2020.02.14
春のお出かけは、新京成に乗っていちご狩りへ!
新京成で恒例のイベントとして人気の「いちご狩り」。毎年、年明け~5月頃まで行っています。
今年は、初参加の「田中園」さんのいちご農園を目指します(詳しくは、新京成の駅や車内の「いちご狩り」のポスターに載っています)。
またはこちらから!
いちご栽培は田中園さんにとって初めてのこと。去年の秋頃から植えつけ始めて、今は収獲、そしていちご狩りが出来るまでになりました。
ビニールハウスに入ってみると、たくさんのいちごが!私、ハウス栽培のいちごを見るのは初めて。やはりハウスの中って暖かいですね~。朝9時頃の時点で、温度計は20度を超えています。ちょっと動いただけで汗ばんできました。
こちらの農園では「やよいひめ」と「紅ほっぺ」を高設栽培しています。最近このタイプの農園が増えているみたいで、この栽培方法だと腰をかがめることなく作業がしやすいのと、いちご狩りのお客さんも摘み取りやすくていいですよね。
「車いすも楽に通れるように、通路を1メートルくらいとった方が良いよ」という同じ農家のご友人のアドバイスを受け、通路が広め。私たちが行き来するのにも余裕があります。
「まずは2つのいちごを食べ比べてみてください。個体差はあるだろうけど、甘味があるのは『やよいひめ』の方と言われていますよ」
さっそく摘みたてのいちごを頂きました。
「わ~、これが即食べのいちご狩りかぁ~。どちらもほどよく甘酸っぱくておいしいです!」
あれ?でも私、2番目に食べた紅ほっぺの方に甘味を感じた気がしました(;’∀’)
皆さん、これはもう食べ比べて確かめるしかないですね!
ハウスの全体を見渡すと、真っ赤に色づく少し前のいちごが多かったんですけど、2~7日をかけて先っぽからヘタに向かって完熟するそうです。いちご狩りはタイミングですね。
お話を伺っていると、しばらくしていちご狩りのお客さんがいらっしゃいました。皆さん、おいしそうないちごにまっしぐらです。
「こっちにたくさんあるよーっ!」子どもたちの元気な声が。楽しそうです♪
寒い日には、皆が温まるようにと直売所の暖炉が稼働します。自分たちで育てた梨から出た木や枝を燃料にして使い切るなんて、ムダが無くていいですね!
暖炉の火って、見ていて落ち着きます。
「今年から始めたいちごづくりだから、まずはお客さんに知ってもらいたいですね。これからだんだん暖かくなりますから、お散歩ついでに うちにいらしてください」
摘みたていちごが、ひと足先に春を運んできてくれました。