Con Cielo y Tierra Libre

　　　　　　　　　　　　　「春待ち親子星」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　栃木県栃木市星野町　　２０２５年１月下旬






スクウェアサイズにトリミングした星景写真には、北斗七星の大熊座と北極星のある小熊座が
写っています。小熊座の尻尾の先端に当たる星が北極星で、その北極星だけが小熊座を構成する
星々の中では一際明るい存在です。
また小熊座も北斗七星と全く同じような形をしていて、星の数も北斗七星と同じ七つなのです。
柄杓にあたる部分が小熊のお尻で柄が尻尾。大熊と同じ熊にしては尻尾が長い熊です。
ギリシャ神話では、大熊が母熊で小熊が子供。つまりは子熊ですけれども、日本語での漢字表記は
「大」に対して子熊なのに「小」なのがまた面白いですね。
北斗七星をグンと小さくしたこぐま座を見つけ出してみて下さい。白い家屋の垂直方向、シルエット
になっている植林の直ぐ上にあります。北極星だけが明るく、他の星は暗いので見付け難いですが。

　　　　　　　　　　　　　「冬河」　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　栃木県栃木市藤岡町　　２０２１年１２月中旬






またも御無沙汰なな渡良瀬遊水地。今回の寒波が抜ける前に行ってみようかと思います。

　　　　　　　　　　　　　「薄陽光」　　


　　　　　　　　　　　　　「川霧の音」







気が付けば２点を撮ってから２ヶ月が過ぎました。この次撮るなら新緑と行きたいです。

　　　　　　　　　　　　　「霜蒼刻」　


　　　　　　　　　　　　　　「蒼刻の明け」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　栃木県那須烏山市






昨夜の天気予報では、今日は春一番も有り得る様な事を言ってましたが、春一番どころか
風は無いにしても日差しに暖かさが殆ど感じられません。
週明けまた強い寒波が南下する予報もあるようです。今月ももう中旬ですが、今後関東平野に雪降る
事はあるのでしょうか？霜だけではなく雪の積った釣り船も撮ってみたいです。

　　　　　　　　　　　　　「冬星の夜語り」







この時期夜が深まるごとに春の星座が主役となりますが、まだまだ冬の主役達の出番は沢山あります。
オリオン座も大犬座のシリウスも、そして一際明るい木星も南天で元気一杯輝いています。
撮影地の星野では、今では市街地の光害で冬銀河が全く見られなくなりましたが、それでも写真に
撮れば薄っすらとですが写ってくれるようです。有るのか無いのか分かり難いですが、薄っすらと。