初めての一人暮らし!上京するために必要な費用や知っておくべきポイントのご紹介 | 賃貸の森

初めての一人暮らし!上京するために必要な費用や知っておくべきポイントのご紹介

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初めての一人暮らしは、どのようにお部屋探しを進めて行けばよいのか分からないことだらけですよね。上京となると、知らない街での生活になりますから、不安でいっぱいの方も多いでしょう。東京の家賃相場や治安についても調べておく必要があります。不動産営業経験者としてのアドバイスも含め、お部屋探しのポイントを分かりやすくまとめました。

東京でのお部屋探しの心構えとして

準備は大切!!

上京して、一人暮らしをする方に何よりも大切なのが引っ越しまでの準備です。引っ越し先のお部屋探しに加え、荷造り・手続きなどしないといけないことがたくさんあります。すぐに実家に帰ることは出来ないのですから、このページを参考に上京準備をしてみてください。

繁忙期はすぐに部屋が埋まってしまう😿

4月からの入学・入社に向けてお部屋探しが集中するのは1月~3月です。また、この時期は物件の募集状況の変化が早く、午前中には募集していたけれど午後には埋まってしまった、内見から帰ってきて申込をしようとしたら他の方に先を越され、1から探し直し…なんてこともしばしば。物件を仮で抑えておくということは出来ないため、いい物件であれば即決できる準備も必要です。

インターネットの情報を信じすぎない

不動産屋さんに足を運ばなくても、インターネットで物件を探すことできます。ただ、空室状況が最新ではありません。特に、繁忙期(1月~3月)は、掲載している物件でも募集が終了していたり、内見日までに埋まってしまうことがほとんどです。お部屋の写真や間取りなどを見るには便利ですが、最新の空き状況を確認したい場合は不動産屋さんに直接問い合わせをしましょう。 

⭐みんな気になるお部屋を借りる費用の話⭐

お部屋を借りるための初期費用を準備しておく必要があります。目安にはなりますが、初期費用は家賃の3.5倍~5.5倍となっています。初期費用によくある名目の説明です。

・「敷金」とは大家さんに預けておくお金です。退去時のクリーニング代、修繕費用に使われます。退去時に敷金から修繕費用を差し引いたときに金額が余った場合は、返金されます。基本的には家賃1ヶ月分です。物件によって、クリーニング代という名目だったり・退去費用は退去時支払いとなっていたり様々です。

・「礼金」とは大家さんにお部屋を貸してくれてありがとうの気持ちを込めて支払うお金です。退去時にお金が戻ることはありません。基本的には家賃1ヶ月分ですが、物件によって礼金がなかったり2ヶ月だったりします。

・「仲介手数料」とは物件の紹介や、内見案内などお部屋を決めるためにサポートしてくれた不動産屋に払うお金です。基本的には家賃1ヶ月+税です。不動産屋さんによって、物件によって、また交渉次第で半額~無料、減額してもらえたりします。

・「保証会社利用料」とは、保証会社を利用するためのお金です。現在の賃貸物件のほとんどが連帯保証人をたてるのではなく、保証会社への加入が必須になります。利用料は保証会社によって異なりますが、総賃料の50%~100%の会社が多いです。継続して保証するために月額保証料や、毎年1万円などかかる場合があります。

・「火災保険料」とは
賃貸物件を借りる時は火災保険に加入する必要があります。賃貸向けの火災保険は、借家人賠償責任保険と家財保険が含まれているものがほとんどです。補償内容によって、金額も変わるので、確認しておきましょう。

「鍵交換費用」とは、文字通り、前入居者が使っていたカギを違うカギに変更することです。退去の際には鍵を返すことになっていますが、前入居者がスペアキーをつくっていることもありますので、安心して生活するため必ず交換しましょう。

🔗一人暮らしをするのに必要な費用はいくら?

🔗敷金・礼金とは?メリット・デメリットについても解説

理想のお部屋をイメージしよう

みなさんはどんなお部屋に住みたいと考えますか?お部屋を決めるのにはエリアがどこにするか・家賃はいくらぐらいか・お部屋の設備はどうするかを考える必要があります。人気エリアの駅近・家賃が安い・良い設備であればあるほど、競争率も高く、空き部屋が出てもすぐに埋まってしまいます。自分の中でのこだわりを見つけ、優先順位をつけながらお部屋を探してみましょう。

