2018年 03月 02日
地元の人気カフェ! Café de l ’Industrie
一晩中、寝むることを知らないバスティーユ界隈。」
若年層からアダルトまで、お気に入りのカフェや、バーでグラスを重ね、それこそ尽きそうもないお喋りに夜は更けていくのである。
特に、オペラ・バスティーユの裏側に当たるロケット通り（rue de la Roquette）付近には、ガイドブックでもお馴染みのレストランや、カフェが多く集まっている。
それらの中でも、特に私が気に入っているのが、「カフェ・ドゥ・アンデュストリー （Café de l ’Industrie）」。
以前は、サン・サビン通り（rue St Sabin）16番地店（外観写真は、この1号店）のみであったが、2003年には、それと同じコンセプトを持たせた2号店もオープンしており、現在では、両店がサン・セビン通りを挟むように向かい合って営業している。
どちらに入っても、店内の雰囲気や、サービスされるメニューは全く同じなのだが・・・
それでも、私のお薦めは以前からある16番地点の方のカフェ。
入るとすぐに、木製のカウンターが目に飛び込む。
その横を通り過ぎると、使い馴染んだような木製の大きなテーブルや、木製の椅子が配されたノスタルジックな空間が広がっ入る。
壁を飾るのは、数々のセピア色のポートレートや、シュールな絵画たち。
まるで昔の図書館でも思い起さすかのような雰囲気でありながら、それでいて断然イマドキなのである。
昼下がりの頃なら、ここでカフェや、ビールをを飲みながら、一人ボーっとしたり、読書をして過ごすのも悪くない。
もちろん、友人とのお喋りも！とても、居心地満点なのである。
それに輪をかけて、ここカフェ・ドゥ・アンデュストリーのサービスは二重丸。
人気のカフェであり、サービススタッフもとても若いのに、スノッブな感じは、全く感じられない。
彼らの気さくさ（下町っぽさ）と、配慮の効いたサービスには、本当に心が和むほどである。
ここでのドリンクは、カフェ2，2ユーロ（1ユーロ）、カフェ・オ・レ3.3ユーロ（2ユーロ）、
ショコラ3ユーロ（2ユーロ）、エヴィアン、ペリエ3.3ユーロ（2ユーロ）、
プレションのビール3.2ユーロ（2ユーロ）といったところだろう。
（ ）ないは、カウンターで飲んだ場合の料金。
また、このカフェ、ランチにも定評があり、昼時は、やはりここでのランチを目当てに客が集まってくる。
この日、黒板に手書きされていたメニューは、以下の通り。
チキンの腿肉・バスク風(Cuisse de Poulet Ba squaise 10,90ユーロ)、仔牛のスライ 肉の詰め物(Pau ttes de Veau 10,90ユーロ)、アボガドとサーモンのサ ラダ(Salade Avocat Saumon 9,90ユーロ)、チキン サラダ(Salade let 8,90ユーロ)など。
チーズは、カンタルや、カマンベールなど(4,20ユーロ~)。
デザートは、種類こそ少ないが、イチゴタルト(Tarte au Fraise 6ユーロ)、イル・フロ タント(Ile Flo nte 5,20ユーロ)など、カフェらしいデザートが揃えられている。
気軽にサラダのみとか、メインプラの1皿だけでランチを済ませていく人々も少なくないようだ。
地元でも人気のカフェ。バスティーユ界隈でカフェを選ぶなら、是非、お薦めのカフェである。
Café d L’Industrie【カフェ・ドゥ・ランデュストリー】
15,16,17 rue Saint Sabin 11 Paris
メトロ : 1,5,8番線 Bastille
Tel : 01 43 57 34 10
営業時間 : 10時~2時
定休日： 無給
29/08/2008
by chisai-paris
| 2018-03-02 23:01
| Gourmand
