乐胖代购免代理版

じっとしていられない。
これはもう知らない振りはしていられない。
午後の予定をキャンセルして仕事を片付けて、国会議事堂前へ向かう。
霞ヶ関駅か正門へ向かう。着いたのは17時。
空を見上げると、月と金星。

20時前に、トイレを求めて桜田門駅へと向かう。
駅の出口に人気はなく、ひとりで駅の階段を上がって来られた初老のご婦人に
声を掛けられた。
「ドラムの音の所まで行かれるのですか？」と。
桜田門駅から国会議事堂までは目と鼻の先だが、
あんなに巨大な建物なのに、夜の闇と樹木に遮られて
姿が確認出来ない。
この信号を渡って、まっすぐ行くと議事堂が見えますよ。
たくさん、人がいますよ。と案内する。
きっと7時のニュースなどを見て、いてもたってもいられなく
出掛けて来られたのだ。ひとりで。
お一人暮らしなのだろうか。
胸が熱くなった。
そうだよ。みんなひとりで電車に乗ろう。
集まってみないかい？
霞ヶ関でも永田町でも赤坂見附でももちろん、国会議事堂前駅でも、
ホントにすぐそこじゃないか。
地下鉄の階段を出たら、ドラムの音が聞こえるよ。
シュプレヒコールが聞こえるよ。
その音目指して歩けばいいんだ。
5万人、10万人集まらないかい？
歴史を作ろう。その歴史に参加しようよ。