お店の前を通りかかった瞬間、ハッと立ち止まりました。

「MONKEY Sea & Real food」は松戸駅から徒歩5分。

ビルに囲まれた街中にあるのが信じられないほど、素敵な雰囲気なんです。

まるで、カリフォルニアの海沿いのレストランみたいですよね。

こちら、世界各地の郷土料理をベースにしたシーフードレストラン。

現地のレシピで作られた、カリフォルニアロールが評判です。

温かい季節の天候の良い日には、通りに面した扉や壁が取り払われ、オープンテラスになります。

街ゆく人を眺めながらくつろげる、ソファー席。

風を感じながらお食事できるテラス席。

ここで過ごしたら、いつもの街がまるで違う風景に見えてきそうですね。

お店の奥も、時間を忘れてしまいそうなくつろぎ空間。

海を感じさせるインテリアはとても洗練されているのに、肩からふっと力が抜けるような安らぎ感もあるんです。

サーフボードやサーフィンの本など、お店のそこかしこに海にまつわるものが置かれているのは、店主のご趣味だとか。

そして、カウンターの中には、きれいな海の写真。

こちらは、店主がかつて勤めていた、カリフォルニアのお店から見える風景だそう。

このお店の「心地よさのルーツ」が、分かった気がします。

ふと棚の上を見ると、素敵なアクセサリーが。

店主のお友達のアーティストが手がけた、オリジナルアクセサリーです。

一点物なのに、お手頃価格。プレゼントにしても喜ばれそうです。

と、ゆっくりお店の中を見ていると、注文したお料理が運ばれてきました。

まずは、自家製フォカッチャ。

なんとこの巨大なフォカッチャを、丸々ひとりでたいらげる･･････わけはなく、ちゃんとカットしていただきます。

でも、カット前の姿があまりにおいしそうだったので、明るい場所に運んで写真を撮られせていただきました。

オリーブオイルをつけていただく、もっちもちの、ほの甘いフォカッチャでした。

では続いて、自慢のパスタを。

ローズマリーを練り込んだパッパルデッレ、自家製ボロネーゼ（1,500円）。

実は、自家製なのはボロネーゼだけではないんです。

なんとこのお店、メニューごとに違うパスタの全種類を手打ちしているそう。

サンプルが、まるでオブジェみたいでかわいい！

何度も通って、すべてのパスタを味わってみたいですよね。

では、ローズマリーのほろ苦さと甘い香りを感じながら、肉の旨みが溶け込んだボロネーゼソースをいただきます！

･･････おいしい！

手打ちだけあって、歯ごたえのあるパスタです。

食べ慣れたはずのボロネーゼですが、こんなに奥深い味には出会ったことがないかも。

これはおすすめです。

続いて、こちらのお店の看板メニュー、カリフォルニアロール（1,200円～）。

きれい･･････！

カリフォルニアロールは、派手だったり大味だったり、日本人にはイマイチなじめないものもありますよね。

こちらのロールは、玄米で作られたヘルシー志向。

ベジタリアンやヴィーガンにもおすすめの、卵を使わないマヨネーズ、「ベジネーゼ」を使っています。

日本のお寿司のシンプルなおいしさと、カリフォルニアロールの個性が調和して、お魚の味が引き立つ絶妙なバランスなんです。

このレシピは、店主がカリフォルニアのお店から受け継いだものだそうです。

メモ書きのひとつひとつが、この味に活かされているんですね。

これは白ワインを合わせたら最高だな･･････

と思ったので、頼んでみました。

「ダークホース」という、カリフォルニアの名門ワイナリー「E.＆J.ガロ ワイナリー」のプレミアムワインです。

濃厚な味わいが、個性的なカルフォルニアロールにマッチしています。

ロールだけでもおいしいのに、ますますおいしい！と、つい食べ過ぎてしまいました。

ごちそうさまです！

ここでゆっくりとお食事をしていると、海沿いのリゾートにいるような気分に浸れます。

街の喧騒に疲れたら、駅から5分のこの場所で素敵な時間を過ごしてみませんか？