2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
今回は、織田信長という覇者を創り出した、道三の娘・帰蝶に向かって、十兵衛が信長をどうすべきかと問う場面があった。帰蝶は、父の道三であれば、己の手に負えなくなった信長を自ら始末するであろうと答えつつ、それをする道三は大嫌いだという。それに和…
先日、この冬はじめて唇の両端が切れそうになった(片方は、切れた。)。その2週間ほど前、いつもは長袖シャツの下に隠れている両方の肘がかなり乾燥していて驚いた。ちなみに、両膝は、それほどでもない。 たぶん、身体は秋口から少しずつ乾いてきてはいたの…
血糖値スパイクとは、空腹時の血糖値は正常でも、食後1,2時間のうちに、140mg/dl以上の高血糖になるものらしい。食後過血糖とも。それを起こしかねないような食事を、このところ昼にとっている。 節分の恵方巻、あれがデリバリーで出ていたので、暦よりも少…
両親の従姉妹とか、従兄弟の奥さんとか、そういう、厳密には伯母叔母ではないけれど、「だいたいおばさん」が、たくさんいて、いまだにまったく頭が上がりません。— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2021年1月28日 ここ数年、叔母の夫の弟の奥さんと、たま…
わたしの語学は、いまやほぼ完全に趣味になっていて、それを楽しむことに特に意味を見出す必要があるのかも定かではない。英語に例をとれば、教室で学ぶ英語学ではなく、実践の、それもNYTの気になった記事がなんとなく斜め読みできると便利だなあというあた…
フランス語の文法書を探している知人がふたりほどいて、偶々両方、その、おおまかにいえばけいさんの方面の人だったので、さすがにいまなお学術の分野ではフランス語は確固たる地位を保っているのかと感心したことよ。 現代フランス広文典[改訂版] 目黒 士門…
ネコ耳は、結局、3枚半、編んだ。半、というのは、以前にも書いたように、片耳が白いタイプで編んだのを途中まで解いて一色だけのに編み直したからだ。1枚は手元において、2枚は、親族に押しつけた。 このネコ耳は、たしかに温かいのだが、わたしが被ると頭…
毛利攻めの副将である荒木村重が叛した。長女の岸を村重の子息に嫁がせている十兵衛は、羽柴秀吉とともに、村重に帰順を勧める。だが、村重の決心は揺らがず、そのことばの中に現れた義昭に救いを求める心で、十兵衛は、鞆の義昭を訪ねる。行って帰って六日…
雪といえば、2014年のソチ冬季五輪のあたりに、かなりの量が積もって、多くの人が難渋していた。わたしはそれを退院できない病院の中で聞いた。思えば、その前年の2020年夏季五輪東京開催決定も、同じ病院の別のベッドに寝ていて知らされたのだった。あのと…
2015年7月末ごろから、記入実態はともかく、日付だけは連続した記録としてこのはてなブログを運用してきた。それが今日で2000日めになるようで、表のページには表示されなくなったけれど、自分の管理ページではなんとか確認できた。 日記でも日報でも家計簿…
NHKの特集で、人間の身体の表面から体毛が目立たなくなった理由について、考察されていた。幾つかポイントを挙げて語られたなかで、わたしがもっともなるほどと思ったのは、脇の下から乳を通り、下半身に向かう、2本の乳腺の端と端、つまり腋窩と鼠蹊のあた…
東京は、20日まで気温が低めで、21日には最高気温がプラスの2桁を超えるようだ。そして、週末は、南岸低気圧が降らせる雨で、それが上がれば、来週もほどほどに温かい一月下旬のようだ。 生活そのものは、届くものをあれこれ割烹してなんとかしのいで、朝に…
眠れなくて苦しい、というアノニマスダイアリーを読んだ。たぶん、比較的若い人が書いたものだろう。ブックマークでtipsを書こうとしたが、ご当人が薬をのむことについてあまりよい感じをもっていないようなので、やめた。わたしは、何科のお医者さんに処方…
十兵衛は、伊呂波太夫から渡された、松永久秀遺愛の平蜘蛛を安土の信長に献上する。その際に、久秀に伝えられたという伊呂波のことばをそのままに、平蜘蛛ほどの名物を所有する者の心構えを信長に説く。よかれと思って口にしたその忠告が、信長の忌諱に触れ…
ただし、差し迫った問題として安全に眠る場所が失われ、湿り気や寒さ、極端な暑さや渇きから身を守る術をもたなかったら、『まるで漂うように』などと悠長なことは口にできないものだろう。 閉塞感、どこかの夜の底に転がる瓶や函に詰められたような窮屈さか…
