洋蘭を楽しむ北国の家ができるまで 2010年10月
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衝立づくり その3



楢の薄板を使った衝立づくり、よりしっくり来る意匠を求めて桟の本数を変えながら構想を練っています。
今日の写真は5本桟です。
併せて4本桟も試してみました。
先日のブログで3本桟も仮組みしてみましたが、私は5本桟が一番バランスがいいと感じました。
この試作は幅70mmの薄板3枚ですが、本番では17枚ほど使って横幅が1,200mmほどになる予定です。

衝立のメインとなる面は実際に試作を作って見比べた結果5本桟の楢薄板組に決めましたが、今度はフレーム部分をどう作るか、衝立の足をどこにどのような仕口で取り付けるか、また少し時間をかけて検討する予定です。

衝立づくり その2



無垢の木を使った衝立を作ろうと材料を集めていましたが、やっと部材が揃いました。
衝立に使う材の主役はこの写真の楢の薄板、厚さ1.5ミリ、幅70ミリ、長さ900ミリのものです。
衝立の外枠用には格安の長尺2,200mm、40mm角ほどの胡桃材を、
薄板を支える桟は薄板と同じ楢の1200mm長の材を北海道の材木屋さんからまとめて送ってもらいました。

薄板の加工性を見る意味で、#240サンドペーパーをサッとかけたあと桐油を塗ってみました。(写真の一番右側に板)
一回塗りですが多少木目が濃くなるようです。サンドペーパーはもう少しちゃんとかけたほうがよさそうです。

薄板を保持する枠の寸法を取るために、こんな治具を作って実測しました。

板を組み付けるとこんな具合になります。
薄板が桟によって多少湾曲するので、上下の留め枠間の寸法を薄板の長さより少し短くしないとうまく固定できません。
これで正確な留め枠間の寸法が決まりましたので、これから図面をおこして作業開始です。
さて、完成まで何ヶ月かかるでしょうか、今から完成が楽しみです。





座卓の材料探し



来年の引越し後、居間で使う大きめの座卓の製作に使う材料を探して、先週から週末に近所の材木屋さんを何軒か廻り始めました。
、楠、栃、杉、桜など材は豊富にありましたが、いずれも結構値が張るものが多くなかなか財布の中身に見合う材が見つかりません。

インターネットで安く売っている座卓の中には脚に天板を載せただけのものもありますが、私が目指す座卓はネジを使わずホゾ組みだけで組んだ脚を作り込むにはそれなりの時間と手間がかかります。
天板以外にも脚に使う部材などいろいろな材料が必要となりますが、全部込みで予算に見合う材が見つかりました。

天板はどれも大型の機械仕掛けの帯ノコで挽いただけの、長さ1.8メートル、厚さが60mm以上もある材なので、座卓に仕上げるには大きく重いだけに結構な手間と時間がかかりそうですが、簡単な図面を書いて脚の材料を見積もったら、近々まとめて買いに行こう思っています。
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kaz

Author:kaz
間もなく定年退職を迎える埼玉在住のサラリーマン→2011年9月で定年になりました。
どこに行っても人だらけの都会から雪の降る故郷が恋しくなるのは年のせいか→'11年10月にやっと盛岡に戻ることができました。
古い柱時計、真空管ラジオの修理をしながら洋蘭を育てるのが趣味。

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