2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧 - ぴょん記

ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

年度末の平日の昼

有給休暇をとって家にいる人がいたので、昼に焼きうどんを作った。うちのは、岩手の14分茹でるタイプの乾麺をつかって、人参*1、キャベツ、葱、生姜、豚肉か牛肉で作ることが多い。きょうは、小さい野菜揚げもあったのでもっと小さく刻んで一緒に炒めた。基…

石けんの香りに誘われて

天候と自分の健康の都合で数日の間、洗濯をしていなかった。今日は、うちにしてはめずらしく、洗濯機を2回転して、やっと終わり、というところで、1枚のシャツの襟口の血痕が、やはり落ちていなかったことに気付く。しょうがないので、石けんでもみ洗いして…

引き続き病人モードで夕方まで

朝になると、ほんとうに雪が降り出していた。自分は食べないけれど、パンと卵を焼いて、せめて一口なりともコーヒーをのもうと思ったらふらついて濡れたコーヒー粉をグリルと床に撒いてしまった。力なくまた寝て、ブッセだのカステラだのヨーグルトだの、ま…

目を回して寝込んでしまった

起き抜けから助っ人で俄事務員に化けた。なんとなく具合が悪いのを感じてはいたけれど、それがどこの不調によるものかは皆目見当も付かない。悪寒とか発汗とか発熱とか、そういう感じ。咳などの呼吸器の症状はない。幸い頼まれた事務作業はちゃんと終わった…

せめてすぐには書かなかった

マスクやアルコールジェル、トイレットペーパーやティッシュペーパー、さらには保存のきくインスタント麺などが数週間、不足気味だという。わたしは、専ら食品や日用品を宅配に頼っている。ここ数年は、薬剤で免疫力を下げているためにそうそうスーパーマー…

都内、週末「閑居」要請

身も蓋もない正直な表現を用いれば、どうにも頭の調子が悪くて、仕事が捗らない状態が続いていた。しばらくは力押しに働かせようとして挫折してとトライアンドエラーを繰り返したところでやっと、そもそもは目の具合がよくないところからこの不調は始まった…

児童・生徒・学生の自宅ネット環境

先日、ツイッターのタイムラインに流れてきたこと: 遠隔授業の最大の問題点である通信費について考えてみた。Zoomは1時間で200MBが必要。学生が携帯のデータ通信を使うとして10GB契約だと50時間分だ。週10コマ履修すると月に延べ40コマ。1コマで動画を1時間…

お茶の贅沢

このごろ食品宅配で、よく「わたらい」産のお茶を注文している。もとの茶葉は、なんと有機栽培だという。多くは、二番茶や玄米茶、なかには和紅茶に加工されたものもある。度会とは、大台ヶ原からみるとどの辺りなのだろうかと想像しながら、わりとたっぷり…

連休中の食事のメモ

ある日の昼に、山口の湯田温泉で食べた、「瓦そば」を再現してみた。ほんとうは、茶蕎麦で作るものらしいけど、5分茹でるふつうの乾麺で。春菊に葱、豚肉と細く刻んだゴボウ天などを蕎麦といっしょに炒めて麺つゆで仕上げた。 別の日の夕食、中くらいの土鍋…

毎月のフェリシモさん

フェリシモさんは、兵庫県神戸市に本社を置く、いわゆる通販大手で、雑貨と衣類に分かれた、「はいせんす絵本」と称されたカタログの時代からしばしば買いものをしていた。洋食器など、6回連続で同じテーマの皿やボウルが届くけれど、家族が少ないので、どれ…

駄目かもしれないし駄目ではないかもしれない

それにしてもよく眠る。平日の睡眠不足を補おうとするかのように、油断するとすぐ眠る。寝ていない時間に母と電話で話す。先日、母と水耕栽培のユリの一種の話をしたときのこと、1年半前に送ったそれ用の25号の鉢が、土を盛られて別の花のすみかになっている…

宇宙の渦の端っこを掴む

藤井聡太七段の対戦をネットテレビが実況中継していて、それが大きいテレビの画面にだいたい1日映っていたので、それを観たり聴いたりしながらこちらも終日だいたいうつらうつらしていた。 大河ドラマ『麒麟がくる』で、美濃では光秀の実家の母と叔父が囲碁…

フェリシモさんから小包着いた

ふと心づいて、フェリシモのカタログに載っていた裏ボアのパンツを注文して母に履かせてみた。娘のわたしがいうのもおかしいけれど、それが、わりとよい感じだった。母は、いまとなっては平均程度の背丈のわたしより2センチほど背が高いので、30代の働くお母…

春がきたのに春を識らない

このごろPCのモニターを潰さないで寝るようにしているせいか、眠りが浅い。5時ごろ手洗いに立ったり顔を洗ったりした後、また布団に戻るけれどももう安心して寝ていられるわけでもなく、早めに起きてそれほど寒いわけでもないのになぜかぶるぶる震えながらコ…

五島うどんと鰺の天ぷら

日本橋の長崎物産館で五島うどんを買ってきてもらった。旨い旨いとなぜか福岡在住の人が異口同音に褒めるので食べたいと思っていた。島原そうめんならたぶん何百束も食べているけど、五島うどんは少なくともそれと意識して食べたことはない。 いつも茹でてい…

