(AUTOで逆光)
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コパイバは90年代から取り扱っていますが
私の流儀でHPにはあえて多くを書かないようにしてきましたが
今回はコパイバの名誉回復のために少し書きましょう。
(多くは取引先の資料の引用になります。)
当時はブラジルのコパイバのみを扱っていました。
正確には「コパイバ マリマリ(光の樹)」
現在はブラジルとペルーです。
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アマゾンに住むインディオたちは「コパイバオイル」を
古代から薬として利用してきました。
ジェスイット教団(イエズス会)の宣教師らによって
欧州にも伝えられ、その効果は欧米ではよく知られています。
傷ついたインディオの戦士たちは、コパイバを傷口に塗り込み、
焚火の上につるしたハンモックに横たわり、
広げたバナナの葉にコパイバをたらして火にかけ、
立ち上るガスを傷口に当てて治療したと言れれています。
新生児のへその緒を切ったときにコパイバを塗布するのも
インディオたちの慣習です。
コパイバの樹液は樹木の中心部にありますが
その抽出には「森の住民」ならではの知恵が用いられています。
幹に丸い穴をあけておき、これに小枝で作った栓を施しておきます。
コパイバの木の命を傷つけないように、
一年間に一本の樹から1リットルを限度に採取します。
(現在は特に大きな樹の場合はもっと多いようです。)
新月の日に採取すると良質のものが得られるとされています。
ブラジルではガン、エイズにも効く治療薬として一般薬局で市販されています。
米国でも1820年から1910年まで米国薬局方記載の公式薬でした。
ヨーロッパでは中世からコパイバオイルを使っていたそうです。
コパイバと一口に言っても
南米のいくつかの場所で採れるため
場所、そして樹によっても内容が違ってきます。
(アルコイリスさんの資料も参考にしてください。)
身体も一人一人違うので自分に合うものをみつけるのが一番ですが
外傷、火傷などに関しては個人差はまったくないと思います。
気をつけていただきたいのは、
安価なコパイバの中には混ぜ物があるそうです。
更に資料にはこうあります。
『人体におけるコパイバ油の吸収・排池は、肺、腎臓、皮脂腺、汗腺などで行われ、該当の部分に殺菌剤としての効果を現す一方、粘膜機能の回復、分泌の正常化、傷の癒着を促進します(肉芽形成に著効があるとされています)。あるいは泌尿器、呼吸器の殺菌剤としても利用され、腸ガスの排出、去痰、利尿の働きがあります。
大阪市立大学微生物化学研究所の試験では、コパイバの油はほとんどのバクテリアに効果が認められ、特に殺菌が困難な大腸菌や緑膿菌(肺、器官に繁殖するバクテリア)にも著効があることが判明している。
東京薬科大学第一生薬教室でマウスによる癌検定が行われたが、癌細胞毒性検定における効果が確認された。(上記は平成7年1月8日のTBSテレビ「どうぶつ奇想天外」でも報じられている)』
(
*肉芽形成:皮膚の組織が損傷した部分に、肉芽という赤みを帯びた新しい組織がつくられることをいいます。 肉芽は、血管や細胞などで構成されており、皮膚の再生に働きます。)
同じ取引先のサイトにはこうあります。
http://www.right-net.co.jp/copaiba-what/copaiba-what.htm「・・・日常に傷・皮膚炎・腫れ・ヤケドなどの外用剤として、殺菌・上皮細胞活性・抗炎症に、また内用剤としても気管支・喀痰、利尿剤、腸内ガスの排出・下剤・腹痛などに用いてきました。(日本コパイバ研究会資料より抜粋) 化学薬品が普及した現在も民間薬として、コパイバオイルは重宝されており、広く用いられています。その主成分は、コパイピコ酸・ハイドロカーボナイトそして多種のセスキテルベンからなり、人体におけるコパイバオイルの吸収・排池は、肺、腎臓、皮脂腺、汗腺などで行われ、該当の部分に殺菌剤として効果を現す一方、粘膜機能の回復、分泌の正常化、傷の癒着を促進します。また、ブラジル社会福祉医療省などの編集による「アマゾン流域の薬草植物読本」には、体内の炎症、消化器の潰蕩、梅毒、血痕、気管支炎、咳等の一般的薬用用途があげられています。近年わが国でもコパイバの研究が大学・製薬会社でも始まり、コラベノールなどの抗癌物質が含まれていることが明らかになりました。」
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コパイバオイル代替療法食品研究会こちらで現在のコパイバの採取方法が写真で紹介されています。
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コパイバの特徴(
一般財団法人日本薬事法務学会)
「・・・コパイババルサムから得られるオイル(コパイバオイル)は極めて安全性の高いものであり、各種の安全性の基礎評価となる毒性については以下の通りである。・・・この様にコパイバオイルは、急性毒性の観点からすると食塩よりも毒性は低いということになる。また、米国食品医薬品局(FDA;Food and Drug Administration)において食品添加物の認定を受けている。」