新京成電鉄の習志野駅から徒歩約10分。成田街道沿いに「薬円台公園徒渉池」はあります。徒渉池（としょういけ）とは読んで字のごとく「歩いて渡れる池」のこと。もちろん敷地内に徒渉池があるためにこうした名称がつけられたわけです。さて、あたりを見渡すと興味をそそられるポイントがいくつかあります。①②③を順番に巡ってみましょう。

①は噴水です。大小さまざまなブロックを組み立てた現代アート風。水の吹き出し方にもこだわりを感じさせられます。陽当たりによっては虹が見えますのでぜひお試しください。家族や友人そして恋人との待ち合わせ場所としても利用できるのではないでしょうか。

②は銅像です。タイトルは「英知」。頭上にかざしている花は何を意味しているのか。左手に抱えている書物は何なのか。そして英知のみなぎる表情で何を見つめているのか。

③は花壇です。一本一本愛情をこめて植えられているようですね。鮮やかなピンクが印象的なこの花は・・・何でしょうか。今しも満開になりそうな力強さををひしひしと感じます。暖かくなってきたらまた覗いてみましょう。

噴水の近くを散歩している親子を発見。ひと声かけて写真を撮影させていただきました。公園と噴水と親子と鳩。いつの時代もかわらぬ風景がここにはあります。う～ん、いいですねえ。さてさて、肝心の徒渉池はどこにあるのでしょうか？

はい、これが徒渉池です。現在は整備中で水が抜かれているのですね。それにしても本当に浅い！これなら身長がそれほど高くない人でも歩いて渡れるはずです・・・とはいえ立ち入り禁止ですのであしからず。

どうしても水遊びがしたかったら夏まで待ちましょう！公園内にはプール（しかも滑り台付き！）があり、毎年7月中旬から8月末頃まで一般開放されるのです。さらになんと入園無料。耳を澄ますと子供達のはしゃぎ声が聞こえてくるようです。ちなみに水深35センチとなっております。

泳ぎが苦手なかたは自由運動広場へ行きましょう。野球やサッカー、ゲートボールをして楽しめます。グラウンドだけでなく、空まで広いのがいいですね。チャイムがなるまで思いっきり遊んじゃいましょう～♪

公園の一角にあるこちらの建物は郷土資料館です。船橋市の考古、民族、歴史などの資料を展示しています。ただ現在は耐震改修工事のために休館中。平成29年5月頃から再オープンの予定です。それでは、天気が良い日は薬円台公園徒渉池をお散歩してみてください。チャオッ！