赤ちゃんにパジャマは必要?パジャマのメリットと選び方

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眠るときにパジャマなどに着替えるのは、幼児から大人までよくある習慣です。では、赤ちゃんはどうなのでしょうか。常に寝ている赤ちゃんを見ていると、パジャマは必要ないのではないかと考える方もいらっしゃるでしょう。

実は、赤ちゃんにパジャマを着せるとさまざまなメリットが得られます。本記事は、赤ちゃん用パジャマが持つ効果を解説しつつ、パジャマの選び方や着せるタイミングについてまとめました。

赤ちゃんの生活リズムを整えたい方や、睡眠の質を向上させたい方に役立つ内容となっております。心当たりのある方は、ぜひご覧ください。

目次

パジャマが赤ちゃんにもたらすメリット
 睡眠リズムを整えられる
 眠りの質を向上できる
赤ちゃん用パジャマの選び方
 体の成長に合わせたタイプを選ぶ
 サイズは手足が動かしやすい大きさを
 季節ごとの気温にも注目する
赤ちゃんにパジャマを着せるタイミング
 まとまった睡眠をとれるようになってから
 首や腰が据わるようになったころ
 70~80サイズの服を着られるようになったころ
赤ちゃんの快眠を守るための注意点
 パジャマの下には肌着を着せる
 洗濯はこまめに
まとめ

パジャマが赤ちゃんにもたらすメリット

パジャマは赤ちゃんの睡眠にさまざまなメリットをもたらします。赤ちゃんが上手く眠らない・眠りが浅いなどの場合は、パジャマを試してみましょう。

睡眠リズムを整えられる

着替えは、赤ちゃんに生活リズムを伝えるのにいい方法です。朝は日常着・夜はパジャマに着替えることで、着替えをきっかけに日中は起きて夜になったら眠る習慣を身につけられます。

着替えとともに昼は明るく、夜は暗く静かな環境を整えてあげれば、自然と寝つきのいい子に育てられるでしょう。寝つきの悪さを予防・改善する効果が期待できます。

眠りの質を向上できる

赤ちゃん用パジャマには、赤ちゃんの眠りをサポートする工夫が施されています。

• 保温性・吸水性に優れた素材で寝冷えや寝汗の不快感を防ぐ
• 優しい肌触りの素材で赤ちゃんの眠りをサポートする

これらの機能により、赤ちゃんの眠りの質を向上する効果が期待できるのも、赤ちゃん用パジャマの持つメリットです。

赤ちゃん用パジャマの選び方

赤ちゃんの生活リズムを整え、眠りの質を向上させるパジャマには、さまざまな種類があります。パジャマのメリットを最大限に活かすには、赤ちゃんにあったものを選ぶことがポイントです。赤ちゃん用パジャマの選び方をおさえましょう。

体の成長に合わせたタイプを選ぶ

赤ちゃん用パジャマは、赤ちゃんの成長に合わせて選びましょう。たとえば、首が座っていない赤ちゃんにかぶるタイプのパジャマを着せるのは大変です。この場合は前飽きのパジャマなど、寝たままでも着替えやすいものを選びます。

このように、赤ちゃんの体の成長により、パジャマの着せやすさは異なります。赤ちゃん用パジャマを選ぶとき、着心地などに注目しがちですが、保護者さんが着替えさせやすいかにも注目しましょう。

サイズは手足が動かしやすい大きさを

赤ちゃんはすぐに体が大きくなるため、肌着や普段着もすぐ買い替えなくてはなりません。これは、パジャマも同様です。

成長が速いからといってオーバーサイズを購入する方もいますが、大きすぎると生地が赤ちゃんの体にまとわりついて動きにくくなります。うまく動けないとぐずって寝つきが悪くなる恐れがあるため、パジャマのサイズは大きすぎないものを選びましょう。

ある程度ゆとりがあり、手足をきちんと動かせるかに注目して選ぶのがポイントです。

季節ごとの気温にも注目する

赤ちゃん用パジャマはさまざまな素材でできています。パジャマを選ぶときは、気温や気候に合わせて、シーズンごとに過ごしやすいものを選びましょう。

夏ならガーゼや麻・天竺でできたパジャマがおすすめです。エアコンを使う場合、寝冷えの恐れがあるため、ズボンのウエスト部分が腹巻になっているタイプを使うといいでしょう。