薄いハムを何枚も何枚もパンに挟んで、それをかの地ではキューバンサンドと呼ぶのだそうな。そういう記事を朝日新聞デジタルで読んで、それがいかにもおいしそうだったので、所用で日本橋に出る家人に、髙島屋の地下食品売り場で、ハムの薄切りを買ってきて…
今週は、睡眠時間帯が乱れて、午前中のあとの6時間のうちに睡眠を取り直したり、宵の口から眠ったり激しかった。そういうときは、おしなべて、睡眠時間の総和に比べて起きている時間の能率がとても悪いものだ。やはり、いくら退屈でも、毎日同じ時刻に就寝し…
宮尾登美子『鬼龍院花子の生涯』が映像化されたとき、プロモーションに利用された有名なシーンがある。大勢の礼装に身を包んだ男女を向こうに回した美しい夏目雅子が、「土佐の高知の鬼政の娘じゃけん、なめたらいかんぜよ」と啖呵を切る場面である。ただし…
最近、このパタン増えてきていて、「ライターと編集者がいない」という驚愕の現場で回っている媒体がけっこうあるということを頭に入れて対応せざるをえなくなっている。 https://t.co/e3rTE2gWGz— 米光一成・はぁって言うゲーム遊んでねー (@yonemitsu) 202…
ドラマ『ハウス・オブ・カード』を夏頃から毎週末にWOWOWで観ていた。アメリカ合衆国でネットフィリックスにより、6シーズンにわたって放送された政治劇で、もともとはイギリスのテレビシリーズだったそうだ。 同作では、主人公のフランク・アンダーウッドが…
この三連休、とにかく睡眠時間が長い。隙あらば眠ろうとしている。ほぼ日手帳オリジナルへの記帳をはじめとする、朝の作業が夕方にずれこんだりする。寝ていると、頻脈で目が覚める。慌てなくてもいいからと心筋などを説得して速い脈を収めるよう試みてみる…
信長の命を受けた佐久間信盛らに攻められた吉田鋼太郎演じる松永久秀が、信貴山城で自刃した回である。『麒麟』では、天王寺の陣を抜け出した久秀が下京の伊呂波太夫の小屋にて、天下垂涎の名物である平蜘蛛を「わしが死んだら十兵衛のもの、わしが生き延び…
まず、1都3県の緊急事態宣言が発出されたので、特に用事のない者は、家で大人しくしているに限る週末である。加えて、この寒波で、雪の降らない東京でも、うすら寒いのを通り越して、つめたい空気がかたまりで上から押してくるのが、部屋にいてもわかるほど…
最新刊は、第33巻。その前の第32巻は、2020年8月に出ているので、まず最新刊を読んでから、第32巻、その前の第31巻と遡及して読んでやっと一応の得心、かな。とにかく、第1巻から第29巻くらいまでを期限付の無料試読でものすごい速度で読んで済ませているか…
毎年の冬編みには、Opalのマルチカラー毛糸をよく使っていて、もとは靴下用のその毛糸で、帽子やネックウォーマーなどを編んでいた。この冬は、Opalでネックウォーマーを1枚編んだあと、横田さんのアクリルと羊毛がほぼ半々のネップ入りに魅入られて、いまま…
と、タイトルには当たり前のことを書いている。 あえてリプライにはしませんが、プロに頼むと当然に対価の支払が発生する役務の提供でも、知人経由ならば、なぜか無料か、お茶代やお食事代金でいいという認識の方、けっこうお目にかかりました。逃げましょう…
正月を控えて、うちの雑煮と筑前煮(と、今年は紅白膾まで)は、毎年、夫が調製することになっているので、およそ1年に360日占有している台所を明け渡して、わたし以外の人間がどうにか使える状態にする作業が年末近くなると数時間を要して行われる。そして…
親戚のこどもに連絡をとる必要があって、そういうときはPCのメールでもLINEでもなく、ガラパゴス携帯電話のSMSをつかう。向こうはかなり新しいタイプのスマートフォンなので、SMSなんてきっと3番手4番手以下の連絡ツールなのだ。連絡手段としての優先順位が…
丹波攻めから休む間もない本能寺攻めの負傷や疲労で、明智十兵衛は深く病んで京の屋敷に担ぎ込まれる。妻の煕子らの心のこもった看病で辛うじて一命をとりとめるが、まるで身代わりのように煕子が胸の病に倒れる。結核。当時としては、有効な治療法が発見さ…
ユニクロで、黒のタートルネックのカットソーを1枚買った。1500円くらいだったと思う。これは、フリースでできていて、とても軽くて、しかも温かい。それまで手放せなかった厚手のニットのカーディガンが、丸められて昼寝用の枕にされてしまったくらい、重宝…