お風呂の換気扇が故障しました
一年も経たず引越しする予定の我が家、もう16年も経っているので機器類がそろそろ寿命に達しているものもあるようです。
昨年はお風呂のガス釜が故障して交換、そして大分前からゴロゴロと異音がしていたお風呂の換気扇がとうとうこわれてしまいました。
考えてみれば昼も夜も回りっぱなしのお風呂の換気扇は外側のカバー以外、中の方は今まで一度も掃除したことはありませんでしたので回らなくなって当然かもしれません。
いずれ空き家になるとはいえまだ1年近くはあるので、しっかり換気しないとカビが生えてしまいます。
電気屋さんにお願いしようか、とも考えましたがまずは自分で修理できるかどうか見てみました。
手で扇を回してもけっこうな抵抗感があり、清掃程度では直りそうもありません。
ネジを4本緩めると換気扇が外れました。壁から出ている電源コードは直接換気扇に接続されています。
ブレーカを落とせば簡単に交換できそうです。
インターネットで故障した防水型換気扇の型番を検索すると同じ物がいくつもヒットしました。
6,000円ほどの金額なのでいつもいろいろなものを買っているAmazon.comで注文しました。
2,3日して送られてきたので年末休みに取り付けて新年は気持ちよくお風呂に入れそうです。
昨年はお風呂のガス釜が故障して交換、そして大分前からゴロゴロと異音がしていたお風呂の換気扇がとうとうこわれてしまいました。
考えてみれば昼も夜も回りっぱなしのお風呂の換気扇は外側のカバー以外、中の方は今まで一度も掃除したことはありませんでしたので回らなくなって当然かもしれません。
いずれ空き家になるとはいえまだ1年近くはあるので、しっかり換気しないとカビが生えてしまいます。
電気屋さんにお願いしようか、とも考えましたがまずは自分で修理できるかどうか見てみました。
手で扇を回してもけっこうな抵抗感があり、清掃程度では直りそうもありません。
ネジを4本緩めると換気扇が外れました。壁から出ている電源コードは直接換気扇に接続されています。
ブレーカを落とせば簡単に交換できそうです。
インターネットで故障した防水型換気扇の型番を検索すると同じ物がいくつもヒットしました。
6,000円ほどの金額なのでいつもいろいろなものを買っているAmazon.comで注文しました。
2,3日して送られてきたので年末休みに取り付けて新年は気持ちよくお風呂に入れそうです。
tag : 換気扇
我が家の仕様 その1
2009年4月、盛岡にあるかたぎしゆみえ建築設計事務所へ初めてメールでのコンタクトで始まった『明るく、冬暖かく、地元材を使った木の家』というコンセプトの我が家の設計は、あれから1年半強たった今年11月とうとうまとまりました。
かたぎしさん、長い間お付き合いいただきありがとうございました。
何回かに分けて設計の終わった我が家の仕様をご紹介します。
なお、実際に家が完成するのは2011年10月末の予定です。
建築設計事務所への依頼範囲は住居、車庫、物置、外構の設計、熱設計、複数の工務店への見積り依頼、同見積り内容精査、建築工事契約への立会い、工事監査、完成検査。
それに暖房給湯機器・照明機器選定、カラーコーディネートが含まれます。
設計費用は総工事費のおよそ8%ぐらいでしょうか。
工務店の見積りには構築物の工事代金はもちろん外構や上下水道・電気の接続費用、アンテナ設置やLAN工事などほとんどの項目が含まれています。
従って完成した家で生活していくために必要となる追加の出費は冷房機器とカーテン類ぐらいなものです。
■まずは建坪、延べ床面積などは以下の通りです。
・建坪:
・延べ床面積: 123.83㎡
・建築面積: 88.64㎡
・1F床面積: 64.44㎡
・2F床面積: 43・05㎡
・車庫床面積: 13.24㎡
・物置床面積: 3.10㎡
■高気密工断熱を目指しての設計目標は
・Q≦1.7W/(㎡K)
・C≦1.0c㎡/㎡
です。
Q値は当初1.0を目標にしましたが、換気システムなどのコスト面から妥協しました。
■断熱仕様は下記の通りです。
・ベタ基礎:100mm厚のポリスチレンフォームによる基礎断熱
・土間:外周部90センチ幅50mm厚のポリスチレンフォーム敷き込みによる断熱
・壁面:高性能16kgグラスルール100mm厚+同50mm厚の付加断熱
・屋根:高性能16kgグラスルール285mm厚
■24時間換気システムについて
洗面所、トイレのパイプファンによるごく安価な第3種換気システムです。
コストの関係で熱交換式の換気システムは使っていませんのでQ値のロスには目をつぶっています。
換気性能:X回/時間
■冷暖房システム
全館冷暖房方式を採用しています。といっても暖房は温風式FF石油暖房機1台、冷房は普通のエアコン1台です。
温風式FF石油暖房機(コロナFF-G5010S)熱出力5KW
ヒートポンプ式エアコンディショナー 熱出力3.6KW
設計士さんに熱計算もしていただきこの熱出力の機器に決めてもらいました。
実際には上記の冷暖機器の熱出力に、日光や他の電気機器、住人からの熱発散などが熱出力に換算されて暖房の場合はプラスに、冷房の場合はマイナスで加減算されます。
FF暖房機は基礎断熱した床下に設置し、温風が蓄熱体としての基礎や床板を暖めるとともに1階の各所に設けられたガラリからの暖かい空気が吹き抜けを通って立ち上り、高断熱・高気密と相まって全館の温度を保ちます。
