すでにきのうのうちから、日曜の昼は常夜鍋のようなものにすることを約束していたので、午前の早いうちから、小松菜やキャベツ、白菜に豆苗などが台所にどんどん積み上がっていった。丸みのある塩と粉末の塩麹をなじませた炒め用の豚肉とは別に、豚挽肉100gほどを塩と大葉の繊切りに混ぜて、6等分にして肉団子用にとっておく。
鍋に仕立てたからといって、きゅうにたくさん肉や野菜が食べられるわけではないけれど、ミツカンの味ぽんマイルドを少し置いた皿に取って食べる肉や野菜はそれなりにおいしくて、食べることがたのしい。ちなみに、鍋の出汁は、お湯に鶏ガラスープを薄く溶き、コチジャンのような赤い味噌調味料を大さじ3ほど混ぜて、あとは塩少々を加えたもので、それほどの工夫はない。豚肉に塩系の調味料がしみているはずなので、塩分を極力抑えたものである。
この分では、この週の中頃には、ほんとうに降雪があるかもしれない。ちょうど自分用の石鹸を切らしたので、早めの入浴時に、気持ちの上での事始めのつもりで、LUSHの「えんソープ」を新しくおろして、いい気持ちで湯舟に浸かっていた。