2003年 09月 22日
「地元のネタ!」から 入口の大きな木の看板が目を惹く「旅館やまの湯」は、収容人員が50名強程の宿で、静かで落ち着いたところだ。車を旅館前までつけると、車庫案内する人と受付へ案内する人が出迎える。いずれも、丁寧な案内とは言えないものの、気さくな人で子供にも愛想が良かったので親近感を覚えた。 部屋へ通されると、こじんまりとはしているものの純和風の創りで、田舎に帰ってきたかのようだ。「景色がよくないので」を連発していた部屋だったが、実際には近隣の建物の屋根が連なっていることだけで、特段「悪い」という印象は受けなかった。この地理的条件を考えると、他の部屋でのロケーションもあまり変わりはないのではないかとも感じた。 残念だったのは、予約のときに確認をしていたのだが子供用の浴衣が用意されていなかった。より正確に言えば「なかった」のだ。予約の確認時には「ある」と明言していたのに、「部屋からの景色が悪い」ということを伝えることで精一杯 だったのだろうか。 ■お楽しみの夕食 夕食は部屋に運ばれた。子供が同伴なので気兼ねをしなくて済むところがありがたかった。松茸の土瓶蒸しなど時期的には秋の味覚が楽しめたわけだが、その他にも馬刺や川魚のあらい・塩焼き、 山菜の天麩羅など山中の宿ならではの食事が堪能できた。ボリュームも十分満足のいくものだった。 ■しいていうなら、その音・・・
さて、今日は天候が良かったので、昨日までに納得いく観光ができなかった阿蘇へ戻ることにした。両サイドの緑が気持ちよく、快適に車を走らせることができた。 ■草千里 途中に立ち寄った城山展望所では、平野部が一望でき爽快だ。気温も暖かくすごしやすい・・・が、日が差す一日が始まったかと思えば、山の天候は変わりやすい。早くもあつい雲に覆われ始める。幸い 草千里に到着したときには、昨日とうってかわって視界が開けていた。が、少しずつ雲が視界を遮ろうと動き出している。 ガイドにも見た広々とした草原が見渡せたのは、ある種目的を達成した感じではあったが、モーレツに寒かった。Tシャツでは、とてもじっとできる状態ではなく、チキン肌炸裂で一時も早く車に戻りたい状況であった。 ■あそBOY 阿蘇山頂へも向かったが、やはりガス発生でロープウェイは運休していた。まだ、時間はあるのでもう少し様子をみてみるか・・ ■寒さにたえる観光とすすきの絨毯 宮地駅から、再度阿蘇山頂ロープウェイに電話をしてみる。往生際が悪いが、やっぱり折角ここまで来ているのだから火口湖は見たいと思うわけ。でも、やっぱり運休したままだった。 途中、やまなみハイウェイと黒川温泉へ続く国道442号線の交差点、三愛にある田舎料理「八菜家」で昼食をとる。 お店には、オープン テラスもあり、若干肌寒いかもしれないが、緑を眺めながらの昼食は最高だった。14時ごろだったが、かなり待って入れた人気店だ。 さて、長者原へ向かうために車を走らせ、途中牧ノ戸峠で休憩をとる。 今日のメイン観光地である長者原(ちょうじゃばる)に到着する。道路からは分かりにくいかもしれないが、長者原のビジターセンターを通り抜けたその先には、一面のススキが視界に広がる。花や芝が広がる風景は幾度とみてきたが、ススキの淡い茶色の絨毯は、何となくやわらかい感じがする温かみのある光景だった。
阿蘇周辺の観光を終わらせると、車は一路大分県へ。山間部を走ってきたが、海の見える町へと入る。 高速の別府湾SAからの景色が、抜群に良かった。 食事は手の込んだものではなかったが、ボリュームはあった。 期待した露天風呂は、予想よりははるかに小さかったのでホテルに対するポイントはかなり低くくなった。現実問題、今となってはインパクトがない存在となっている。 もう一つ残念というか、あきれてしまったのが周辺の温泉街。ま、温泉街とは行っても駅前の中小のビルが建ち並ぶ合間をぬって、外湯があったり土産物屋があったりする程度。どちらかというと、家族連れで来るところというよりは、ピンク街好きな男性向け、それもかなり時代遅れな「はいはい温泉街といえばそりゃもうこちらでございますよ」的雰囲気だ。あまり見るところもなく、適当にホテルに戻る。
