) 台風』
【NHKのバリパラに出演されている玉木幸則さん、9月11日に来訪】
復旧活動の状況
【9月6日、7日】ぼちぼちはうすの停電が解消。ぼちぼちはうすの屋根とアテリアにブルーシート。新館の屋根仮に塞ぐ
【9月12,13日】瓦礫の片付け
くわしい復旧状況については http://neyagawatasukeai.org/news/news_20180914_2.htmlをごらんください。
現在はぼちぼちはうすの屋根や新館の屋根の修理は終了。断水も解消しています。
最も被害の大きかった倒壊した建物の復旧にはまだ時間がかかりそうです。よって、二次的被害の解消にはなかなかたどりつきません。
寝屋川市民たすけあいの会は1978年5月 住民のボランティア活動からはじまりました
寝屋川市民たすけあいの会は、この地で40年前から活動を行ってきました。いまでこそ「住民が主体になってのボランティア活動」や「民家改修型拠点づくり」は地域づくりや地域福祉の分野では広く知られた活動形態ですが、当時としては草の根の活動として先駆性があり、全国的にも珍しかったそうです。地域福祉の草創期の活動として評価をいただいてきました。
市民がつどい、拠点を確保して、ボランティアで、障害のあるなし、年齢に関係なく、いま困っていることをお互いさまの気持ちで、よりそい、支える。そうして、活動を続けてきました
寝屋川市民たすけあいの会の活動については以下のサイトや動画もぜひご覧ください
「日中活動の場 ぼちぼちはうす」を2000年に開設
時代が変わり、活動内容もいろいろな形で変わりました。2000年から、日中活動の場「ぼちぼちはうす」を開設しました。敷地内の古い町工場の中を改装、改築し、改修、改造して活動、事業を行ってきました。
「ぼちぼちはうす」は、私たちが活動の初期からかかわっていた重い知的障害のある女性の方が学校を卒業し、公立の通所施設を修了した後に「通所先がない」と母から相談があり、開設をした日中活動の拠点です。それから同じように他に行き先がない重度重複障害の方を中心にメンバーが増えていきました。ひとりひとりを尊重し、その人のリズムで楽しく、みんなですごす。障害が重いとか関係ない、それがモットーの一つです。
今回の台風で、写真の後ろに写っている建物が倒壊しました。「ぼちぼちはうす」の建物も屋根が1/4程度吹っ飛び、雨漏り、停電になってしまいました。
「ひとつひとつの出会い」から生まれていく活動
2006年に障害福祉の制度が障害者自立支援法に変わる時、「ぼちぼちはうす」が一時、制度的に存続の危機になりました。そのことを取り上げたドキュメンタリーが放送されました。-映像06「ぼちぼちはうす~障害者自立支援法の波紋~」-。テレビにとりあげていただいたおかげもあり、多額の寄付をいただき、「ぼちぼちはうす『新館』」を開設しました。その後、「ゆと・りろ」、「アテリア」と順次開設をしていきます。
ひとつひとつの出会いから、支援が受けづらい、日中の活動の場所が見つからない方たち。それが、「精神障害と言われる方」だったり、「発達障害と言われる方」だったり、「高次脳機能障害と言われる方」だったりします。
「アテリア」では、3年ほど前から、高次脳機能障害の方のリハビリのプログラムをつくってきました。その「アテリア」の前面の建物が倒壊しました。
寝屋川市民たすけあいの会のfacebookやinstagramをご覧いただくと出てくるランチの写真の多くは「ゆと・りろ」の活動でのものです。
これらの日中活動へは、いわゆる相談支援から、長い活動の中でのつながりから、出会いが生まれてきています。そういった出会いを生み出すためだけではなく、いわゆる制度外の活動を続けています。
人のくらしは、「日中に社会参加の活動ができること」、「家で生活すること」、「余暇活動」の大きな3つの要素でなりたっていると考えられます。
福祉のことばでいえば、それはホームヘルパー、ガイドヘルパーの派遣ということになりますが、当会ではこの場を拠点にして、障害のある方の一人暮らしの活動をささえたり、障害のある方の外出の支援をおこなってきたり、この地域でのくらしをさまざまな形でともに考え、支援をさせていただいています。
そもそも、道路の拡幅工事にて、今後のことを考えなければならなかったのですが
実はそもそも、当会の前の道「大利ー対馬江線」(寝屋川市駅から当会に向かう道)が、都市計画道路にて拡幅されることになっていて、(平成32年度末完成予定)これらの借りている建物の土地も約1/3が道路になり、一部取り壊しもやむなしという話がありましたが、そんな議論を考える余地のない今回の被災の状況です。
私たちはいま「会の存続の危機!」に瀕しつつあります。
活動継続、建て替えのために寄付を募ります。
寝屋川市民たすけあいの会の日中活動の場の立て替えとこれまでの40年の活動の歴史を踏まえた当会の活動の継続をぜひ応援していただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
このサイトの「寄付をする」ボタンからクレジットカード、銀行決済での寄付が可能です。
他の方法については、寝屋川市民たすけあいの会のホームページをごらんください。