彩の国 夢見人のフォト日記
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彩の国 夢見人のフォト日記

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2007年 11月 02日

雲南紀行(8)

第6日目 10月18日その2   ナパ海へ

納怕(ナパ)海(チベット語の「森の後ろの湖」という意味)は香格里拉の北西8キロにあり、亜熱帯の高山湿地帯。
雲南省政府の自然保護区の指定を受けている。三方を海抜3800mから4449mの山々に囲まれ、一方は中甸盆地につながっている。
夏の終わりから秋にかけて水量が増し1000ヘクタールにものぼる大きな湖となり、
冬から春にかけては湖はだんだん小さくなり、広大な湿地帯に変わり一面青々とした草原となる。
冬には中国固有の黒頚鶴が飛来し、ここで越冬する。
牧草の成長が他の地域より早く、毎年5月には草が芽吹き始め、一面青々とした草原になる。
6月の初めには野生の花が咲き誇り、周囲は雪を頂いた山々がそびえ立ち、馬、羊、ヤクが草を食む。
まさにシャングリラ。

馬を追う少年
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草を食む
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白馬が遊ぶ
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 ( 続く ) 

# by ckonkn | 2007-11-02 23:39 | 雲南紀行 | Comments(0)
2007年 11月 01日

雲南紀行(7)

第6日 10月18日(木) 梅里雪山を後にしシャングリラへ _その1

早朝、≪梅里雪山眺望≫のラストチャンス、しかし山はガスに覆われまったく見えず。
8時半、飛来寺村を後にし、シャングリラへ(約160km、5時間のバス移動)。

十数分で迎賓台13塔公園へ。ガスも晴れ青空が出てくる。しかし梅里雪山は依然として雲の中。
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名残を惜しんで振り返ると、皆の祈りが通じたのか、梅里雪山の主峰カワカブの后(きさき)といわれるメツモ(神女峰、標高6,054m)とその横には、ジャワリンガ(五冠神山、標高5,470m)が雲の間から姿を現す。しかし相変わらず頂上は雲の中。
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ジャワリンガ(五冠神山、標高5,470m)
 岩を5つに断ち割ったようなその形から、チベット仏教(密教)の曼荼羅の中心をなす「五仏」をあらわすと言われる。
五仏とは、ビルシャナ(大日如来)、阿しゅく、宝生、阿弥陀、不空成就の各如来(仏)のことをさすという。

11時半、白茫(白馬)雪山(梅里雪山の東側に南北に平行して連なる)の峠(4292m)に到着。
白茫と白馬とはチベット語のパイマの当て字で蓮の花の意味だという。

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白茫雪山主峰の扎拉雀尼(ザラチ ュエ二)は海抜5429.6m。下方に大きなカール地形が見える。
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カラ松の黄葉。
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14時20分、金沙江月亮湾到着。通称Ω。向かいは四川省の山々。
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 (続く)

# by ckonkn | 2007-11-01 23:26 | 雲南紀行 | Comments(0)
2007年 10月 30日

雲南紀行(6)

第5日目 10月17日(水)  「梅里雪山」主峰カワカブ峰(標高6740m)の勇姿

 梅里雪山(メイリー・シュエシャン)は、中国南西部(チベット自治区・四川省・雲南省をまたがる)「横断山脈」の怒山山系に属する長さ30kmの山群の総称,6,000メートル以上の頂が6つ,万年雪におおわれる頂が20以上ある。最高峰(6,740メートル)は,チベット語で「カワカブ(白い雪)」と呼ばれる。
 梅里雪山の周辺では,金沙江(長江の上流)・瀾滄江(メコン川の上流)・怒江(サルウィン川の上流)の3つの大河が、
わずか70から100kmの幅で並行して流れ,「三江併流」とよばれる大峡谷地帯を形成している。
(2003年に世界自然遺産に登録された。)
急流によって浸食されたその山容は険しく、またインド洋から吹くモンスーンの影響のため、
一年中多量の雪を頂いている。

時間は午後7時半(日本時間で午後8時半)。
太陽は山の稜線のはるか下にあるが、ここは3000mの高地。まだこんなに明るい。

夕景の主峰カワカブ(6,740メートル)
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スグドン(斯古都、標高6,379m) カワカブの護衛将軍と言われる
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(続く)

# by ckonkn | 2007-10-30 23:52 | 雲南紀行 | Comments(0)
2007年 10月 30日

雲南紀行(5)

第5日目 10月17日(水)  明永氷河へ

朝6時、聖なる山「梅里雪山」が部屋の窓から見えるはず、とカーテンを開けてはみたが、また小雨。
朝食後、10時半ホテルを出発し、主峰カワカブ峰(標高6740m)から広がる梅里雪山で最大の明永氷河へ。
ラサへ通じる国道を途中で離れ、瀾滄江(メコン川)の谷へ下りていく。瀾滄江にかかる橋までは、ゴツゴツとした荒れ果てた断崖を下りていく。橋の標高は2040m。橋を渡って明永村へ。
ゲートで入場料を払う間小休止。近くのお寺でマニ車を回し晴天を祈る。
村で昼食後いよいよ、1時間半の太子廟(帰美寺_標高2960m)までの乗馬ハイキング。原生林の中の山道は雨上がりでぬかるみ、蹄鉄で削られ下の岩がむき出してデコボコとなっている。途中急勾配の荒れ道は馬から下り脇に造られた木道を歩く。
太子廟からは歩きやすい比較的緩やかな山道(途中から木道となる)をゆっくり30分で氷河の展望台となる。

瀾滄江(メコン河)の渓谷
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苦しいときの「マニ車」頼み
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こんな馬に乗る。
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太子廟(帰美寺_標高2960m)
タルチョの奥に主峰カワカブ峰(標高6740m)から広がる明永氷河
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梅里雪山で最大の明永氷河は、低緯度にある標高の低い氷河として、特異な存在。
氷河の隣には原生林が広がり、氷河の末端は標高2,650mに達する。
これはインド洋から吹くモンスーンの影響のために降水量が多く、地形が急峻なためである。
瀾滄江(メコン川)の河床からカワカブ山頂までの標高差4、700mの山腹には、
サボテンの生える乾燥地帯から、苔むした森林帯、高山植物の咲く草原帯、
雪氷帯にいたるまで、植生と気候の顕著な垂直分布が見られる。
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マニ車に祈ったせいか晴れ間から主峰カワカブ峰はその勇士を見せてくれた。

(続く)

# by ckonkn | 2007-10-30 22:28 | 雲南紀行 | Comments(0)
2007年 10月 29日

日曜日のK公園

日曜日は前日の雨がうそのような快晴。

3週間ぶりのK公園だった。
9時少し前にいつもの池に行くとカワ君が待っていてくれた。
しかも池の手前に。なんとサービスいいこと。
結局午前中は3度のお出まし。午後は疲れたのかどこかでお休み。
その代わりにキセキレイがサービスしてくれる。

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しばらく会わない間にこんな凛々しい顔をみせるようになった。
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池手前の止まり木の上の2本が折れて下側の2本だけとなっている。台風の影響か。
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午後には珍客の飛び入りが。
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2時半ころF橋の土手際を覗くとなんとチョコとすわっている。
まだここが一番落ち着くのかな!。

F橋に大砲をすえた数人のカメラマンはだれも気づていなくおしゃべりにはなざかり。

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MⅢの本格投入の日であったが、腕が未熟で使いこなせない。カワ君に笑われていたような1日であった。

# by ckonkn | 2007-10-29 23:41 | 野鳥 | Comments(2)