洋蘭を楽しむ北国の家ができるまで 2019年05月
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洋蘭 ツニアにつぼみがでました(Thunia brymeriana)

冬は玄関土間で暮らしていた我が家の蘭たちは
やっと4月末から屋外で暮らし始めました。

蘭棚の上には直射日光を遮る寒冷紗を張ってあります。
買った当初は表面のキラキラしたコーティング剤が日光を程よく反射してくれましたが
それもハゲハゲになって遮光率はずいぶんと落ちているようです。





ツニアとセロジネが写っています。
このツニアは2003年に入手した株で我が家では60センチほどに育ちます。

葉をすべて落とした昨年のバルブはまるでゴボウが鉢に刺してあるようです。





それが春になるとゴボウの基部から芽が伸び始め
あっという間に葉を茂らせ、ドンドン伸びてきます。





洋蘭は秋から春に開花する種類が多く、夏に咲くものは少ないのですが
このツニアも夏に咲く洋蘭のひとつです。

先端部の葉の内側から白っぽいつぼみが見えはじめました。
つぼみはこれから膨らみ始め、7月には大ぶりの鮮やかな花を咲かせます。





秋になると葉が黄変し全て落ちますがバルブが充実していると
先端部に葉を落とした小さな脇芽が見つかります。

それを翌春に植え付けると芽を出します。
これは植え付けて2年目の状態です。
干からびているのが一昨年植え付けた脇芽で
葉を落とした昨年育ったバルブの基部から芽が伸び始めました。
あと2年もすれば開花できるサイズに育つはずです。


山形県へ小旅行 その1

10連休も終わって人の動きが落ち着いた週末に盛岡を車で出発し
山形県北部を中心に観光をしてみようと一路南へ向かいました。

盛岡からは東北自動車道を仙台で降り3時間半ほどで天童に到着しました。
山寺にも行ってみようかと思いましたが、以前訪れたことがあるので割愛しました。

代わりに天童木工のショールームを訪ねました。
実は女あるじがほしい、ほしいと言っていたスポークチェアを見るのが目的です。
豊口克平のデザインで1963年から発売されている超ロングセラーです。




早速現物を見て座ってどんな生地をシートに張ってもらおうかと
見本帳を見ていると係の人が来てくれました。

見本帳の生地は数センチ角なので実際に張ってみると印象が違うし
室内照明と日光でも色合いがずいぶん変わりますよ、と候補に選んだ生地と同じ
マットほどの生地を用意してくれて日光の当たる戸外まで案内してくれました。

候補の生地を決めると少しお待ち下さい、と言って
それぞれ大きめにカットした生地を工場から持ってきてくれました。

家に持ち帰って他の家具との調和を見ながら色決めしたら
後日連絡をすることにしてこの日はおいとましました。

受注生産なので椅子の仕上がりは発注からひと月位かかるとのこと、
一脚の椅子にここまでサポートをしてもらい、ここまで来たかいがありました。


お昼が近づいてきましたが、山形といえば蕎麦でしょう、ということで
予め調べておいた天童市内にある大久保という蕎麦屋へ行きました。




移築された古民家だそうですが、入ると大きな土間があり
昔ながらの田の字に配置された和室があって落ち着いた雰囲気が漂っています。




板そば二枚に天ぷら、ニシンの甘煮を一つづつを二人で食しました。

蕎麦の歯ごたえはかなり固め、かつボリュームは相当なもので私はどうにか完食でしたが
女あるじはさすがに食べきれなかったようです。
味よし、値段も妥当で機会があればまた来てみたいお店です。




その夜は天童に泊まりました。
純和風の大きな温泉旅館で従業員は皆さん感じが良い方たちでした。

さて、翌日は天童から北上する予定です。

玄関ドアの調整

この家を建ててから早いもので7年半ほど経ちました。

寒い冬や夏の暑さから守ってくれる我が家の木製断熱ドア、
入居時は白っぽかったのですが時間とともに無垢材本来の赤っぽい色に変わってきました。





ドアの重さは数十キロもあるのでその重さというか慣性でスムーズに閉まるのですが
この頃は手でドアノブを下げてやらないとカチッと閉まらなくなってきました。

ドアを調べてみると三角のラッチボルトの動きがちょっと渋めです。
そこでラッチボルトとパネルの際にマシン油を1,2滴注油すると
ラッチボルトの動きがとても軽くなりました。





ドアをいっぱいに開けた状態から閉めるとはじめはゆっくり、
閉まる少し手前で急に早くなり最後でラッチがカチッと閉まるようになりました。

ただ重いドアが結構な勢いで閉まるので、ドスンと大きな音がするようになってしまいました。
折角ドアクローザーがついているので、もう少し静かに閉まるよう調整してみました。





ドアの動きは開いた状態から閉まるまで3つの動きが調節できます。
黄色の1ネジで第1速度区間、黒の2ネジは閉前30°の第2区間、
最後はラッチボルトが上手く引っ込むよう力の加減を調節する青の3ネジです。



黄色の第1速区間はドアを押す際かなり重く、閉まる際にはゆっくり動く設定になっていました。
もう少しドアを軽く押せるよう、そして閉まる際もすばやく動くように1のねじを左に回して
ちょうどよい加減になるよう調整します。

黒の第2速度区間は1速区間の減速も兼ねてもう少しゆっくり閉まって欲しかったので
2のネジを少し右に締めました。

青のラッチング区間はドアが閉まる寸前の開閉力を調整します。
ドアのラッチボルトに給油したので小さい力でも確実に閉まるようになりました。
ドアが閉まる際の衝撃を無くすため3のネジを右方向へ回して
閉まる力を弱めながら調整します。

調整の結果、玄関ドアは静かに確実にラッチボルトが作動して閉まるようになりました。


ついでに二箇所あるサムターンで動くロックボルト周りにも注油して整備終了です。





こちらは台所にある収納庫のドアです。

冬でも家中が二十数度あるので収納庫を冷蔵庫代わりに使えるよう
収納庫だけは外部との断熱性能を弱くして温度を低く保っています。
(長い北国の冬用の仕掛けですので当然ながら夏は機能しません)
そのため、このドアも断熱構造になっています。

こちらも玄関と同じように三角のラッチボルトの動きが悪く
なっていましたが、注油をして本来の動きに戻りました。


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プロフィール

kaz

Author:kaz
間もなく定年退職を迎える埼玉在住のサラリーマン→2011年9月で定年になりました。
どこに行っても人だらけの都会から雪の降る故郷が恋しくなるのは年のせいか→'11年10月にやっと盛岡に戻ることができました。
古い柱時計、真空管ラジオの修理をしながら洋蘭を育てるのが趣味。

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