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https://kanto-gakuin-ac-jp.zoom.us/j/82719256179?pwd=lw1GWebq30edXA0z80KtJgd38DL0J5.1
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ウェビナーID:827 1925 6179
厳しい財政制約の中で不確実性の高い気候変動に適応していくには,これまで海側の論理だけで考えてきた海岸防災施設について陸側の状況を併せて考えるためのプロセスが必要になります.本小委員会では,海岸工学と土木計画の専門家が共同して,気候変動により今後予想される海面上昇と高潮・高波による被害の拡大に対応する最適な沿岸まちづくり施策について研究を行っています.リアルオプション法を適用することで,将来に実現し得るシナリオを網羅的に考慮しながら,海岸施設整備の組合せや,堤防嵩上げのタイミングと高さおよび回数,養浜の頻度と規模,高台移転等の土地利用施策について,タイミングと施策の組み合わせ最適化手法の構築を目指しています.本シンポジウムでは,本小員会のこれまでの研究成果を紹介します.
司 会:福谷陽(関東学院大学)
シンポジウム開催の趣旨 関西大学 安田誠宏
海岸における気候変動対応について 国土交通省海岸室 井上剛介
自治体における海岸保全基本計画の検討状況 (株)建設技術研究所 中園大介
東京湾における高潮リスクの評価 中央大学 有川太郎
リアルオプションを考慮した海岸整備:海岸工学と経済学
東北大学 河野達仁
リアルオプション手法 神戸大学 瀬木俊輔
高知海岸堤防嵩上げ整備計画への適用事例 関西大学 安田誠宏
大阪湾堤防嵩上げ整備計画への適用事例 京都大学 藤見俊夫
気候変動を考慮したまちづくり 東北大学 平野勝也
質疑・応答