青春時代にタイムスリップ…? 【メルシー】
2019.12.25
年末恒例、早稲田の穴八幡宮に「一陽来復御守」を授かりに行く。
一陽来復御守は毎年冬至から節分の間に拝受できるお守りで、金銀融通のご利益があるとされる。冬至・大みそか・節分のいずれかの日の夜中の12時に、その年の恵方に向けて高い場所にお守りを奉る。
うちでは例年、年内にお守りを拝受して大みそかに奉る。
例年といっても、この行事を知ったのは5年ほど前のこと。穴八幡から200mほどの近所に住んでいたことがあるにもかかわらず。
モグリ住民のそしりを免れない。

毎年、誘導の仕方が違っていて、それは行った日の混み具合によるものと思われるが、今年は坂の上の裏参道から入って、いきなり行列最後尾。
初めて来た5年ほど前は冬至祭の当日で、馬場下交差点にDJポリスが出動するほどの混雑ぶりだったが、それに次ぐ列の長さである。
一陽来復御守を授かるのに40分かかった。

そのあとにお昼ごはんを食べるお店を選ぶのが、実はいちばんの楽しみだったりする。
昨年は「八幡鮨」、一昨年が「キッチンオトボケ」、その前の年はまだブログをやっていなかったので記事はないが「伊勢屋」と、それこそ僕がこのかいわいに住んでいたころからやっているお店をめぐる青春探訪シリーズである。

今年は、穴八幡参り第1回で訪れた「メルシー」を再訪。
早大生のソウルフードといわれる有名ラーメン店である。

ところが、これが自分にとって青春探訪かというと、そうではなく、学生時代にこのお店に入ったことはない。それどころか名前すら知らず、「メルシー」の存在を知ったのは大学卒業から10年ほどたってから。入ったのは上記5年ほど前が初めてで、今回2回目。
モグリ学生のそしりを免れない。

昔は情報が満遍なく行き渡ることはなく、おいしいラーメンといっても、おそらくゼミやサークル単位で語り継がれているようなレベルだったと思う。
南門通り方面に活動の場がなかった自分にとって、牧舎もカナリヤもメルシーも、縁遠い存在だったのだ。

このお店はカウンター席がなく、相席必至である。大学は冬休みだろうから学生風は見られず、年配客がほとんど。僕らと同様に穴八幡参りとセットで昔懐かしのお店を訪れるという人も多いんじゃないだろうか。
注文はラーメン450円×2。安っ…!

この荷姿で提供
スタッフも高齢化だったりするのでオペレーションが不安定で、提供順がでたらめである。あとから入店した隣のテーブルのチャーハンはあっという間に出てきたが、僕らのラーメンは提供までに20分近くかかった (;^_^ A

こちらのラーメンは煮干し味で知られるが、ガラ系の風味も感じられ、なかなか濃厚なだし。かえしのしょうゆも濃い目。表面を覆う油層がスープの香りを引き立たせるようだ。
麺はツルッとしたストレート中太麺。硬すぎず軟らかすぎずのちょうどよいゆで加減。

具はチャーシュー、メンマ、モヤシ、コーン、ネギ。

昔なじみの店ではないが、どこか懐かしいラーメン。
店のつくりの古さによるのか、土地の記憶が呼び覚まされるからか、40年前にタイムスリップしたような感覚にさせられるのが不思議だ。

[DATA]
メルシー
東京都新宿区馬場下町63
[Today's recommendation]



https://youtu.be/JAqDAQbWXxE
年末恒例、早稲田の穴八幡宮に「一陽来復御守」を授かりに行く。
一陽来復御守は毎年冬至から節分の間に拝受できるお守りで、金銀融通のご利益があるとされる。冬至・大みそか・節分のいずれかの日の夜中の12時に、その年の恵方に向けて高い場所にお守りを奉る。
うちでは例年、年内にお守りを拝受して大みそかに奉る。
例年といっても、この行事を知ったのは5年ほど前のこと。穴八幡から200mほどの近所に住んでいたことがあるにもかかわらず。
モグリ住民のそしりを免れない。

毎年、誘導の仕方が違っていて、それは行った日の混み具合によるものと思われるが、今年は坂の上の裏参道から入って、いきなり行列最後尾。
初めて来た5年ほど前は冬至祭の当日で、馬場下交差点にDJポリスが出動するほどの混雑ぶりだったが、それに次ぐ列の長さである。
一陽来復御守を授かるのに40分かかった。

そのあとにお昼ごはんを食べるお店を選ぶのが、実はいちばんの楽しみだったりする。
昨年は「八幡鮨」、一昨年が「キッチンオトボケ」、その前の年はまだブログをやっていなかったので記事はないが「伊勢屋」と、それこそ僕がこのかいわいに住んでいたころからやっているお店をめぐる青春探訪シリーズである。

今年は、穴八幡参り第1回で訪れた「メルシー」を再訪。
早大生のソウルフードといわれる有名ラーメン店である。

ところが、これが自分にとって青春探訪かというと、そうではなく、学生時代にこのお店に入ったことはない。それどころか名前すら知らず、「メルシー」の存在を知ったのは大学卒業から10年ほどたってから。入ったのは上記5年ほど前が初めてで、今回2回目。
モグリ学生のそしりを免れない。

昔は情報が満遍なく行き渡ることはなく、おいしいラーメンといっても、おそらくゼミやサークル単位で語り継がれているようなレベルだったと思う。
南門通り方面に活動の場がなかった自分にとって、牧舎もカナリヤもメルシーも、縁遠い存在だったのだ。

このお店はカウンター席がなく、相席必至である。大学は冬休みだろうから学生風は見られず、年配客がほとんど。僕らと同様に穴八幡参りとセットで昔懐かしのお店を訪れるという人も多いんじゃないだろうか。
注文はラーメン450円×2。安っ…!

この荷姿で提供
スタッフも高齢化だったりするのでオペレーションが不安定で、提供順がでたらめである。あとから入店した隣のテーブルのチャーハンはあっという間に出てきたが、僕らのラーメンは提供までに20分近くかかった (;^_^ A

こちらのラーメンは煮干し味で知られるが、ガラ系の風味も感じられ、なかなか濃厚なだし。かえしのしょうゆも濃い目。表面を覆う油層がスープの香りを引き立たせるようだ。
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麺はツルッとしたストレート中太麺。硬すぎず軟らかすぎずのちょうどよいゆで加減。

具はチャーシュー、メンマ、モヤシ、コーン、ネギ。

昔なじみの店ではないが、どこか懐かしいラーメン。
店のつくりの古さによるのか、土地の記憶が呼び覚まされるからか、40年前にタイムスリップしたような感覚にさせられるのが不思議だ。

[DATA]
メルシー
東京都新宿区馬場下町63
[Today's recommendation]



https://youtu.be/JAqDAQbWXxE
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コメントの投稿
Re: No title
TORUさま
安いですよね。
この値段、何年も変わってないんじゃないでしょうか。
安いですよね。
この値段、何年も変わってないんじゃないでしょうか。
No title
このお店も行ってみたいですねー。安いのが素敵です!
管理人のみ閲覧できます
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