良いところを見つけることもできずに大分の夜を迎える。
今日午前中は、子供の希望もあってJRの別府駅で少し列車をみることになった。JR九州の車両は大阪近辺を走る車両とは異なり、どれもデザインが斬新。また、大阪ではなかなかお目にかかることができない(夜中に通過するため)東京発のブルートレインも見ることができる。 最後の「ゆふいんの森」については、時間の都合上、わざわざ別府から由布院まで車をとばし待ち構えた。 このデザインが独特の車両は、子供だけでなく旅行者にも人気の車両のようで、記念撮影をしている人が多かった。 ■地獄めぐり 九州旅行最後の観光ということで、別府の定番「地獄めぐり」にやってきた。 まず、1つ目は「海地獄」。大きな藁葺き屋根の門をくぐると、コバルトブルーの池から黙々とでる蒸気。これ以外にも庭園があり、結構きれいに手入れがされている。大きな蓮の葉がみられることも見所の 一つらしく、温室で見ることができた。大きいものになると直径2mは超えるようで、水面上でも子供を 乗せることができるくらいだそうだ。 次に、鬼坊主地獄。 4つ目は「かまど地獄」。岩の上、かまどの上に乗る「かまど」と書いたしゃもじをもつ赤鬼が。白々しくたて看板で「かまど地獄のフォトスポットです。お気軽にお申し出下さい」。ここに立つと、「カ メラお持ちでしたら撮りますよ」とスタッフがシャッターを切ってくれるのだが、その後に、「もう1枚 こちらのカメラで撮りますので」と商売の顔に変わる。「また全部見終わってから寄ってください」というが、そんなに敷地広いかよ、ここは。しかも、順路的に通らざるを得ない場所を君たちはキープしてるだろ。ま、結局、記念に買っちゃったんだけどね。 さて、何かだらだらこんなのばかり見ても面白くなし、何しろ時間がない。ショートカットして少し離れたところにある「血の池地獄」で締めくくることにする。 5つ目の「血の池地獄」は、鉄分を含むので見た目に赤茶の湯が池に広がる。ま、「地獄めぐり」という意味では、いちばんらしいといえばらしいポイントなのかもしれない。 ■帰路 さて、最後に土産をと、海産物を捜し求めて車を走らせる。 別府からは大分自動車道には乗らず北上し、国道を小倉に向かう。若干の渋滞もあり、小倉東ICから高速にのったのが17時頃だった。 #
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| 2003-09-22 23:15
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2003年 09月 22日
「地元のネタ!」から 2003年9月、連休を利用し家族旅行に出かけた。 ■今回の旅行のきっかけ 「温泉に行きたい」「どこかへ家族で旅行に行きたい」「景色のいいところに行きたい」等の わがままに、今回は「結婚5周年」というイベントが加わったため、旅行が実現することにな った。
「結婚5周年」は10月なのだが、まだ1日も使えていない会社の夏休みは、9月までに消化しなければ消滅してしまうこともあり、9月の連休を何とか使っての前倒し企画となった。こ の話し自体が9月に出、既に2週目の週末にかかっている。とにかく、20日(土)・21日 (日)に22日(月)を休みにした2泊3日で大雑把な旅程を組んだ後、宿探しに入る。 ネットと旅行会社のパンフを参考に宿探しをしたが、黒川温泉は10月中旬まではどこも満室だ。もともと宿の数も部屋数も小規模な温泉町なだけに仕方がないが、ここまで人気があるとは。 一方の別府温泉は、全然満室のないところばかりで拍子ぬけしたが、それではとオーシャンビューの露天風呂が楽しめる「ホテル清風」をおさえた。何となく嫌な予感はしたが・・・。 さて、ガイドブックと地図を変わるがわる眺めながら、今回の旅程の距離感を机上レベルでつかもうとする。