2022.05.24
まるでバラのテーマパーク!春バラを思いっきり満喫できるローズガーデンへ
こんにちは、マリです!
今回は春バラの見頃を迎えた「京成バラ園」へお邪魔してきました。
京成バラ園では2022年4月22日(金)〜6月12日(日)の期間中、「カラーオブスプリング」というイベントを開催しています。
バラが最も見頃を迎えるのは5月上中旬〜6月上中旬です。1,600品種・10,000株ものバラが咲き誇る姿は圧巻の一言です!
頭上にはこんなすてきなアーチ。
目の前にはバラの海。
もちろん足元にも、バラが一面に咲いています。
全方向、どこを向いてもバラ、バラ、バラ…!香りも素晴らしく、外の駐車場まで漂ってくるほどです。
イベント期間中は催し物がたくさん
「カラーオブスプリング」のイベント期間中は催し物もたくさん開催されています。
バラの香りでいっぱいの大温室には、3人乗りのメリーゴーランド「ブリリアント ツリー」が登場!子どもたちが長蛇の列を作っていました。
カラフルな椅子が並ぶこちらは、「リザーブドローズテーブル」。
バラの中で優雅なティータイムが楽しめる要予約のイベントで、普段は声優や舞台俳優として活躍する若手の演者たちが「執事」として限定スイーツをサーブしてくれます。
期間中はキッチンカーも多数出店。取材日には「喫茶ニューフジコ」さんがいらっしゃいました。
他にも大道芸人さんがショーを行っていたり、楽しいイベントが目白押しです!
スタッフ鈴木さんのおすすめ:アニバーサリーガーデン&ローズガゼポ
ただあまりにすごすぎる庭園なもので、肝心のバラをどうご紹介したものか…。正直、どこを見ても「すごい」の感想しか出てきません…。
困っていたところ、バラのお世話をしているスタッフの方を発見。きっとすてきなスポットをご存じのはず!お話を伺わせていただきました。
「お好みにもよると思いますが、『ローズガゼポ』と『アニバーサリーガーデン』がおすすめスポットですよ」
そう教えてくださったのは、イングリッシュローズのコーナーでバラのお世話をされていたスタッフの鈴木さん。なんでも、京成バラ園のメディア取材や撮影で取り上げられることが多いスポットなのだそうです。さっそく向かってみました!
こちらのスポットが「ローズガゼポ」。この日は記念写真を撮る方で大行列になっていました。「恋人の聖地」のシンボルとしても知られる場所なんだそうです。
ガゼポ(東屋の一種)の周囲を取り囲むのは、「ローズ ユミ」という品種の白バラです。
まるでウエディングドレスがそのままバラになったような、上品な白バラ。チャペルにこのバラがたくさん飾られていたら、さぞかし見栄えがするんだろうなぁ…。
「アニバーサリーガーデン」は京成バラ園芸創立時の研究所長であり、「ミスター・ローズ」と呼ばれた育種家・鈴木省三氏を記念したコーナーです。彼が設計した個人邸のバラ園を縮小再現し、実際に一部の古木を移設した庭園なのだそうです。片隅には鈴木省三氏が最後まで自宅で栽培していたバラも3株移植されていました。
この付近はとにかくバラが香ります!まるで香水を振りかけたかのようです。バラは姿の美しさだけでなく、香りや、湿度の高い日本で丈夫に育つかも育種の大切な要素。いろんな観点からたくさんのバラを育てたミスター・ローズに思いをはせつつ散策を楽しみました。これが個人邸、しかも縮小したということは…どれだけすごいお屋敷だったんでしょうか…。
京成バラ園には「ローズガゼポ」「アニバーサリーガーデン」などのコンセプトガーデンがいくつもあり、それぞれに異なる魅力を持っています。お気に入りの庭園を見つけるのもバラ園の楽しみです!
スタッフ川嶋さんのおすすめ:バラ園を見渡せる3つのスポット
「バラは近くで見るだけでなく、庭園全体を見下ろせる位置からもぜひ眺めて楽しんでいただきたいです」
そう教えてくださったのは、ちょうど園内の水やり作業を終えたスタッフの川嶋さん。
- 大温室の前
- 「ベルばら」のテラス
- アルテミスの花園
この3つが人気の展望スポットなのだそうです。
上の写真は大温室の前のスポット。大きなバラのアーチの向こうには噴水「エデンの泉」も見えています。
こちらは名作マンガ「ベルサイユのばら®」をモチーフにした「『ベルばら』のテラス」。「ベルばら」の登場人物の名を冠したバラが咲き誇るゴージャスなスポットです。バラを背景に、オスカルやマリー・アントワネットと記念撮影もできますよ。
「アルテミスの花園」に行くには、宝石で飾られた黄色いバラ「サハラ’98」のアーチが目印です。アーチをくぐらずに、少し上へあがったところが展望スポットです。
少し高台になった見晴らしの良いスポットで、大温室を目の前にした景色が楽しめます!
ローズガーデン園長村上さんのおすすめ:新品種にも注目
「京成バラ園は、京成バラ園芸というバラの生産卸の会社が母体です。自社で品種改良したり、海外から新品種のバラを導入したりして、苗を生産して販売する会社です。そのため毎年5〜10品種ほどの最新品種が全国に先駆けてこのバラ園には植えられているのです」
そう教えてくださったのは、ローズガーデン園長の村上さんです。
上の写真が新品種の「マティアス グラディウス ローズ」。まだ非売品の品種で、これだけの大株は京成バラ園にしかないそうです。地植えでもポールなどにはわせてもよく育ち、とても丈夫なのだとか。
ローズショップとガーデンセンターではショッピングも楽しめる
催し物、庭園、眺望、品種など、さまざまな形でバラを楽しめる京成バラ園。まさしくバラのテーマパークです。
わたくしマリ、そのまま帰るのが名残惜しくて、バラの雑貨や小物などを扱う「ローズショップ」でバラの切り花をつい買ってしまいました。お隣の「ガーデンセンター」ではバラの鉢植えや園芸用品を購入することもできます。珍しい品種に出会えるかも?!
「京成バラ園」の春バラの見ごろは5月上中旬〜6月上中旬です。ぜひお散歩してみてくださいね。
京成バラ園
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〒276-0046
千葉県 八千代市 大和田新田755
Tel
047-459-0106(ローズショップ)
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