わたしにとっては愛しいあなた

『危険な関係』の翻案。1931年の上海、中国人の大富豪たちが夜な夜な華やかなパーティに時を過ごした時代。女は、自分を捨てた男への復讐のため、彼の若い婚約者の貞操を奪おうとある企みを練り上げる。共犯者は、彼女のかつての恋人。このものがたりには主…

馴染みの病気と流行病(はやりやまい)

ツイッターのタイムラインで流れてきた情報によると、ドイツ人の7割弱が横向きに寝るのだという。わたしはドイツ人ではないけれど、ベッドと壁との間に並べている本棚に寄りかかるようにして、やはり体側を下にして寝る。そのせいだろうか、体重の掛かる側の…

ソメイヨシノの開花と降雪

朝から胴震いするような冷え込みで、しかし頭の地肌が痒かったので、昼前に風呂を立てて髪を洗った。ほどほどに温まってから、庄内の丸餅を焼いてふたつ食べた。夜は、豚肉とキャベツ、人参と葱がたくさん入った焼きそば。ざらりと生きている感じのする、専…

予定の少ない未来の持ち主

ただでさえ、年間でも数えるほどしか予定が乏しいのに、さらに今日の約束を削って、また終日、自宅で過ごしていた。家事はこなしているので労働量は軽いとしても幾分はあるだろうに、歩かないものだから腰から下を殆ど動かさず、ゆえにちょっとしたことで身…

芽吹き時を迎えて

メダカ水槽のそばに置いた小松菜の小さい株の真ん中からすっと茎が伸びて、蕾をつける頃になった。きのうは、最高気温が21℃ほどまで上がったが、きょうはそれよりは5℃ほど低いらしいと聞いていたせいか、午前中はぞくそくと寒気がした。こんなとき、頼みの綱…

冬の後始末

ずっと気に入って着ていたセーターの右肘に穴が開いた。擦り切れた感じで、念のため左も調べると、右ほどではないけれど、小さな穴が二つもできていた。そのセーター、家で作業するには大きさといい、厚さといい、いちばんよいタイプだったので、来冬も快適…

万年筆のメンテナンス

普段の筆記は、もっぱらペリカンの安価な万年筆でしている。プラチナのもっと安価な万年筆の細字もよく使う。パイロットのkakunoも、2、3本あるし、同社のカスタム幾つかも2本はある。でも、あまりに長く離れていると、なんとなく「向こう」もよそよそしい感…

拾い読み文学『三人法師』/遣唐使と虎

青空文庫で、谷崎潤一郎『三人法師』を読んだ。高野山である夜、自らの発心について偶々語ることになった、三人の僧。はじめのひとりは、足利尊氏に仕える上級武士だった。かれがあるとき貴族の屋敷で見初めた上臈女房との恋は、あるじの尊氏の後押しもあっ…

バッグインバッグを増やした

先月、知恩院前の一澤信三郎帆布さんに寄ったところ、これまでの数回はいずれも店内結構な賑わいであったのに、珍しく空いていて品物もいろいろと揃っていた。前回、祇園さんの前のころに買ったバッグをまだ下ろしていないこともあって、今回は、スタッフさ…

『姥捨』

太宰治の作品。青空文庫で読んだ。作家が、妻とふたり、情死するための小旅行に出る。感情の縺れ、親族らとの不和、それから、経済的な逼迫が、夫婦を追い詰めている。当座の生活費に、質屋でなけなしの衣類を差し出して借りた金を足して、ふたりは新宿に出…

悪について考えれば

感染症対策は、大なり小なりいずれにしても困難な仕事だ。対策の一環として、人のある行動を、疫病の広がりを抑えるためにと制限することもしばしば行われる。その制限に人々が服して、病気が広がらなければああよかったですねということになり、もし、病気…

2020年2月半ばの公衆衛生の一場面×2

これは、先月、西日本などを数日間ぶらついたときのこと。今年の春節は早めで、しかも始まってまもなく、Mainland China からの団体旅行客が来日しなくなったので、かの国の人も含めて、洛中洛外に外国人旅行客の姿は少なめだった。 1月の半ばに、都営バスの…

『蓼喰ふ虫』

倉橋由美子『城の中の城』に、作品名と内容少々が引用されていた谷崎潤一郎『蓼喰ふ虫』を青空文庫で読んだ。今回、『細雪』のように登場人物の話しことばが関西方言だったら読むのに時間がかかるかなと思っていたが、それは、京都訛りの「お久」ぐらいのも…

念入りにシャンプーをした

目を覚ましている時間がどんどん少なくなって、いきおい、身仕舞いにも気を配らなくなってきた。とうとう自分でそれとなく決めているあるラインに触れそうになったので、これではいけないと思い、きのうは、まだ日のあるうちからゆっくり湯を遣って、シャン…

店員さんもつらい、買いたいほうもつらい

家庭紙(トイレットペーパー、ティッシュペーパー等)が、一時的に市中の店頭では品薄だそうな。すでに先月初めごろからの紙マスクやアルコール除菌剤の件で、在庫ございません、もうしわけございません、入荷予定は未定でございます、を繰り返してきたドラ…