ところが、阿蘇と別府という組み合わせが悪いのか、ガイドブックの地図が複数ページにまたがりすぎて、点と点が線でなかなか結びつかない。 ま、正直ベースでいえば、九州まで行けりゃ観光場所や時間などはどうにでも調整できると考えていたので、厳密なプランを頭の中で整理することまではしなかった。心配する部分があるとすれば、九州内の道路事情だけだ。北海道の様に渋滞知らずの道路なのか、いや鉄道事情がよくないだけに移動手段のメインが車であった場合、いたるところで渋滞もしくは道路状況で思うような観光が出来ないことがあり得るのか…
・・・岡山周辺で小雨が振り出し、山間部ということもり霧が視界を妨げ始めた。
七塚原SAに不満を感じながら、1:35安佐SAに到着。疲れはなかったが、ようやく体が欲していたうどんを掻き込むことが出来た。ま、うどんだけでよかったのに、何故かうどんセットしかないという点が不満を解消しないままではあったが・・・
九州に入り最初のサービスエリアとなる古賀で、5分程度のトイレ休憩をとり6:05に出発。この段階で夜が白々と明け、周囲の様子がだんだんとわかる様になってきた。しかし、眠気がとれない上に、昨晩目標設定した最初の目的地に7時着と いうのが、この段階で難しいこともわかり少し疲れが出てしまう。 北熊本サービスエリアを7:05を出、7:22熊本ICに到着。料金は13,950円ときた。いや~走ってきたねえ。ここからは国道57号線で東へ走り、阿蘇の麓へ向かう。ここからでも、阿蘇まではまだ50kmはあり、傘が不要なレベルとはいえ、小ぶりの雨が幾分気分を重くしていた。台風14号の接近が気になるところであった。 山に重たい雲がのしかかる景色を横目に、我々は白水村に入る。雨はあがったが、早朝の空気はひんやりと冷たい。ここに は、熊本市の中央を流れる白川の水源があり、その豊かな水量と透明度には驚かされる。底面からは勢いよく湧水が出、 周囲には沢蟹の姿も目にすることが出来た。 次に訪れたのは「月廻り公園」だ。 少しだけ車を走らせると、「たかもり花公園」に到着。時間が早いからかもしれないが、何となしに寂しいところだ。外からも中の様子が少し見えるのだが、どうも金を払ってまで入りたいと思える魅力を感じない。ぶつぶつ考え、入口付近にきたところで、数名の先客が出てきた。彼ら曰く「金払う価値はないなあ」と、抱いていたイメージをダイレクトに体験者は語ってくれたのだ。結局、ここも見学はせずにまた車を走らせることになった。 雨は止み、車は木々に囲まれた道を進む。山を登ると阿蘇山ロープウェイの駅にたどり着いた。中岳の噴煙あがる火口湖を見ようとやってきたのだが、今度は火山ガス発生でロープウェイ動かずときた。まあ、天候とは別に自然の現象なので止むを得ないとはおもったものの、次に襲ってきた攻撃には耐えがたいものがあった。 「朝飯」である。ロープウェイ乗り場にあるレストランで朝食をとろうと、カレーライスを頼んだのだが、「ん?これは食べ物か?」と疑ってしまうほどまずかっ た。いや「まずい」がかわいそうなくらいだ。店内の雰囲気である程度は腹を決めていたが、想像を絶するパンチに完全にやられた。阿蘇は我々一行を歓迎していないのであろうか。 朝飯にやられた一行は、来た道とは反対側の道を下っていく。途中、一番楽しみにしていた「草千里」があったが、濃霧と雨で全く見えず。ここは駐車場が有料で、看板を目にしたときに「入って、どこか階段でも登れば眺望が望めるんだろう」 と思っていたら、今車を走らせてきたすぐ横に広大な景色が望めるという。はじめから分かっていれば、駐車場になんぞ入らなかったものを・・駐車場から草千里を望んでも、何処に何があるのかも分からない状態だった。 さらに車を進めると、ところどころで視野が開けた広大な高原が目に飛び込んでくる。この景色を見るとやはり車を止めて、 大きく深呼吸をしてしまう。時に放牛の姿を目にすることも出来、少し阿蘇を実感できたかなと思う。
