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この7月30日(火)より、Palais de L’Elysee(エリゼ宮)の正面入り口から、ちょうどフォーブル・サントノーレ通り(rue Faubourg St Honore)を挟んだ向かいに位置する場所にて「La Maison Elysee(メゾン・エリゼ)」の一般公開が始まっている。
エリゼ宮のミュゼという事もあり、やや緊張気味に入館するも、館内は案外フランクな雰囲気だ。
ショップの間を抜け、エキスポジションが始まる。
まずは、「Des Oeuvres d’Exception(優れた作品の数々)」のコーナー。
エリゼ宮の独特な雰囲気を醸し出す、伝統と現代的なデザインが融合する、選ばれし優れたオブジェや、作品群を目にする事が出来る。
続いて、「Les Coulisses du Palais(宮殿の舞台裏)」。
宮殿内にて、その日常生活を支える多くの職業をビデオや、展示品により垣間見る事が出来る。大統領を護衛するSPのコーナーなどは、なかなか興味深いものに思えた。
「Un Voyage a Travers le Temps(時を超える旅)」は、3Dにより、前方のスクリーンに映し出されるエリゼ宮300年(1722年~現代まで)の変貌を目にしながら、楽しめるものだ。

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ラストは、「Un Cabinet de Curiosites(珍品のキャビネット)」。
就任以来、エマニュエル・マクロン大統領が外交にて授受したプレゼントのコレクション。それぞれの国を象徴する素晴らしい作品や、美術品が展示されている。2020年、東京オリンピックの際、送られた ONE PICE の原画も!



2階は、カフェスペースとなっている。ケーキは、7種類。
どれにしようかと迷うところだが、お薦めは、やはり「Le Jardin d’hiver」だとか。
エリゼ宮のJardin d'hiverのステンドグラス屋根をイメージしたものだそうで、ベースはホワイトチョコレート、ピスタチオと、柚子のアクセントが楽しめる逸品だ。
「Le Flan Vanille Ponpadour」は、繊細なパイ生地に詰められたフラン。口に広がるヴァニラの香りがたまらない。

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最後にショップを覗いてみる。フランス各地のそれぞれの分野における職人たちの伝統的な技術を維持、促進させるというビジョンの下、40を超えるメイド・イン・フランスのブランドが販売されている。
「La trinitaine」は、値段もお手頃ということもあり、人気商品の1つ。ゲランド産の塩を使用したガレット・ブルトン(12ユーロ)である。
その他、マルセイユの石鹸、コンフィチュール、砂糖、コーヒー、紅茶、革製品、テーブル用品、文房具など、お土産にいかがだろうか。
【 La Maison Elysee (ラ・メゾン・エリゼ)】
【 住 所 】 88 rue Faubourg St Honore 75008 Paris
【メトロ】 9,13番線 Miromesnil 8,12,14番線 Madelaine
【 開 館 】 火曜日~土曜日 11時~18時 9/21(土)は休館
【 料 金 】 無料 (予約不要)
【 H P 】 www.elysee.fr
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