名水が醸す東京最古の酒蔵 【澤乃井園 清流ガーデン】
2018.04.30
ネッツトヨタからGW前の無料点検(空気圧とか簡易なもの)の案内が来ていて、30日午前に予約してあった。
点検と洗車で1時間と言われ、ショールームでぼんやり待っていると担当のSさんがやって来て、「いまサポカーの体験イベントやってるんですけど、どうですか?」と。自動ブレーキの体験試乗というやつだ。1時間ヒマなので、やらせてもらうことにした。
「写真撮らせてもらっていいですか?」と軽い気持ちで尋ねれば、こちらが望む以上にあれこれ親切に対応してくれるあたり、さすが世界のTOYOTA。実際に運転する若手クンは“絵づくり”の提案までしてくれる。
「証拠といいますか、奥さんが同乗して僕がブレーキを踏んでいないところをしっかり見ていただきつつ、それでちゃんと車が止まる様子を横からご主人に撮っていただく、というのはどうですか?」
そのようにさせてもらったが、こっちはそんな大げさに考えていないから、よくわからないままに動画でなく連写してるし(笑)。
そのあと僕も乗せてもらったが、「ぶつかる!」と思っても止まる。シートベルトしていないと吹っ飛びそうになるくらい、止まる。
前進、縁石乗り上げ、バック… とひと通りやり終え、
「何百回とやってますけど、失敗したこと1回もないっす」と若手クン、どや顔。
延ばし延ばしにしている買い替えも考えないとな… と。テキの思うツボにはまった気がしないでもないけど…。
ここ数年はめっきり車に乗らなくなったので、せっかく車を出したのだからこのままお昼ごはんにやや遠出をすることにした。
ちなみに、どれほど車に乗らないかということの具体的データが3日後に明らかとなる。
目的地は多摩川上流、青梅市沢井の小澤酒造。「澤乃井」で知られる東京最古の酒蔵である。
ここを選んだきっかけは前日の昼ごはん、喫茶店「ABAN」の奥さんとの会話にある。
僕らが自転車で立川まで来たと話すと、
「自転車、いいですねー」と奥さん。「うちの主人も昔チームをつくって奥多摩とか青梅のほうを攻めてたんです。まあ、澤乃井が好きってだけなんですけどね。ってか、飲んじゃダメだろ(笑)」
小澤酒造の見学者用施設「澤乃井園」には何度も行っている。
隣駅の軍畑で電車を降り多摩川河川敷を上流に歩いていったら突如観光施設が出現して驚いた、というのがいちばんはじめ。中野に住んでいたころだから30年以上前の話。
澤乃井園にはたしか豆腐料理屋のような飲食施設が併設されていたはずだが、なぜかこれまで一度も入ったことがない。久々の“観光”の昼食にはちょうどよさそうだ。
青梅・御岳・奥多摩方面に行くときはたいてい吉野街道を通る。
青梅街道よりのんびりしているし、自転車が少なそうだから。
なので、やはり小澤酒造が運営する対岸の「櫛かんざし美術館」の駐車場に止めてつり橋を渡って澤乃井園へ。
前回来たのはもう10年ほども前のこと。
秋の台風通過直後、小雨が残るなか、大増水している多摩川に面したオープンな茶屋でそばを食べた。
まずは名水の仕込み水で身・口を清め、その前回入った学食・駅そばクオリティの茶屋「清流ガーデン」を尻目に、豆腐・ゆば懐石「ままごと屋」へ。
入り口のお品書きを見ると、こちらは4000~7500円のコース主体、予約不要の「季節の御膳」でも2800円~。
これまでここに入ったことがなかった理由を思い出した。なんのことはない、お高いのである。
学食・駅そばクオリティへ逆戻り(笑)。
券売機でゆば入りうどん650円、ざるそば600円(ともにままごと屋のゆば入り)、味噌こんにゃく300円を購入。
通路を挟んだ配膳口へ食券を提出して品を受け取り、川を望むあずまやおよびオープンガーデンで食事をするというシステム。
実はこの手のそば・うどん、けっこう好き。
山系の観光地に多く、非日常的記憶中枢が刺激される。
