おいしい～Photo Diary

フィレンツェに本店があるエノテーカ ピンキオーリ 東京店。。。。
１９９２年、銀座コアビル7Fの全フロアー３５０坪を使ってオープンした、銀座を代表する高級イタリアンです。
以前から、一度は行ってみたいと思っていたのですが・・・・・・平成２２年１２月３０日（木）をもって東京店は閉店すると聞いて、ようやくランチしてきました。

エレベーターを降りて、レストラン内に入ると、重厚で豪華なエントランスがあります。

奥行が１４ｍの回廊両面のワインカーブには、約１，２００本のワインが置いてあるそうです。。。。
右側は、イタリアのワイン・・・・・・・左側には、フランスを中心とした世界のワインに分けてありました。
イタリアワインを少し見せていただいたら、サシカイヤーやバローロと、高級ワインが山盛りでした。

広々としたダイニングフロアーは、テーブルの間隔もゆったりとしており、今どき・・・・・・・・・こんなに贅沢な空間のレストランも珍しい感じ。
ちょっと残念なのは、古いビルの店舗のためか、天井が低いのと、豪華さと一緒に時代遅れの雰囲気もあったりして。

前菜は、たたき風鯛のタルタルとフェンネルと柑橘類の香り、トマトコンポートとアボガド添え。
モダンなお皿に、あっさりとした上品なお味の料理です。

パスタ料理は、パンチェッタのタリオリーニ卵のクリームとブラックペッパー添え
さすがにパスタはモチモチとして美味しかったですが、要はリッチなカルボナーラでしょうか。

メインは、すずきのロースト茄子のコンポートとイン・カロッツァ添え

デザートはチョコレートのトルティーノとプッディングパッションフルーツのジェラード
パッションフルーツのジェラードが・・・・・・・重めのチョコレートケーキに、爽やかさを演出していました。

お茶とともに、自家製ビスコッティが出てきました。
お代りが可能のようで、この後・・・・・・レモンティーまでいただきました。

最後に、お口直しにとハーブティーをサービスしていただきました。

料理は総じて美味しかったのですが、あまり印象に残る料理もなく、新鮮味に欠ける感じがします。
サービスは、４０代、５０代のベテランスタッフが多く、隙のない心地良い完璧なサービスでした。

スタッフの人数も多く、店内の豪華さを考えると・・・・・・・ついつい、余計なことを考えてしまいます。
帰り際、贅沢な個室なども見せていただき、バブリーな時代の遺産を見たような感じでした。
とても残念ですが、新しいレストランが次から次へとできる競争の激しい銀座で、時代の流れとともに、こちらのレストランとしての役割も終わったのかなぁ～と感慨深いものがありました。。。。。


↓　美味しい～情報が満載です

にほんブログ村








ワインカーブのある回廊の真正面・・・・・・・・・とっても豪華な花が飾られていました。

広々とした、ダイニングフロワー。

見学させていただいた個室・・・・・・・・ちょっと、華麗なる一族を思い出すようなレトロな雰囲気。

トイレも、豪華な花が飾られていて、素晴らしい空間でした！