東京は広い。住みたい地域を考えよう

①学校や職場から何分以内で行ける距離がいいと明確に決まっている方

東京は多数の路線が乗り入れているため、学校や職場の最寄り駅が複数あるということが多いです。どの路線を利用するかによって所要時間や乗換時間も変わって来るかと思います。東京の路線図はとても複雑ですが、「この駅からも通えそう!」など気づくことも多いかと思います。個人的には、23区外である立川市・八王子市はJR中央線1本で新宿に出れますし、東京駅にも乗り換えなしで行けるので帰省にも便利です。

🔗鉄道交通路線図 ぜひ活用してください♪

②家賃相場が安い駅にしたい方

東京は他の道府県と比べて、とても高いです。ただ安く抑えるポイントがあります!それは、東京23区外に住むことです。東京23区内は、新宿・渋谷・品川など、官公庁が集まり、東京の中でも中心のエリアです。そこを避けることで家賃を安く抑えることが出来ます。中心地から外れるのが嫌という方もご安心ください。東京は交通網が発達していますから、23区外でも新宿に10分~20分程度で出れる駅も多数あります。家賃相場については、家賃についての項目に載せていますので是非ご覧ください。

家賃について

家賃は毎月払っていくことになるので、無理のない範囲で家賃の上限を決めることが大切です。学生さんの場合、物件によってにはなりますが、契約者・家賃の引落し口座も保護者の方のみということがあります。家賃の上限や仕送り金額などを保護者の方と確認しておくことで、お部屋の選定や新生活のイメージもしやすくなります。

社会人の方の場合、毎月の家賃をいくらにするのかはご自身の収入によって考えるのが基本です。一般的には、手取り収入分の3分の1程度と言われています。もちろん、ご自身のライフスタイルによって柔軟に考えましょう。収入に見合わない高すぎる家賃のお部屋になると入居審査に通らない場合もありますので注意が必要です。

🔗SUUMO調べ 東京都家賃相場

🔗手取り20万円の一人暮らしは家賃をいくらにする?生活費についても紹介 

お部屋の条件・設備について

快適な生活を送るために、自分の生活にはどんな設備が欲しいですか?基本的な設備として、お風呂トイレ別、独立洗面台、クローゼットなどがありますね。ここでは私のおすすめ設備をご紹介します。

『上京する方にオススメ設備・条件』
・2階以上・モニターインターフォン・オートロック
初めての場所で安心して生活するために欠かせないのがセキュリティ対策です。
この中で最低1つでも抑えておきたいですね。
・ロフト
上京される方は頻繁に実家へ帰り、必要な荷物を持ってくることは難しいと思います。なのでロフト付きの物件がおすすめです。ロフトがあると季節ものの衣類や毛布などを収納しておくことが容易です。築年数が浅い物件ですと固定の階段タイプで手すりのあるものもあり、安心して上り下りが出来ます。ロフトを寝室として使いたい方は、冷暖房をまわすために照明にファンがついたお部屋にする、またご自身でサーキュレーターを準備しておくのが オススメです♪

🔗ロフト付き物件のメリット・デメリットとは?

不動産屋さんへ行くときのポイント

不動産屋さんに問い合わせをしましょう

条件がまとまったら、不動産屋さんに足を運んでみましょう。事前に予約をしておくのがベストです。予約なしの場合、対応できるスタッフがおらず、断られてしまう場合もありますのでお気を付けください。また、インターネット物件ページにはその物件を取り扱う不動産屋さんの掲載があるかと思います。同じ物件を複数の不動産屋さんが掲載している場合もあります。どの不動産屋さんに問い合わせをするかは、会社さんの口コミや取り扱い物件の多さ、どのエリアに対応しているかを重視すると良いです。

「23区内」🔗高田馬場駅周辺のおすすめ不動産会社 🔗池袋駅周辺のおすすめ不動産会社

「23区外」🔗立川駅周辺のおすすめ不動産会社 🔗八王子駅周辺のおすすめ不動産会社

内見するタイミング

意外と重要なのが、内見のタイミングです。できればお引越し時期の約1か月前から2週間前に不動産屋さんへ予約を入れましょう。内見のタイミングが早すぎても、申込をしない限り、お部屋を抑えることは出来ません。賃貸物件の場合、内見が可能で空室物件であれば申込から約2週間から3週間で家賃が発生していきます。まだお部屋に住んでいないのに家賃発生が早くなってしまうと少しもったいないですよね。家賃発生時期と合わせるために内見は早すぎず遅すぎない日で設定しましょう!
また内見の時間ですが、日当たりが気になる方は午前中に、日が落ちてからの雰囲気が気になる方は15時以降で予約を入れましょう。

