きっとこのブログを読んでくださっていた方もとうの昔にこのページに通っていただくのをやめていらっしゃるはず。。。
生活の変化、環境の変化、めまぐるしい日々を過ごしていました。
私たちは元気です。いろいろなことを乗り越えて、再びお互いの大事さを確認できる人と出会い、今現在、未来を見つめて日々を過ごしています。
そして今、突然のストップ。全世界でのストップ。人類の危機。
全てがストップ。日常の急激の変化。持て余す時間。。。
いや、持て余すというよりは、今までの価値観を見直すほどの大きな衝撃。1日1日はあっという間に過ぎていきます。
わかっているはずだった命の尊さ、当たり前だと思っていた便利さが、実は当たり前ではなかったと知る衝撃。
日本に住む大事な友人が言った一言「私たちは自然の一部でしかない。」
まさにその通り。私たちは自然の一部である。
今まで「忙しい」からと後回しにしてきた多くの問題。
毎日のめまぐるしい変化、日々生き延びていく方法、さらに改良すべき沢山のこと。。。。
何のための改良なのだろう?何のための問題だったのだろう?
良い生活をするため?知識を得るため?一体、一体何のために時間を費やしていたのか、何のための努力だったのか?
一人一人が課された生きていく課題。自分自身と向き合う勇気。
一体何なのでしょう?
毎日、毎日700〜900人単位で報じられるこの世から去って行く人々。この世から去りゆく人々をこの世につなぎとめようとする並々ならぬ努力と人類の進歩。
生きて行く、って一体どういう意味なんだろう?
今、ここにいられる自分の軌跡を先代に感謝するしかありません。
そして私は何を次に残していけるのでしょう? 何かを残せるのでしょうか?
それ自体がおごり高ぶった考えなのでしょうか?
娘に生きることの大切さを教えることは、せめてできるでしょうか?
本当に生きていく意味を考えさせられる毎日です。
この全世界がストップした状況から脱出した時、我先にと手を討って出るのが正しいことなのでしょうか?
娘に知ったもの顔で生きる大切さを教えるのが私の仕事なのでしょうか?
何事もなかったように音楽活動を再開するのでしょうか?
そのための準備期間として生きるべきなのでしょうか?
とてもできません。
人間の無力さを感じる毎日。
自分の娘への愛をどうしたらいいのか考える毎日。
自分の愛する人々と何ができるのか、どう接していけばいいのかを考える日々。
毎日を大事に過ごして生きていきたいです。この三週間閉じこもった生活の中でも変わらなかった強い要求は、愛する人々と1日1日を大事に過ごして生きていきたい、ということです。そして、未来を見つめていきたい、ということ。
この点に関してはある意味全く変化がなく、今までの生活の進め方にブレがなかったのでは、と安心している部分でもあります。
来週は復活祭。今までとは少し違う復活祭です。
今年は初めてカッぺッレッティを家で作ってみようかな、と検討中です。
今できることを少しずつ、心地よく過ごせるように。通常の日常生活が戻ってくるのを望みながら。
化学、医療の進歩と今の状況をコントロールしようと全力を尽くしている全ての人々の良心を信じて。
またぼちぼちとブログも更新するかもしれません。
どうぞ皆様も十分注意して、この危険な時期を乗り越えましょう。
どうぞゆるりとお付き合いください。
写真はピッコリーナさん作の「ふぐピザ」。ピザ生地は一緒に作りました。
ピッコリーナさんは上手に生地を広げてお好みのトッピングを。
ゆで卵とマヨネーズをのせるのはロッシーニピザ、ペーザロ独特のピザです。
美食家で有名なロッシーニが考案したピザなんですよ。
そのロッシーニピザを真似して、大好きな黒オリーブをふんだんに使用した自信作だそうです(笑)