米塚も小雨と霧でうっすらと姿をのぞかせてはいたが、カメラに収める時間だけをとり、我々はそのまま県道111号線 (阿蘇パノラマライン)を下る。 国道57号線に出、宮地から北上し「やまなみハイウェイ」を走る。途中、トイレ休憩も兼ね「スカイパークあざみ台」に到着。曇ってはいるが空は明るくなっていたので、建物の前に広がる緑の絨毯が気持ちよかった。 更に、ここから5kmほど走らせたところに「大分畜産試験場ふれあい牧場」があり、速度を十分に落として施設内を進 んでいく。「速度を十分に落として」というのは、敷地内では、制限速度も含めて放牧された牛を驚かせたりしないためのルールが決められている。 車止めがあるところまで進むとメインらしき施設と駐車場があり、ここで車を止める。他に観光客はいないし人影もないのでひっそりしているが、ここから少し道の悪い遊歩道へと足を進める。牛を横目にし、木々に囲まれた遊歩道を歩く。小雨が降る中にも、信州を連想させるような木々のアーケードだ。 途中、澄んだ川が流れる小さな木橋を渡ったり、少しアップダウンのある道があったりと15分ほど進むと、霧がかかっ た「彦太郎池」が神秘的な姿を現した。ガイドに見る風景とはイメージが少し違い期待するものでもなかったが、霧と池のコラボ レーションが、心落ち着かせるものがあった。 ■いよいよ黒川温泉へ さて、彦太郎池を後にした我々一行は、今日の宿泊地、黒川温泉へと向かうことにした。国道442号線を走ると黒川温泉への誘導標識はすぐわかったが、温泉郷に入ってからが少々時間を要した。旅館街の細かい地図まではもっていないし、道が狭いときた。少々迷った末、ようやく泊まる旅館の標識が確認できたので車を進めると、旅館前の道は車のすれ違いができないどころか、旅館の入口にある駐車場に車を入れようとすると、通行人まで足止めをくらってしまう程のものだった。 「やまの湯」到着はほぼ15時だった。黒川温泉郷に入ったのが14時40分なので、狭いエリアで20分もウロウロし ていたことになる。ま、何はともあれ無事到着したことと、一度は訪れたいと思っていた黒川温泉なので温泉で疲れを落とすことにした。 チェックインが早かったので、受付の際に、今なら好きな時間が選べるということで家族風呂の予約を勧められた。これまで家族風呂は利用はしたことがなかったし、「狭い」という先入観があり、正直言えば利用にはネガティブだったのだが、実際には露天の浴槽は広く、子供が泳げるくらいのものだった。夕方に利用したのだが、すぐ隣の敷地の建物が改修中で作業中ということもあり、少々気を遣いながらの入浴になったことは残念だった。 夕食までの時間を利用して少し外に出てみることにした。 2003年9月「激走チャレンジ!九州マイカー2000kmの旅」~タイトなスケジュールでも優雅で雄大な景色を楽しむぞ 阿蘇・別府2泊3日~ 続く。 【C級呑兵衛からのお知らせ】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●C級呑兵衛facebook C級呑兵衛facebookでは、飛行機や鉄道の写真、グルメサブネタを掲載しています!facebookされている方はC級呑兵衛facebookに来ていただき、タイトル部分にあるぜひ「いいね!」ボタンをポチッとお願いします~! ●にほんブログ村 ぶらり旅 ●にほんブログ村 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ #
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2003年 08月 23日