内見時の持ち物・ポイント

内見時にはメジャーがあると良いです。必要に応じて方位磁針や磁石なども用意しておくとよいかもしれません。また申込したいとなった場合、申込者+入居者のご本人様確認書類が必要です。また、学校の合格通知書 や 就職先の内定通知書のコピーが必要になることがありますので準備をしておきましょう。

初めてのひとり暮らしの場合、保護者の方と内見に行くのがオススメです。良い物件を即決するためです。繁忙期は、すぐに物件が埋まってしまいます。1人で内見に行った場合、保護者の方へ確認をしている間に物件の募集が終わってしまい、探し直しということになりかねません。たとえ同行が難しくても、電話などでやり取りできるようにしておくと良いですね。

お部屋決定から入居までの流れ

内見→お申込み→入居審査→契約締結→初期費用支払い→鍵のお渡し→入居

簡単に流れを示すとこのようになります。お申込みから入居までは約2週間~3週間です。
お申込みの後、入居審査というのは、家賃をしっかりと払っていってくれるか、トラブルを起こさない人かなど、安心して貸せる人物かを判断する審査です。

契約締結は、宅地建物取引士から重要事項説明などを行い、契約に間違いが無いか確認をしたうえで契約書に署名することです。最近では申込後、郵送+オンラインで契約締結をすることが出来る会社さんもあり、何度も不動産屋さんに足を運ばなくてもよいので上京する方にはありがたいですね。

お部屋が決まったら

引越し業者を手配しよう

引越し日が決まったら、引っ越し業者さんに問い合わせをしましょう。

引っ越し業者さんの予約方法としては、インターネットか不動産会社さんの提携会社に頼むのが一般的です。ライフラインの手配と合わせて、引っ越し業者も紹介してくれる会社さんも多くあるので、費用など比較しながら予約しましょう。

ライフラインを手配しよう

引越し日に合わせて、電気・ガス・水道を使えるように各所に連絡を入れましょう。

プロパンガスの場合はガス会社指定になりますので、まず不動産屋さんに確認が必要です。加えて、立ち合いをしないとガスの使用が出来ないので、ガス会社さんと立ち合い日時を調整しましょう。電気や水道は、基本的に立ち合いのは無く、電話やインターネットから使用開始の手続きができます。入居までにしっかりと準備をしておきましょう。

届け出など

「転出届」

引越しで今の市区町村を出る場合の手続きです。転出届は引越し前の市区町村の役所に提出する必要があります。引越し2週間前から提出が可能です。

「転入届」

引越し先の市区町村に提出しましょう。転出の際に受け取る転出証明書も忘れずに持っていきましょう。

「運転免許証 記載事項の変更」

新しい住所を管轄する警察署や運転免許更新センターで変更の手続きです。その際に運転免許証だけでなく、新住所が記載された書類が必要になるので、忘れずに持っていきましょう。

「各種 住所変更」

クレジットカードやネットショッピングなどの登録住所も忘れずに変更しましょう。

「郵便物の転送サービスの手続き」

日本郵便には旧住所あての郵便物等を新住所に届け出日から1年間無料で転送するサービスがあります。、お近くの郵便局窓口、ポスト投函、インターネット等で手続きが可能です。

🔗引っ越しやることリスト9選!

上京後の東京での暮らしを楽しむために心がけたいこと

リフレッシュできる場所を見つけよう

東京は人も多く、賑やかな街です。初めての一人暮らしで、場所も人も環境も変わるのですから、東京での生活に疲れてしまうこともあるかと思います。東京には新宿御苑や上野公園など都会の中にいても自然を感じられる場所が沢山あります。たまにはのんびりして東京ライフを楽しんでください♪

趣味を見つけよう

ひとり暮らしは寂しいと感じる方も少なくないようです。そこで、趣味を見つけることをオススメします。趣味があれば、交友関係も増えますし、趣味に没頭しているときは時間を忘れてしまいますよね。勉強・音楽・グルメ・ファッションなど、たくさん楽しいことに溢れています。そんな中でぜひ自分だけの趣味を見つけてください。

生活習慣に気を付けよう

一人暮らしをすると、実家暮らしの時と比べて生活習慣が乱れやすくなります。食事や生活リズムが自由になるからです。体調を崩してしまうと、自分のほかに家には看病してくれる人はいません。なるべく規則正しい生活を心掛け、常備薬なども準備しておきましょう。

いかがでしたか?

このページが少しでもお部屋探しの参考になれば幸いです。

上京してからの暮らしを応援しています!

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