一脚を入手

前回の記事で,四脚というものの話をしたついでに「一脚」というものの存在だけ指摘しました。

これまた,専用の一脚なるもの現在新品では入手困難です。もっとも欲しい人もいないのでしょう。
大手中古屋さんに「一脚」が超安価に出ていましたので,喜々として購入しました。

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購入した「一脚」。長さ50cmあまり。
こんなもの何に使うのだ?と言われそうです。

三脚を使うまでもないが,ブラしたくない写真を撮影するときに使います。
山岳写真など本来なら三脚を使うのが理想だが,運び上げる重量を減らしたいときなどに使ったと思います。

現在は高級一眼でも強力な手振れ補正システムがついており,余程ひどい撮り方をしない限りぶれません。むしろ流し撮りをする場合どうするんだろう?などと余計な心配をしてしまいますが,いずれにせよ,超スローシャッターを切らない限りは手持ちではぶれません。だいたい撮像素子の感度が半端ないですから,目で見える限り,超スローシャッターを切る必要すらありません。デジカメの撮像素子のハードウェア的なスペック(それプラス画像処理)はもうとっくに肉眼の性能を超えています。

そんなわけか,中古屋さんには三脚が山積み状態です。ましてや,一脚なんて究極のニッチグッズでしょう。

むろん私は,三脚はブレの問題だけではなく,しっかりと構図を決めるのに重要だと思いますし,一脚はブレ止めに有効でしょう。何でもデジタルに頼るのは好きではありません。

カメラでなくても,高倍率の単眼鏡や双眼鏡を使うとき便利そうです。ただ,三脚よりも自由度はありますが,雲台が無いと使いにくくはあります。

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「一脚」伸ばしたところ。1mちょいあります。
今なら,さしずめ自撮り棒か,下手をすると老人用のステッキと間違われそうです。

この記事へのコメント

  • kazg

    一脚、複数本持ってます・・・が、めったに使いません、、、ね。
    2024年11月14日 19:33
  • Enrique

    kazgさん,
    やはり昔フィルム写真をやられた人にはお馴染みですね。
    ただし現在はあまり使わないものですね。
    2024年11月15日 06:12