Lesages(ルサージュ)は、今年で創立100周年。
それを記念し、この9月26日(木)~ 2025年1月5日(日)の期間、Le Galerie du 19Mにて「100ans de Mode et de Decoration(
モードと、装飾の100年」と題した回顧展を開催している。
刺繍と、織物の「ルサージュ」の今日までの歴史を簡単にかいつまんでみるとー
1924年、アルベールと、マリー=ルイーズ・ルサージュ夫妻によって設立される。
1983年、カール・ラガーフィルドがシャネルに入社し、メゾン・シャネルとのコラボレーションがスタートする。
1990年、フランソワ・ルサージュが既在の刺繍ワーク部門に、新しく織物ワーク部門を立ち上げる。
1992年、ルサージュ・スクール開校。
2021年3月、工房を19Mに移転させ、現在に至る。

さて、エキスポジションは「ルサージュの家系」からスタートし、テーマ事に進んでいく。
3Dプロジェクションでは、歴代の作品からピックアップされた素晴らしいルサージュのの芸術品らに圧倒されっぱなしだ。
最高級なメゾンの為に制作された素晴らしいオートクチュールを目にするとともに、ルサージュの技術・技法、革新的なアイデアなどが組み合わされた作品らの創作工程がかいま見れるのは、実に興味深いことだ。
オーディオ・ガイドや、スタッフによる口頭での解説もあるので、耳を傾けてみるとよい。
ラストは、アーテイストのアリスティド・バローと、ルサージュの現役職人らによる共同作品「マーミュレーション」。
オーガンジーの生地、数枚に「ムクドリの群れ」を刺繍したものをパネルに見立て、「集団の調和」が象徴されている。
【LESAGE(ルサージュ)100ans de Mode et de Decoration】
【 住 所 】 Le Galerie du 19M
2pl Skanderbeg 75019 Paris
【開催期間】2024年9月26日(木)~2025年1月5日(日)
【開館時間】火曜、木曜、金曜日(11時~18時)
土曜、日曜日(11時~19時)
【 料 金 】 無料 (但し、HPより要予約)
【アクセス】 トラム Porte d’Aubervilliers
バス54 Porte d’Aubervilliers
【 H P 】 www.le19m.com