街で食べる路麺・駅そばと基本、変わらないはずだが、食事の満足度がTPOにいかに左右されるかという好例だと思う。
ここは眼下に多摩川の渓谷を見下ろす絶好のロケーションであるから、何を食べてもおいしいのだ。
ただ、酒蔵だけに、周りはほとんど飲んでいる。
駅が近いから、実は電車で来るのが正解なんだろうな…。
お土産に、夏季限定純米生酒「さわ音」1080円と、ままごと屋のもめん豆腐230円を購入。
「さわ音」は生酒にしては軽い13~14度。澤乃井特有のクリア感が際立つ。
飲んだのは、もちろん帰宅してから。
[DATA]
澤乃井園 清流ガーデン
東京都青梅市沢井2-770
http://www.sawanoi-sake.com/
[Today's recommendation]
https://www.youtube.com/watch?v=0sYTOyB1KQ0
ネッツトヨタからGW前の無料点検(空気圧とか簡易なもの)の案内が来ていて、30日午前に予約してあった。
点検と洗車で1時間と言われ、ショールームでぼんやり待っていると担当のSさんがやって来て、「いまサポカーの体験イベントやってるんですけど、どうですか?」と。自動ブレーキの体験試乗というやつだ。1時間ヒマなので、やらせてもらうことにした。
「写真撮らせてもらっていいですか?」と軽い気持ちで尋ねれば、こちらが望む以上にあれこれ親切に対応してくれるあたり、さすが世界のTOYOTA。実際に運転する若手クンは“絵づくり”の提案までしてくれる。
「証拠といいますか、奥さんが同乗して僕がブレーキを踏んでいないところをしっかり見ていただきつつ、それでちゃんと車が止まる様子を横からご主人に撮っていただく、というのはどうですか?」
そのようにさせてもらったが、こっちはそんな大げさに考えていないから、よくわからないままに動画でなく連写してるし(笑)。
そのあと僕も乗せてもらったが、「ぶつかる!」と思っても止まる。シートベルトしていないと吹っ飛びそうになるくらい、止まる。
前進、縁石乗り上げ、バック… とひと通りやり終え、
「何百回とやってますけど、失敗したこと1回もないっす」と若手クン、どや顔。
延ばし延ばしにしている買い替えも考えないとな… と。テキの思うツボにはまった気がしないでもないけど…。
ここ数年はめっきり車に乗らなくなったので、せっかく車を出したのだからこのままお昼ごはんにやや遠出をすることにした。
ちなみに、どれほど車に乗らないかということの具体的データが3日後に明らかとなる。
目的地は多摩川上流、青梅市沢井の小澤酒造。「澤乃井」で知られる東京最古の酒蔵である。
ここを選んだきっかけは前日の昼ごはん、喫茶店「ABAN」の奥さんとの会話にある。
僕らが自転車で立川まで来たと話すと、
「自転車、いいですねー」と奥さん。「うちの主人も昔チームをつくって奥多摩とか青梅のほうを攻めてたんです。まあ、澤乃井が好きってだけなんですけどね。ってか、飲んじゃダメだろ(笑)」
小澤酒造の見学者用施設「澤乃井園」には何度も行っている。
隣駅の軍畑で電車を降り多摩川河川敷を上流に歩いていったら突如観光施設が出現して驚いた、というのがいちばんはじめ。中野に住んでいたころだから30年以上前の話。
澤乃井園にはたしか豆腐料理屋のような飲食施設が併設されていたはずだが、なぜかこれまで一度も入ったことがない。久々の“観光”の昼食にはちょうどよさそうだ。
青梅・御岳・奥多摩方面に行くときはたいてい吉野街道を通る。
青梅街道よりのんびりしているし、自転車が少なそうだから。
なので、やはり小澤酒造が運営する対岸の「櫛かんざし美術館」の駐車場に止めてつり橋を渡って澤乃井園へ。
前回来たのはもう10年ほども前のこと。
秋の台風通過直後、小雨が残るなか、大増水している多摩川に面したオープンな茶屋でそばを食べた。
まずは名水の仕込み水で身・口を清め、その前回入った学食・駅そばクオリティの茶屋「清流ガーデン」を尻目に、豆腐・ゆば懐石「ままごと屋」へ。