エアコンは2階の吹き抜け近くに設置し、1階、2階の温度を下げてくれます。
このエアコンは必要とあれば冬季の補助暖房としても使用します。
ここで選定した機器がどれだけの能力があるか試算してみましょう。(計算上、日光や人の熱出力は無視します。)
熱出力をW(ワット)、延べ床面積をS(㎡)、Q値=1.7(W/㎡K)、内外温度差をK(度)とします。
K=W/(S*Q)ですから
K=5000/(112.44*1.7)
=26.15(度)
これは内外温度差ですから
外の気温が-5℃とすると室温は21.15℃まで加温可能な暖房機器であることが分かります。実際には更に窓から差し込む日光、冷蔵庫やテレビなど機器から出る熱でもっと室温は上がるはずです。
同様に冷房能力を計算してみると
K=W/(S*Q)ですから
K=3600/(112.44*1.7)
=18.83(度)
これは内外温度差の値ですから
外気温が35℃のとき室温は16.17℃となる計算です。
実際には日光や機器の発熱でここまでは下がりませんが、十分な性能ではないでしょうか。
■給湯システム
我が家の給湯システムは屋内設置タイプの灯油式ボイラーです。お風呂と洗面・キッチンへの給湯を受け持っています。
200リットルの屋外タンクからボイラーとFF暖房機に灯油を供給します。
かたぎしさん、長い間お付き合いいただきありがとうございました。
何回かに分けて設計の終わった我が家の仕様をご紹介します。
なお、実際に家が完成するのは2011年10月末の予定です。
建築設計事務所への依頼範囲は住居、車庫、物置、外構の設計、熱設計、複数の工務店への見積り依頼、同見積り内容精査、建築工事契約への立会い、工事監査、完成検査。
それに暖房給湯機器・照明機器選定、カラーコーディネートが含まれます。
設計費用は総工事費のおよそ8%ぐらいでしょうか。
工務店の見積りには構築物の工事代金はもちろん外構や上下水道・電気の接続費用、アンテナ設置やLAN工事などほとんどの項目が含まれています。
従って完成した家で生活していくために必要となる追加の出費は冷房機器とカーテン類ぐらいなものです。
■まずは建坪、延べ床面積などは以下の通りです。
・建坪:
・延べ床面積: 123.83㎡
・建築面積: 88.64㎡
・1F床面積: 64.44㎡
・2F床面積: 43・05㎡
・車庫床面積: 13.24㎡
・物置床面積: 3.10㎡
■高気密工断熱を目指しての設計目標は
・Q≦1.7W/(㎡K)
・C≦1.0c㎡/㎡
です。
Q値は当初1.0を目標にしましたが、換気システムなどのコスト面から妥協しました。
■断熱仕様は下記の通りです。
・ベタ基礎:100mm厚のポリスチレンフォームによる基礎断熱
・土間:外周部90センチ幅50mm厚のポリスチレンフォーム敷き込みによる断熱
・壁面:高性能16kgグラスルール100mm厚+同50mm厚の付加断熱
・屋根:高性能16kgグラスルール285mm厚
■24時間換気システムについて
洗面所、トイレのパイプファンによるごく安価な第3種換気システムです。
コストの関係で熱交換式の換気システムは使っていませんのでQ値のロスには目をつぶっています。
換気性能:X回/時間
■冷暖房システム
全館冷暖房方式を採用しています。といっても暖房は温風式FF石油暖房機1台、冷房は普通のエアコン1台です。
温風式FF石油暖房機(コロナFF-G5010S)熱出力5KW
ヒートポンプ式エアコンディショナー 熱出力3.6KW
設計士さんに熱計算もしていただきこの熱出力の機器に決めてもらいました。
実際には上記の冷暖機器の熱出力に、日光や他の電気機器、住人からの熱発散などが熱出力に換算されて暖房の場合はプラスに、冷房の場合はマイナスで加減算されます。
FF暖房機は基礎断熱した床下に設置し、温風が蓄熱体としての基礎や床板を暖めるとともに1階の各所に設けられたガラリからの暖かい空気が吹き抜けを通って立ち上り、高断熱・高気密と相まって全館の温度を保ちます。
エアコンは2階の吹き抜け近くに設置し、1階、2階の温度を下げてくれます。
このエアコンは必要とあれば冬季の補助暖房としても使用します。
ここで選定した機器がどれだけの能力があるか試算してみましょう。(計算上、日光や人の熱出力は無視します。)
熱出力をW(ワット)、延べ床面積をS(㎡)、Q値=1.7(W/㎡K)、内外温度差をK(度)とします。
K=W/(S*Q)ですから
K=5000/(112.44*1.7)
=26.15(度)
これは内外温度差ですから
外の気温が-5℃とすると室温は21.15℃まで加温可能な暖房機器であることが分かります。実際には更に窓から差し込む日光、冷蔵庫やテレビなど機器から出る熱でもっと室温は上がるはずです。
同様に冷房能力を計算してみると
K=W/(S*Q)ですから
K=3600/(112.44*1.7)
=18.83(度)
これは内外温度差の値ですから
外気温が35℃のとき室温は16.17℃となる計算です。
実際には日光や機器の発熱でここまでは下がりませんが、十分な性能ではないでしょうか。
■給湯システム
我が家の給湯システムは屋内設置タイプの灯油式ボイラーです。お風呂と洗面・キッチンへの給湯を受け持っています。
200リットルの屋外タンクからボイラーとFF暖房機に灯油を供給します。