洋蘭を楽しむ北国の家ができるまで 家具備品
FC2ブログ

サーキュレーターを買い替えました

いよいよ冬の到来、我が家の暖房は床下のコンクリート基礎に設置されたFF暖房機1台で家中の暖房を賄っています。

家の基礎には断熱材を巡らして外界とは遮断されており、FF暖房機で床下を温めることで暖かくなったコンクリート基礎から床板を通して柱、壁など家がまるごと暖まります。

家全体が暖まるには時間がかかりますが部屋の空気だけを暖める暖房とは違って、厳寒期を通してわずか21〜22度でビックリするほど暖かく快適に過ごすことが出来ます。
また短時間の外出であれば暖房を止めても熱が蓄積されているので室温が急に下がることもありません。

床下のFF暖房機に風を送りながら暖気を床下からガラリを通して家中に循環させるためにサーキュレーターを設置しています。
昼夜運転のFF暖房機に合わせてサーキュレーターも24時間運転のため、2年も使うと回転が遅くなったり回転音が大きくなったり不具合が出てしまいます。

住み始めて12年目、何度かサーキュレーターを買い替えましたが日本のものは一日8時間程度の利用を前提に作られているようで寿命が短く、我が家の使い方では一般的なサーキュレーターの設計の前提から外れていて故障→発火事故という不安がつきまといます。

今回はアメリカのメーカーが24時間365日連続運転を前提に設計したサーキュレーターを見つけたので早速ネットで購入しました。

Vornado社のVFAN2という製品で台座を含めてすべてが金属製の重厚なデザイン、重さもなんと3.5Kgもあって見るからに頑丈で耐久性がありそうです。

国産の製品ではタイマーや首振りなどの機能がついていますがそうしたものは一切ないレトロなところが気に入っています。





後ろ側から見るとなにやら航空機のファンジェットエンジンのように見えます。

こうした回転機は設計寿命を超えると部品が劣化して最悪は発火などの危険があります。

連続運転していて就寝中に発火でもされたら丸焼けになってしまいますので今回、連続運転というヘビーデューティが設計思想のこのファンに決めた一番の理由です。





スイッチは背面についていますが洒落たボタン式ではなく、ロータリータイプで弱、中、強、OFFとなっています。

面白いと思ったのはスイッチはOFF→弱→中→強という順番が普通ですがこのスイッチはOFF→強→中→弱という並びになっています。
これがアメリカの標準なのか分かりませんがところ変われば品変わる、とはこのことかもしれません。





風向きは角度を自由に変えられますので真上に向けることもできます。





ストッパー等は一切ついていないので真下に向けることもでき前、上、後ろ、下と360度どの方向にでも向けられます。






日本のサーキュレーターの設計寿命ですが某社のものは8時間/日使用で6年となっています。
24時間連続運転した際のオーバーヒートの有無、寿命に対する影響等は記載されていない製品がほとんどです。

単純計算ですが1日24時間運転すると寿命が1/3になると仮定すると2年で設計寿命が尽きてしまうことになります。

こうした普通のサーキュレーターでもまさか数年で発火することは無いだろうとは思っていますが、心のどこかには不安を感じていました。

でもVornadoのサーキュレーターに変えてからは安心して眠ることができるようになり、良い買い物をしたと思っています。

古い丸時計のメンテナンス(ガラス蓋の蝶番修理)

12年ほど前にバラバラの状態で安く買った大きな丸時計、修理が完了して順調に時を刻んでいます。(修理の様子はこちら)

古い品なので今とは違って丸いケースはすべて木製、アクリル板ではなく丸いガラス板が嵌め込まれています。

月が変わったので、月に一度のねじ巻きでガラス蓋を開けると蓋が下側にかしいでいます。

よく見るとガラス蓋の蝶番は本来は二箇所でつながっているのですが一方(右側)が壊れて片側だけで辛うじてつながっている状態ですし、蝶番のピンも抜けかかってしました。

このままではいずれもう一方も破断してガラス蓋が落ちてしまうでしょう。

時計を壁から下ろしてよくみると蝶番ごと交換するのが一番確実ですが普通の蝶番とは違うようです。
一方は時計のケースにネジ止めされていますがもう一方はL字型に曲げてあり、丸いガラス蓋の外枠にリベットで留めてあります。





まずはじっくり見てみようとガラス蓋を時計の木製ケースから取り外して蓋を分解しました。

蓋外枠にガラスが収まりその上からガラス押え枠がはまっている構造です。





ガラス蓋外枠にはガラスと丸い押え枠が蓋外枠からはずれないようにこんな抑え金具が4箇所に配置されていますので軽く押さえてガラスと押え枠を取り外しました。





手持ちに同じサイズの蝶番はありましたが丁番をL字型に曲げるには万力が必要です。

残念ながら我が家には万力はないので蝶番の交換は諦め、はんだ付けで凌ぐことにしました。

はんだ付けでは強度が弱いのでいずれまた壊れてしまうでしょうが応急処置ということで良しとしました。

電子工作用の30Wのハンダゴテなので熱量不足ではありますがなんとかうまくハンダが乗りました。

抜けかかっていたピンもハンマーで叩いて押し込みました。





ガラス蓋を開けても正常な位置が保たれておりなんとか作業は無事完了、ガラス蓋の落下を心配せずにねじ巻きができるようになりました。





エアコンのそうじ、試運転で夏準備完了

まだ梅雨明け宣言のない東北北部、南の地域ほどの暑さではありませんが今日は31℃と暑いです。

本格的な暑さが来る前にエアコンの調子を見ようとスイッチを入れましたが全く動きません。

コントローラーの液晶画面も点いていませんのでまずは電池交換、無事本体が正常に動き出しました。

省エネが叫ばれていますので少しでも効率よく冷えるように本格的な稼働を前にエアフィルターの掃除をすることにしました。





我が家のエアコンは二階の吹き抜けのそばに設置したこの一台で家中を冷やします。

二階の床から3メートルほどのところに設置してあるのでフィルターを取り外すにも脚立によじ登る必要があります。

うまい具合にエアコンの前に火打ちがあるのでそれに掴まって体を安定させてフィルターを取り外して庭で清掃しました。

本体や火打ちも掃除機、雑巾できれいにしてからフィルターを取り付けました。





試運転を兼ねてエアコンを連続運転しましたが順調に冷えますので、もう11年目ですがまだまだ使えそうです。

南側の大窓は外部についている電動ブラインドを下ろして日差しを避け、東側の窓にはスダレを下げています。

冷気が家中に届くように吹き抜けのキャットウォークに置いた小さなサーキュレーターも回して暑い夏を乗り切るべく、準備完了です。




Translation
English
♥. ♠. ♣Alice
ブログランキング
にほんブログ村 住まいブログ 国産材・地域材住宅へ
プロフィール

kaz

Author:kaz
間もなく定年退職を迎える埼玉在住のサラリーマン→2011年9月で定年になりました。
どこに行っても人だらけの都会から雪の降る故郷が恋しくなるのは年のせいか→'11年10月にやっと盛岡に戻ることができました。
古い柱時計、真空管ラジオの修理をしながら洋蘭を育てるのが趣味。

カレンダー
01 | 2025/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 -
アクセスカウンター
最新記事
最新コメント
リンク
カテゴリ
シンプルアーカイブ
検索フォーム
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最新トラックバック