「地元のネタ!」から 旅ネタ「こんなんでした」シリーズ 復活ブログ 昔、ホームページ「地元のネタ!」を作っていたんだけど、その中から旅ネタ「こんなんでした」をこのブログに復活! 2003年8月 米原編 ~「SL北びわこ号」を見るために~ 「思い立ったら吉日」は必ずしもそうとは限らない。 週末は家族でよく出掛けるが、それは必ずしも計画性のあるものばかりではなかった・・・2003年8月23日土曜日、いつもと変わらない朝を迎えていたが、子供がビデオを見てか SLの話しをしていたこともあって、10時を回るあたりで急遽「SLを見に行こう」と決めた。 本物のSL、それそのものを見ることはさほど難しいことではなく、京都の梅小路へ行けば何台もの雄姿を拝むことができる。しか~し、今回は少しハードルを高くして、「実際にダイヤ上で運行されるSL」を見ることを目的とした。 この時期だからこそ可能な提案ともいえ、お気づきの方はもうお分かりかと思うが、米原~木ノ本を走る「北びわこ号」を目指すのだ。別件でJTBの時刻表をめくっている時に、8月のうち3日間しか運行されないこの臨時ダイヤには以前から注目していたのだ。 13時10分米原発であれば、今から車をとばせば間に合うか。そこまで慌てる必要もないだ ろうと思うくらい急いで身支度をし、逃げるように家を出た。 高速道路は名神のわりには交通量も少なく、快適に走ることが出来た。 彦根で降りるつもりが、しゃべっていて気が回っておらず見過ごしてしまい、一旦北陸道に入り米原で降りることになった。それでも米原駅には12時すぎに到着した。 かなり早めにホームに入り、期待に胸をふくらませてウロウロしていたが、跨線橋に貼られた 「北びわこ号」のポスターにふと目にした途端、地蔵化した。 日を一日間違えているではないか! あ、明日やと!逃げるように家を慌てて出てきたのは無駄だったということか。 米原駅は、新幹線も停車するし東海道線と北陸線の交点であるし、JRが西日本から東海になるところでもあるのだが、「寂しい」駅なのだ・・・全くつぶしのきかない状況に追いやられた家族は、すごすごと駅を後にした。 明けて、日曜日。 昨日、子供にSLを見せると言った手前、子供も「お前はインコか!」と思うくらい「SLは?」を連呼する。家族会議をした結果、再度米原行きを決定。 昨日よりも若干遅めに出発し、12時半頃には米原に到着した。 昨日と違うのは、ちゃんと彦根で降りたことくらいだ。 駅に着くと、確かに家族連れが多く、実際にその列車に乗るグループも多いようで、駅弁をもった人達がよく目にも付いて、何となく駅がざわついている。 実際にSLがホームに入る少し前には、「どこからこの人達は来たんだ?」とモンゴルを想像させるが如く、人でごった返すことになる。 最初に、客車だけがDD51に牽引され入線する。 ある家族は「キャー来たよ~!」というが、 そこは「キャー」のポイントじゃないぞ。何でもありか、君たちは。こちとら大阪から来てるんだっつーの。DD51ごときで騙されたとあっちゃ暴れるぞ。 さ、いよいよSLが後ろ向きに入線してきた。そりゃ~ホームは大騒ぎさ! ビデオや写真を撮ろうと皆必死だ。抗争か、ひと悶着あるのではないかと思うくらいの気迫だ。SLの煙突から出る煙がもうもうとホームに流れ、時折、蒸気を吐き出す音に驚く子供も多かった。我が子供も例にもれず・・・誰の為に来たと思っているのだ(半分は自分のためですね~)。 発車直前になると列車に乗り込む人も多く、先ほどまでのホームの賑わいは嘘の様だ。 SLは発車の合図から少し間をあけて、長めの心地よい汽笛を鳴らし、ホームを後にした。 人気の列車で指定席は満席だった。 【C級呑兵衛SNS】
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| 2003-08-23 23:00
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蒲田・石橋阪大前・十三を中心に食べ歩き/居酒屋巡り/銭湯/温泉/旅/まちあるき/鉄道/飛行機 base in Tokyo/Osaka,JAPAN by C級呑兵衛 カレンダー
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