山は、登ったら、下りなければなりません。
ここから8.7kmの道のり、標高差約2,200mを1日で下りなければなりません。
もうすでに、2時半にResthouseを出発してから5時間くらい経ってますが。
約30分後、遅れていた同僚奥様が頑張って追いついてきた。
疲労困憊だったので途中で諦めたのではと思ってたけど、根性でここまで登ってきました。
素晴らしい!
下りてきた同僚にもう1回登ってもらい、夫婦で一緒に登頂を果たし、4名全員が無事に目的を達成しました!
二人を待っている時間、寝転んで青い空を眺めたり。
徐々に明るくなる大地や彼方に見える海を眺めたり。
まさに至福の時でした。
だんだん暖かくなってくるので、ニット帽からハットに替え、登山用パンツの上に重ねてた雨具を脱いで身軽になる。
下りも絶景の中を進んでいきます。
ほとんどフラットな花崗岩の岩場ですが、約1千前にマグマが隆起して出来た山だそうです。
行ったことないけど月の表面みたいな感じ。
白いロープがあり、真っ暗な中こんな道を通ってきたのねと再認識。
これはドンキーイヤーピーク。
ロバの耳ですね。
右側の耳は、2015年の地震で崩壊してしまったため、こんな形になってしまいました。
見た目なだらかですが、真っ直ぐ下りるとスピードが付きすぎて止まれなくなります。
ギザギザに斜めになって下りて行きます。
膝に負担がかかる…
早くも下の方から雲が上がってきています。
行きは真っ暗だった、Sayat Sayatのチェックポイント。
標高3,700mくらい。
日が上ると暑くなるので、休憩しつつウルトラライトダウンを脱ぐ。
眼下にResthouseが見えてきた。
今更思う、よくこんなところ登ったな…
ロープ(赤矢印)がないと絶対に登れません。
階段も結構急なところに造られてます。
ここで、あまりないけどキナバル山で撮った植物を。
全てGoogle先生に教えてもらいました。
ツリフネソウと。
ピンボケですが、シャクナゲの一種と。
ツバキです。
これは有名な食虫植物、ウツボカズラですね。
ボルネオ島固有のビロードウツボカズラとのこと。
比較的に順調に、10時10分頃Resthouseに帰還。
だいたい山頂から2時間半くらいですね。
朝ごはんを食べたんですが(写真なし)、提供は10時半まで。
同僚夫婦は残念ながら間に合わなかったので、二人分の朝ごはんをお皿に盛ってもらってキープしておきました。
更に、部屋のチェックアウトも10時半まで。
以降、1時間延長するごとにRM100(約3,500円)取られます。
着替えたり荷造りする必要があったので、やむなし。
こちらが売店の飲み物の価格です。
カールスバーグの缶ビールがRM23(約800円)。
書いてませんが、水500㎖がRM11(約380円)。
高い!ですが、すべての物が人力でここまで上げられているので、それくらいの価格になるのは当然なのでしょう。
11時半にチェックアウトし、ゲートまでひたすら下りて行きます。
行きと同じ道だし、天気は良くなくてずっと曇ってたので、写真はほとんどありません…
こんなポーターさんたちが、力強く荷物をResthouseに運んでいきます。
帰りにはResthouseで出たゴミを持って行ったりしています。
頭が下がりますね。
Resthouseでは不要なゴミは出さず、食べ物は残さず食べましょう!
途中、雨がパラっと降りましたが、バックパックカバーをかけるほどではなく、すぐに止んでくれました。
本当に今回は天気に恵まれてる。
よくあるシャワーとか降ったら、歩くどころではなくなるからね。
でも下に下りれば下りるほど、道が濡れてぬかるんでるところが多数。
我々が来る前にはかなり降ってたみたいだね。
ひたすら、ひたすら、黙々と、下っていきます。
修行です。
ここでもYouTubeで学んだように、小股でつま先着地を心掛け、膝への負担を最小限にしていたので、脚の疲れはあまり感じず。
ただ、Resthouseまで下りた頃から頭が痛くなっていたので、薬を何回か飲んで。
これが高山病のせいか、持病の片頭痛なのか、定かではありません。
あと2.5km地点のシェルター、LowⅡ。
15:15くらい。
あと1.5km地点のシェルター、Ubah。
16:00くらい。
だいたい1kmを40分くらいというのがペースでした。
とすると、ゴールは17時半くらいか。
ちなみに、ガイドさんとの契約?は16時までなので、延長すると追加料金がかかります(RM15)。
薄暗くなる中、靄の向こうに見えてきたのは最後の上り坂!
やっと帰ってきました!
17:15、Timpohon Gateに到着。
実に延べ14時間を掛け、11.5kmを踏破しました。
歩数、実に約3万2千歩!
の割には、まだまだ歩けそうな錯覚が。
たぶん明日か明後日に筋肉痛が襲ってくるのだろう。
腰はめっちゃ痛いけどね。
約10分後、同僚夫婦とガイドさんも到着。
ゲートにて。
ガイドさんにはチップと追加料金合わせてRM150(約5,200円)を渡しました。
2日間遅くまで付きっ切りでサポートしてくれたからね。
達成感に浸る4人。
まずは安全に怪我なく、無事に帰ってこれて安心。
そして、4人とも何とか登頂出来て、何より。
よく頑張りました!
(続く)
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