冬場は保温性に優れた素材でできたパジャマを選びます。具体的には、綿100%がおすすめです。生地の織り方だと、キルトやフライスも適しています。おなかを冷やさないようにしたいなら、動いてもお腹が出ないカバーオールタイプを選びましょう。

同じ素材のパジャマを袖や丈の異なるものを何種類か用意しておくと、買い足す手間を軽減できます。普段着と一緒にシーズンごとに購入しておくのがおすすめです。

赤ちゃんにパジャマを着せるタイミング

赤ちゃんパジャマは便利ですが、必ず着せないといけないものではありません。そのため、いつ着せたらいいか分からない方もいらっしゃるでしょう。次は、赤ちゃん用パジャマに着替え始めるタイミングを解説します。

まとまった睡眠をとれるようになってから

新生児のころは起きている時間よりも眠っている時間の方が長いですが、成長するとまとまって眠れるようになります。パジャマの着せはじめは、このタイミングです。夜にまとまって眠るようになったら、パジャマを着せ始めましょう。

この時期から着替えにより昼夜の区別を教えることで、パジャマのメリットである生活にメリハリを生む効果を有効活用できます。

首や腰が据わるようになったころ

このほか、首が座ってきたころも着替えるのに丁度いいタイミングです。この時期は体がある程度しっかりしてきており、以前よりも着替えが楽にできます。また、外出着を着るようになる時期もでもあるので、目安として丁度いいのも理由のひとつです。

同じように、腰が据わるようになると、赤ちゃんが来やすいアイテムも増えます。このころに合わせて複数のパジャマを用意するのもおすすめです。

70~80サイズの服を着られるようになったころ

赤ちゃん用パジャマの多くは、70~80サイズからのものが多い傾向にあります。70~80サイズの服を問題なく切られるようになったころも、パジャマを着せるのにいいタイミングです。

なお、体が小さく70サイズを切るのも難しい場合、動きやすいベビー服や肌着があればパジャマ代わりにできます。体がなかなか大きくならない子や、早めに着替える習慣を身につけたい場合は、寝心地のいい服をパジャマの代わりに使いましょう。

赤ちゃんの快眠を守るための注意点

赤ちゃん用パジャマを着せる場合、いくつか注意点があります。パジャマを用意・管理するときは、以下のポイントに注意しましょう。

パジャマの下には肌着を着せる

赤ちゃんの肌は非常にデリケートなうえに、体温調節機能が未熟です。パジャマをそのまま着せてしまうと、寝冷えや汗の書きすぎによる脱水症状など、さまざまな体調不良を起こす恐れがあります。パジャマを着せる場合は、その下に肌着を着せてあげましょう。

季節に合った肌着とパジャマを組み合わせて着せることで、眠っている間の体調不良を予防する効果が期待できます。気温の低い時期は、腹巻などの防寒具も活用しましょう。

洗濯はこまめに

赤ちゃんは日中よく汗をかきますが、これは寝ている間も変わりません。一晩着せていた肌着やパジャマは大量の汗を吸っています。赤ちゃんのパジャマはこまめに洗いましょう。また、すぐに交換できるよう、一枚だけでなく複数枚用意してください。

汗のついたパジャマをそのまま着せっぱなしにしていると、あせもなどの肌トラブルを起こす恐れがあります。面倒かもしれませんが、パジャマはこまめに洗濯して常に清潔な状態のパジャマを着せてあげましょう。

まとめ

赤ちゃん用パジャマには、赤ちゃんの生活リズムや睡眠を整える効果が期待できます。赤ちゃんの睡眠リズムが整い、着替えの負担が減ってきたら、パジャマを着せてあげましょう。

なお、赤ちゃんの寝つきが悪い場合、パジャマ以外に原因がある可能性が考えられます。よくある原因としては、鼻詰まりなどの体調不良があります。より万全に備えたいなら、鼻吸い器をはじめとした大量管理用グッズも用意することをおすすめします。

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