入り口のお品書きを見ると、こちらは4000~7500円のコース主体、予約不要の「季節の御膳」でも2800円~。
これまでここに入ったことがなかった理由を思い出した。なんのことはない、お高いのである。
学食・駅そばクオリティへ逆戻り(笑)。
券売機でゆば入りうどん650円、ざるそば600円(ともにままごと屋のゆば入り)、味噌こんにゃく300円を購入。
通路を挟んだ配膳口へ食券を提出して品を受け取り、川を望むあずまやおよびオープンガーデンで食事をするというシステム。
実はこの手のそば・うどん、けっこう好き。
山系の観光地に多く、非日常的記憶中枢が刺激される。
街で食べる路麺・駅そばと基本、変わらないはずだが、食事の満足度がTPOにいかに左右されるかという好例だと思う。
ここは眼下に多摩川の渓谷を見下ろす絶好のロケーションであるから、何を食べてもおいしいのだ。
ただ、酒蔵だけに、周りはほとんど飲んでいる。
駅が近いから、実は電車で来るのが正解なんだろうな…。
お土産に、夏季限定純米生酒「さわ音」1080円と、ままごと屋のもめん豆腐230円を購入。
「さわ音」は生酒にしては軽い13~14度。澤乃井特有のクリア感が際立つ。
飲んだのは、もちろん帰宅してから。
[DATA]
澤乃井園 清流ガーデン
東京都青梅市沢井2-770
http://www.sawanoi-sake.com/
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Re: No title
つかりこさま
ここはいろいろ楽しめていいですよ。
園内だけでなく、多摩川の河原に下りられますし。
車の場合、古い記憶ですけど青梅街道側の駐車場は道路直で出し入れしにくいし混む印象があるので、対岸の「櫛かんざし美術館」の駐車場がお勧めです。
つり橋渡るので、高所恐怖症でなければですけど(僕は冷や汗もの…)。
でも本当は渓流を眺めながら澤乃井を飲みたいので、電車が正しいと思います。
沢井の駅からすぐですし。
> 福生の多満自慢の石川酒造へは行ったことがあるんですけどね。
> あそこで醸している地ビール「多摩の恵」もうまいですよね。
↑あっち方面のキャンプ場に行く途中、石川酒造で仕込み水をタンクに詰めさせてもらったことがありました。
「多摩の恵」、おいしいですよね。
やばい、朝っぱらから飲みたくなってきちゃいました(笑)。
ここはいろいろ楽しめていいですよ。
園内だけでなく、多摩川の河原に下りられますし。
車の場合、古い記憶ですけど青梅街道側の駐車場は道路直で出し入れしにくいし混む印象があるので、対岸の「櫛かんざし美術館」の駐車場がお勧めです。
つり橋渡るので、高所恐怖症でなければですけど(僕は冷や汗もの…)。
でも本当は渓流を眺めながら澤乃井を飲みたいので、電車が正しいと思います。
沢井の駅からすぐですし。
> 福生の多満自慢の石川酒造へは行ったことがあるんですけどね。
> あそこで醸している地ビール「多摩の恵」もうまいですよね。
↑あっち方面のキャンプ場に行く途中、石川酒造で仕込み水をタンクに詰めさせてもらったことがありました。
「多摩の恵」、おいしいですよね。
やばい、朝っぱらから飲みたくなってきちゃいました(笑)。
No title
ここ、いいですねー。
もう40年近くもこっちのほうに住んでいるのに、
行ったことがないですわー。
すごく行ってみたいです。
福生の多満自慢の石川酒造へは行ったことがあるんですけどね。
あそこで醸している地ビール「多摩の恵」もうまいですよね。
もう40年近くもこっちのほうに住んでいるのに、
行ったことがないですわー。
すごく行ってみたいです。
福生の多満自慢の石川酒造へは行ったことがあるんですけどね。
あそこで醸している地ビール「多摩の恵」もうまいですよね。