関東屈指のパワースポット 【三峯神社】
2024.11.22
コロナ禍を機に生活スタイルが大きく変わったという人は少なくないと思うが、自分としてはそれまでほとんどしていなかった“旅行”をするようになった。
不要不急のとか、県をまたぐとか、移動の自粛要請がさんざん叫ばれるなか、普通は逆だと思うが旅行が増えたというのは、とりもなおさず行き場を失ったからであり、街に行く気にならず田舎に足が向くようになったと。
旅行といっても近場日帰り、いわゆるマイクロツーリズムである。
――マイクロツーリズム:新型コロナの流行をきっかけに感染防止の観点で広がった、自宅から1~2時間程度の移動圏内の「地元」で観光する近距離旅行の形態のこと。公共交通機関の利用を避けた自家用車による移動を中心とし、地域の魅力の再発見と地域経済への貢献を念頭に置いた旅行形態。(「観光用語集」JTB総合研究所HPより)
そんなわけで、ほぼほぼ埼玉県な東京都民としては、自然、埼玉県に詳しくなる。
秩父地方にはコロナ以降たぶん6回行っており(右サイドの「Category-1」から「Sightseeing > 埼玉 > 秩父」参照)、少しは秩父に詳しくなった気になって調子に乗ってる。
しかし考えてみたら秩父地方の守護神である“秩父三社”のコンプリートすら達成しておらず、秩父の達人には程遠いのであった。
秩父三社とは三峯神社、秩父神社、宝登山神社を指す。
宝登山神社にはマイクロツーリズム初期の2021年11月、秩父神社にはほぼ秩父に行くたびに参っているが、三峯神社に行っていない。正確には、過去に1度行ったことがあるが、ブログを始めてから行っていない。
実は2~3年前に行こうと思って調べたことがあったが、アクセス手段としてあるべきものがなくなっていた。
三峯といえばロープウェイと刷り込まれているが、Googleマップをいくらグリグリしてもロープウェイが出てこない。
なんと、三峰ロープウェイはとっくに廃止されていたのである(老朽化により2006年5月より運休、そのまま07年12月廃止)。
石灯籠の右のピークが東京都最高峰・雲取山
ということは参拝手段はクルマということになり、高所恐怖症で山道が苦手な自分としては二の足を踏まざるを得なかった。
しかしながら好むと好まざるとにかかわらず、この間、山道の場数を踏み、三峰観光道路くらい楽勝なんじゃないの? ということで、満を持して(というか長い前振りを経て)、三峯神社へ。
駐車場から階段を上ると、茶屋の前に白い鳥居が現れる。
1つの明神鳥居の両脇に小規模な2つの鳥居を組み合わせた、全国的にも珍しい様式という三ツ鳥居である。
三ツ鳥居
狛犬の代わりに狼像が鎮座。
三峯神社は狼を守護神としており、狼は神社各所に出現する。
三ツ鳥居をくぐり、参道を上る。
やがて左手下方に立派な門が見えてくる。
随神門である。
江戸中期、神仏混淆の時代に仁王門として建立され、明治の神仏分離令により仁王像が撤去されたという。
随神門
随身門を通る下り道が正式な参拝ルートらしい。
随神門から正参道を進むと、青銅鳥居越しに拝殿が見えてくる。
青銅鳥居
――社伝によれば、景行天皇の時、日本武尊が東征中、碓氷峠に向かう途中に現在の三峯神社のある山に登って伊弉諾尊・伊弉册尊の国造りを偲んで創建したという。景行天皇の東国巡行の際、天皇は社地を囲む白岩山・妙法ヶ岳・雲取山の三山を賞でて「三峯宮」の社号を授けたと伝える。(「三峯神社」Wikipedeaより、最終更新 2024年9月24日(火)03:03)
ご神木 重忠杉(樹齢800年)
手水舍
拝殿前の敷石に現れた「龍(辰)」
拝殿にお参りしたあと、宿泊施設の「興雲閣」に立ち寄り(次回予定)、そのあとパンフレットを見ながら拝殿後ろを逍遥。
摂末社
日本武尊銅像
遥拝殿階段
遥拝殿は、三峯神社奥宮を遥拝する場所である。
“外界が一望できる”人気スポットで、雲海も見られるとのこと。
この場所は峠になっており、表参道を上ってきて奥宮を遥拝し、随神門へ下る… というのが古来の正参道であるらしい。
表参道を上ってきて…
随神門へ下る
高く険しい奥宮を仰ぎ見る、この神域でもことさらパワーを感じる場所である。
(つづく)
右寄りの出っ張りが三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)
[DATA]
三峯神社
埼玉県秩父市三峰298-1
https://www.mitsuminejinja.or.jp/
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https://youtu.be/i1T5LZM4W5k?si=RGOseAp4ZZJ920a4
コロナ禍を機に生活スタイルが大きく変わったという人は少なくないと思うが、自分としてはそれまでほとんどしていなかった“旅行”をするようになった。
不要不急のとか、県をまたぐとか、移動の自粛要請がさんざん叫ばれるなか、普通は逆だと思うが旅行が増えたというのは、とりもなおさず行き場を失ったからであり、街に行く気にならず田舎に足が向くようになったと。
旅行といっても近場日帰り、いわゆるマイクロツーリズムである。
――マイクロツーリズム:新型コロナの流行をきっかけに感染防止の観点で広がった、自宅から1~2時間程度の移動圏内の「地元」で観光する近距離旅行の形態のこと。公共交通機関の利用を避けた自家用車による移動を中心とし、地域の魅力の再発見と地域経済への貢献を念頭に置いた旅行形態。(「観光用語集」JTB総合研究所HPより)
そんなわけで、ほぼほぼ埼玉県な東京都民としては、自然、埼玉県に詳しくなる。
秩父地方にはコロナ以降たぶん6回行っており(右サイドの「Category-1」から「Sightseeing > 埼玉 > 秩父」参照)、少しは秩父に詳しくなった気になって調子に乗ってる。
しかし考えてみたら秩父地方の守護神である“秩父三社”のコンプリートすら達成しておらず、秩父の達人には程遠いのであった。
秩父三社とは三峯神社、秩父神社、宝登山神社を指す。
宝登山神社にはマイクロツーリズム初期の2021年11月、秩父神社にはほぼ秩父に行くたびに参っているが、三峯神社に行っていない。正確には、過去に1度行ったことがあるが、ブログを始めてから行っていない。
実は2~3年前に行こうと思って調べたことがあったが、アクセス手段としてあるべきものがなくなっていた。
三峯といえばロープウェイと刷り込まれているが、Googleマップをいくらグリグリしてもロープウェイが出てこない。
なんと、三峰ロープウェイはとっくに廃止されていたのである(老朽化により2006年5月より運休、そのまま07年12月廃止)。
石灯籠の右のピークが東京都最高峰・雲取山
ということは参拝手段はクルマということになり、高所恐怖症で山道が苦手な自分としては二の足を踏まざるを得なかった。
しかしながら好むと好まざるとにかかわらず、この間、山道の場数を踏み、三峰観光道路くらい楽勝なんじゃないの? ということで、満を持して(というか長い前振りを経て)、三峯神社へ。
駐車場から階段を上ると、茶屋の前に白い鳥居が現れる。
1つの明神鳥居の両脇に小規模な2つの鳥居を組み合わせた、全国的にも珍しい様式という三ツ鳥居である。
三ツ鳥居
狛犬の代わりに狼像が鎮座。
三峯神社は狼を守護神としており、狼は神社各所に出現する。
三ツ鳥居をくぐり、参道を上る。
やがて左手下方に立派な門が見えてくる。
随神門である。
江戸中期、神仏混淆の時代に仁王門として建立され、明治の神仏分離令により仁王像が撤去されたという。
随神門
随身門を通る下り道が正式な参拝ルートらしい。
随神門から正参道を進むと、青銅鳥居越しに拝殿が見えてくる。
青銅鳥居
――社伝によれば、景行天皇の時、日本武尊が東征中、碓氷峠に向かう途中に現在の三峯神社のある山に登って伊弉諾尊・伊弉册尊の国造りを偲んで創建したという。景行天皇の東国巡行の際、天皇は社地を囲む白岩山・妙法ヶ岳・雲取山の三山を賞でて「三峯宮」の社号を授けたと伝える。(「三峯神社」Wikipedeaより、最終更新 2024年9月24日(火)03:03)
ご神木 重忠杉(樹齢800年)
手水舍
拝殿にお参りしたあと、宿泊施設の「興雲閣」に立ち寄り(次回予定)、そのあとパンフレットを見ながら拝殿後ろを逍遥。
摂末社
日本武尊銅像
遥拝殿階段
遥拝殿は、三峯神社奥宮を遥拝する場所である。
“外界が一望できる”人気スポットで、雲海も見られるとのこと。
この場所は峠になっており、表参道を上ってきて奥宮を遥拝し、随神門へ下る… というのが古来の正参道であるらしい。
表参道を上ってきて…
随神門へ下る
高く険しい奥宮を仰ぎ見る、この神域でもことさらパワーを感じる場所である。
(つづく)
右寄りの出っ張りが三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)
[DATA]
三峯神社
埼玉県秩父市三峰298-1
https://www.mitsuminejinja.or.jp/
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